2024天皇杯3回戦 湘南vs東京V戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
本当に平日の夜の難しい試合を支えてもらって、勝つ、勝ちたいという思いを持って全員で挑みました。
とにかくチーム全員で、リーグ戦にもこの間勝てて、この先にも繋げていきたい。チーム全員で戦う、というところを示したいゲームでした。
前半から本当に相手をよく見てやってくれたところもあります。ただ、やっぱりピンチを招く課題はあると思うので、ゼロにはできないですけれども、そこは引き続き課題として意識を高く持っていきたいと思います。
ただ、みんなが持っているものを十分に出してくれたと思います。1点をもぎ取ってくれて、最後の全員の力、サポーターの力に背中を押されて勝てたゲームだと思います。
トーナメントなので次に進めたことがすごく大きいですし、このメンバーで勝てたことがすごく大きいです。また週末すぐに試合があるので、そこに繋げないといけない試合で結果として残せたのはすごく良かったと思います。
山口監督 質疑応答
- 最終ライン、中盤、前線の選手の距離感がオープンになっているように感じたが?
悪くなかったと思います。相手が3枚で当たってくるので、3バックに対しては、そこはあえて来させる形をとりました。ウイングバックのところでの剥がし方、その中での相手の3バック、センターバックの脇のところは1つポイントとしてありました。
学びというか、そういうスペースを作って、というところを今トライしている。ウイングバックが高い位置で背負って、駆け引きするところはそんなに気にならなかったです。
サイドボランチのところで、ちょっとボールの引き出しが遅れることはあったと思いますけれども、そんなに問題は感じませんでした。
- リーグ戦で逆転負けをした相手に対して、今日は勝ち切った。この数ヶ月の成長や進化についてはがあったのか?
ヴェルディさんのシステムが変わって、前から圧を掛けるやり方になって成績も残されているチームなので、そこに屈するゲームではダメだということはありました。もちろん押し込まれる時間帯もありましたけれど、成果としてはあるのかなと思います。
最初やった時は4-4-2、4-2-3-1の相手なので、そんなにハードワークしてくるという感じでもなく、自分たちが握るゲームでもあったと思います。自分たちが相手を見るというところに対しては、両方に対して1つ、どういうメンバーであれ、もちろん全て上手くいくとは思っていないです。その選手のマインドであったり、徹底するところは1つ今日は見れたのかなと思います。
普段試合に絡んでいない選手が何人かいて、体力的にはきつかったと思います。けれど、出すべきものを出してくれたんじゃないかなという風には思っています。
もちろん、よりよくしたいとは思いますけれども、 1つそれが結果に繋がった要因であることは間違いないので、チームの成長としてはまたこれを糧にしていかないといけないゲームができたと思います。
- 相手のハイプレスに対して落ち着いて剥がしていた印象があったが?
そうですね。それはヴェルディさんの来方で、そこで圧を掛けて奪う、というのが何回もあった。もちろん、おっしゃられるようにウイングバックとの距離を敢えて取ったところもあるので。そこのスペースの共有は、今日は特によくやってくれたと思いますし、和成(大野選手)のところから差し込むところで良いチャンスもできたと思います。
数は多くしたいですけれども、そういう共有があって、相手を射抜くところもできたと思います。課題はたくさんありますけれども、1つずつ実戦で出せたのは大きいんじゃないかと思います。
- クリーンシートでの勝利はもたらすものが大きいか?
クリーンシートも大事ですけれど、やっぱり勝ち切ることがトーナメントでは大事だと思います。久しぶりに試合に出る選手もいましたし、相手がヴェルディさんということで、力のあるチームですし、とにかく勝てたことが第一に良かったです。
1点をもぎ取ることもそうですし、その1点を守り切ること、試合をコントロールしようとするところ。できたか、できていないかは皆さんの見方もあるとは思うんですけれども。1つ、全員でそれを乗り越えて、結果無失点で抑えられたのは、このゲームで1番最大限の表現をできたんじゃないかなと思います。
逆に言うと、次の試合に向けてそれを引き続きやっていかないといけないと思うので、またチームとして週末に向かっていきたいと思います。
- 石井選手が途中出場してからチームの勢いが増したように感じたが?
そうですね。ボールを落ち着いて持てるところもありますし、時間を使いながら、相手と駆け引きしながら、というのはゲームを重ねるにつれて学んでいくところだと思います。
ただ、周りとの関係もありますし、今日は全員がしっかりそういうタスクや、マインドを持って試合に臨んでくれたと思います。とにかく、ここで圧倒的な違いを見せるというよりかは、そこは大事にしつつ、組織でもその個が引き立つようなことができればいいと思います。
今日の章斗(鈴木選手)、翔生(福田選手)、根本、前、後ろの選手もそうですが、泥臭くやるところも含めて自分の最大限を出してもらいたいと思います。晟怜(松村選手)とか新(吉田選手)に関しても、久しぶりのゲームで、すごく良かったんじゃないかと思うので、満足せずやってもらいたいと思います。
選手コメント
FW29鈴木 章斗
(ゴールを振り返って)
コースがよかったかなと思います。狙ってアウトにかけるというのも若干ありましたけど、上から落とすような、ピッチも濡れてましたし、そういう軌道で蹴ろうかなということは思ってました。
リーグ戦でなかなかスタメンで出る機会というのは少なくなっていますし、現状では今の2トップの翔生くん(福田選手)であったりルキ(ルキアン選手)は本当に守備でも貢献して、攻撃でも結果を残しているので、負けたくないという思いもありました。
これまでの試合を振り返ると、自分の中でもちょっと違うなというところがあって、思いきりやっていたつもりではいるんですけど、結果を見れば物足りないなというのを感じていました。なので、今日はもう1回、イチから頑張ろうという気持ちでやっていたので、結果に繋がってよかったなと思います。
(ケガがあって少しコンディションが難しくなったか?)
ケガをしたからいいプレーができないというのは本当に言い訳だと思いますし、できていたことができないという部分は、自分の中でも何かが違うなみたいにずっと思っていました。まだそれが本当に見つかったというわけでもないんですけど、それを今から改善していかなければいけないと思っています。
また新しい自分を作るというか、そういう風に今はやっていこうかなということは思っています。
(今日1点取って、またきっかけに?)
そうですね、いい波に乗っていけたらなと思います。
自信になりますし、もっと自信を持ってプレーをすることは大切だなっていうのは今日も感じました。
(チャンスに絡むために意識していることは?)
チャンスというのはいずれくるものだと思っているんですけど、今日に関してはそれまでの守備のところを意識しました。自分が守備をしてボールを奪えれば、攻撃の時間は長くなるし、そういったところを今日は意識してやりました。
DF28吉田 新
(先発出場というところで、試合感はどうだったか?)
自分的にもラストチャンスだというくらいの気持ちだったので、思いっきりやろう、という感じで試合に入りました。
試合感としては、ルヴァンカップの秋田戦で少し出場していたので、それが残っていて、特に違和感なくやれた感じはあります。
(前半、フリーキックで惜しいシュートがあったが?)
ファーサイドに思いっきり、巻いて入れるような感じで蹴りました。弾道は良くて、イメージ通りだったんですけれど、コースが少しズレてしまいました。
(甲南大学戦では出場できず、悔しい思いがあったと思うが?)
あの時はもちろんすごく悔しかったです。でも、落ち込んでいる暇はないので、次にチャンスが来ると思って練習に取り組んでいました。今日、こうやってチャンスをもらって、強い気持ちでピッチに立ちました。
DF32松村 晟怜
(無失点に抑えることができたが?)
チームとしても、前回リーグ戦で勝っていて勢いに乗れる試合でした。自分としてはまず怪我してから初スタメンだったので、思い切ってやる、声を切らさずゼロで抑える、というのが自分の中での目標でした。それが達成できて良かったと思います。
(久しぶりの出場で、体力的にどうだったか?)
自分の中ではもっとしんどいのかなと思っていたんですけれど、練習から厳しく自分の中でもやっていますし、そういう部分では許容範囲というか、大丈夫だったかなと思います。
(リーグ戦に向けて、スタメンに入るためにどんなところを突き詰めたいか?)
90分間通して良いプレーだったり、良い守備というのがもっと出てこないといけないと思います。まだカズくん(大野選手)とか一貴さん(大岩選手)に頼っている部分があるので。そこは、若いし一番走れるので、自分がカバーしないといけない、という気持ちでやらないといけないと思います。
DF8大野 和成
(前半の戦い方はどうだったか?)
個人的には割り切ったというか、攻め込まれても守ればいいと思っていました。
みんなに声を掛けて、集中力は切らさないように、本当はもう少しコンパクトにしたり、やれることあったと思いますけれど、失点しなくて良かったと思います。
(ビルドアップが上手くいっているように見えたが?)
そうですね。それは日頃から求められているのでトライしていかなければ自分の成長もないと思っています。
苦手な部分ですけれど、トライして自分の引き出しが増えれば、もっともっとチームの力になれると思うので、それは意識しています。
(相手のハイプレスも多かったが?)
ボールのもらい方とかも言われていることなので、自分の中で、相手を見て色々やれたかなと思います。
(キャプテンだったが円陣の時に何と声を掛けたか?)
シンプルですよ。みんなの持っているものを出せれば勝てると思いましたし、それが出せないと勝てないと思っていた。だから攻守に自分たちのアクション起こそう、ということは言いました。
持っているものを出して負けるのはしょうがないですけれど、出せないで負けるのは一番後悔もしますし。みんなそれぞれに良さがあるので、それを出してもらえればいいかなと思いました。
(次に繋がる試合になったと思うが?)
自分たちがやれる、というところはやっぱり見せないといけないですし、結果を残さないと次に繋がらないと思います。
前半良くても、後半で負けたら意味がないですし、シンプルに勝たなければいけないと思いました。
危ないシーンもたくさんありましたけれど、みんなで身体を張って守れて良かったです。
(雨が強まって、準備してきたものが出せない部分もあったのでは?)
いや、うちは芝が良くて水はけがいいので、あまり雨に対しは特になかったです。湘南造園さんに感謝したいと思います。
(視界は悪くなかったか?)
一時期すごく見えなかったです。あとライトも結構眩しくて、ダブルパンチでしたけれど、 だからこそ下で繋いでいこうと思いました。
MF15奥野 耕平
ピンチもありましたけれど、最後足を出すところであったり、狙いがしっかりあるビルドアップもできました。そういったところが勝ちに繋がったかなと思います。
晟怜(松村選手)と岩ちゃん(大岩選手)がワイドにつけてから潜っていったり、そういうところが狙いでありました。それをしてくれるから、僕のところで余裕ができて、ヴェルディさんの間に差し込めたりしたので、それは良かったかなと思います。
自分自身、今日は縦に差し込めたりとか、ワンタッチとか、多少ミスもありましたけれど、前向きなプレーができたかなと思います。
(これまでと何か違ったか?)
相手のやり方もありますし、何が違うかと言われたらよく分からないですけれど。
でも、バラくん(茨田選手)とかすごくコミュニケーションを取ってくれたり、昌生くん(池田選手)も要求してくれたりするので。そういうところが今日は上手くいったのかなと思います。
(前期のリーグ戦では逆転負けをしてしまった相手だが?)
その試合は僕もスタメンで出ていて、逆転負けをピッチ上で経験しているので、意識はしていました。その試合も思い出しながら試合にも臨みましたし、そういうところで締めるところは締めて、周りの選手もしっかり鼓舞して、上手く最後までやれたかなと思います。
(前半戦からチームが成長できているか?)
前半戦から積み上げてきているものは、今日確実に見せることができたと思います。前半戦のヴェルディ戦では、前に急いでしまう時もあったので、そういうのがなく、上手く自分たちでテンポを作れたかなと思います。
(次戦に向けて)
ジュビロは今年上がってきたチームですけれど、力があると思います。前半戦の時はジャーメイン良選手がいなかったですし、スクランブルもあったので。今回は多分出場するだろうし、厳しい戦いになると思うので、そういった試合で勝てるように準備していきたいです。
2024天皇杯3回戦 湘南vs東京V戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
本当に平日の夜の難しい試合を支えてもらって、勝つ、勝ちたいという思いを持って全員で挑みました。
とにかくチーム全員で、リーグ戦にもこの間勝てて、この先にも繋げていきたい。チーム全員で戦う、というところを示したいゲームでした。
前半から本当に相手をよく見てやってくれたところもあります。ただ、やっぱりピンチを招く課題はあると思うので、ゼロにはできないですけれども、そこは引き続き課題として意識を高く持っていきたいと思います。
ただ、みんなが持っているものを十分に出してくれたと思います。1点をもぎ取ってくれて、最後の全員の力、サポーターの力に背中を押されて勝てたゲームだと思います。
トーナメントなので次に進めたことがすごく大きいですし、このメンバーで勝てたことがすごく大きいです。また週末すぐに試合があるので、そこに繋げないといけない試合で結果として残せたのはすごく良かったと思います。
山口監督 質疑応答
- 最終ライン、中盤、前線の選手の距離感がオープンになっているように感じたが?
悪くなかったと思います。相手が3枚で当たってくるので、3バックに対しては、そこはあえて来させる形をとりました。ウイングバックのところでの剥がし方、その中での相手の3バック、センターバックの脇のところは1つポイントとしてありました。
学びというか、そういうスペースを作って、というところを今トライしている。ウイングバックが高い位置で背負って、駆け引きするところはそんなに気にならなかったです。
サイドボランチのところで、ちょっとボールの引き出しが遅れることはあったと思いますけれども、そんなに問題は感じませんでした。
- リーグ戦で逆転負けをした相手に対して、今日は勝ち切った。この数ヶ月の成長や進化についてはがあったのか?
ヴェルディさんのシステムが変わって、前から圧を掛けるやり方になって成績も残されているチームなので、そこに屈するゲームではダメだということはありました。もちろん押し込まれる時間帯もありましたけれど、成果としてはあるのかなと思います。
最初やった時は4-4-2、4-2-3-1の相手なので、そんなにハードワークしてくるという感じでもなく、自分たちが握るゲームでもあったと思います。自分たちが相手を見るというところに対しては、両方に対して1つ、どういうメンバーであれ、もちろん全て上手くいくとは思っていないです。その選手のマインドであったり、徹底するところは1つ今日は見れたのかなと思います。
普段試合に絡んでいない選手が何人かいて、体力的にはきつかったと思います。けれど、出すべきものを出してくれたんじゃないかなという風には思っています。
もちろん、よりよくしたいとは思いますけれども、 1つそれが結果に繋がった要因であることは間違いないので、チームの成長としてはまたこれを糧にしていかないといけないゲームができたと思います。
- 相手のハイプレスに対して落ち着いて剥がしていた印象があったが?
そうですね。それはヴェルディさんの来方で、そこで圧を掛けて奪う、というのが何回もあった。もちろん、おっしゃられるようにウイングバックとの距離を敢えて取ったところもあるので。そこのスペースの共有は、今日は特によくやってくれたと思いますし、和成(大野選手)のところから差し込むところで良いチャンスもできたと思います。
数は多くしたいですけれども、そういう共有があって、相手を射抜くところもできたと思います。課題はたくさんありますけれども、1つずつ実戦で出せたのは大きいんじゃないかと思います。
- クリーンシートでの勝利はもたらすものが大きいか?
クリーンシートも大事ですけれど、やっぱり勝ち切ることがトーナメントでは大事だと思います。久しぶりに試合に出る選手もいましたし、相手がヴェルディさんということで、力のあるチームですし、とにかく勝てたことが第一に良かったです。
1点をもぎ取ることもそうですし、その1点を守り切ること、試合をコントロールしようとするところ。できたか、できていないかは皆さんの見方もあるとは思うんですけれども。1つ、全員でそれを乗り越えて、結果無失点で抑えられたのは、このゲームで1番最大限の表現をできたんじゃないかなと思います。
逆に言うと、次の試合に向けてそれを引き続きやっていかないといけないと思うので、またチームとして週末に向かっていきたいと思います。
- 石井選手が途中出場してからチームの勢いが増したように感じたが?
そうですね。ボールを落ち着いて持てるところもありますし、時間を使いながら、相手と駆け引きしながら、というのはゲームを重ねるにつれて学んでいくところだと思います。
ただ、周りとの関係もありますし、今日は全員がしっかりそういうタスクや、マインドを持って試合に臨んでくれたと思います。とにかく、ここで圧倒的な違いを見せるというよりかは、そこは大事にしつつ、組織でもその個が引き立つようなことができればいいと思います。
今日の章斗(鈴木選手)、翔生(福田選手)、根本、前、後ろの選手もそうですが、泥臭くやるところも含めて自分の最大限を出してもらいたいと思います。晟怜(松村選手)とか新(吉田選手)に関しても、久しぶりのゲームで、すごく良かったんじゃないかと思うので、満足せずやってもらいたいと思います。
選手コメント
FW29鈴木 章斗
(ゴールを振り返って)
コースがよかったかなと思います。狙ってアウトにかけるというのも若干ありましたけど、上から落とすような、ピッチも濡れてましたし、そういう軌道で蹴ろうかなということは思ってました。
リーグ戦でなかなかスタメンで出る機会というのは少なくなっていますし、現状では今の2トップの翔生くん(福田選手)であったりルキ(ルキアン選手)は本当に守備でも貢献して、攻撃でも結果を残しているので、負けたくないという思いもありました。
これまでの試合を振り返ると、自分の中でもちょっと違うなというところがあって、思いきりやっていたつもりではいるんですけど、結果を見れば物足りないなというのを感じていました。なので、今日はもう1回、イチから頑張ろうという気持ちでやっていたので、結果に繋がってよかったなと思います。
(ケガがあって少しコンディションが難しくなったか?)
ケガをしたからいいプレーができないというのは本当に言い訳だと思いますし、できていたことができないという部分は、自分の中でも何かが違うなみたいにずっと思っていました。まだそれが本当に見つかったというわけでもないんですけど、それを今から改善していかなければいけないと思っています。
また新しい自分を作るというか、そういう風に今はやっていこうかなということは思っています。
(今日1点取って、またきっかけに?)
そうですね、いい波に乗っていけたらなと思います。
自信になりますし、もっと自信を持ってプレーをすることは大切だなっていうのは今日も感じました。
(チャンスに絡むために意識していることは?)
チャンスというのはいずれくるものだと思っているんですけど、今日に関してはそれまでの守備のところを意識しました。自分が守備をしてボールを奪えれば、攻撃の時間は長くなるし、そういったところを今日は意識してやりました。
DF28吉田 新
(先発出場というところで、試合感はどうだったか?)
自分的にもラストチャンスだというくらいの気持ちだったので、思いっきりやろう、という感じで試合に入りました。
試合感としては、ルヴァンカップの秋田戦で少し出場していたので、それが残っていて、特に違和感なくやれた感じはあります。
(前半、フリーキックで惜しいシュートがあったが?)
ファーサイドに思いっきり、巻いて入れるような感じで蹴りました。弾道は良くて、イメージ通りだったんですけれど、コースが少しズレてしまいました。
(甲南大学戦では出場できず、悔しい思いがあったと思うが?)
あの時はもちろんすごく悔しかったです。でも、落ち込んでいる暇はないので、次にチャンスが来ると思って練習に取り組んでいました。今日、こうやってチャンスをもらって、強い気持ちでピッチに立ちました。
DF32松村 晟怜
(無失点に抑えることができたが?)
チームとしても、前回リーグ戦で勝っていて勢いに乗れる試合でした。自分としてはまず怪我してから初スタメンだったので、思い切ってやる、声を切らさずゼロで抑える、というのが自分の中での目標でした。それが達成できて良かったと思います。
(久しぶりの出場で、体力的にどうだったか?)
自分の中ではもっとしんどいのかなと思っていたんですけれど、練習から厳しく自分の中でもやっていますし、そういう部分では許容範囲というか、大丈夫だったかなと思います。
(リーグ戦に向けて、スタメンに入るためにどんなところを突き詰めたいか?)
90分間通して良いプレーだったり、良い守備というのがもっと出てこないといけないと思います。まだカズくん(大野選手)とか一貴さん(大岩選手)に頼っている部分があるので。そこは、若いし一番走れるので、自分がカバーしないといけない、という気持ちでやらないといけないと思います。
DF8大野 和成
(前半の戦い方はどうだったか?)
個人的には割り切ったというか、攻め込まれても守ればいいと思っていました。
みんなに声を掛けて、集中力は切らさないように、本当はもう少しコンパクトにしたり、やれることあったと思いますけれど、失点しなくて良かったと思います。
(ビルドアップが上手くいっているように見えたが?)
そうですね。それは日頃から求められているのでトライしていかなければ自分の成長もないと思っています。
苦手な部分ですけれど、トライして自分の引き出しが増えれば、もっともっとチームの力になれると思うので、それは意識しています。
(相手のハイプレスも多かったが?)
ボールのもらい方とかも言われていることなので、自分の中で、相手を見て色々やれたかなと思います。
(キャプテンだったが円陣の時に何と声を掛けたか?)
シンプルですよ。みんなの持っているものを出せれば勝てると思いましたし、それが出せないと勝てないと思っていた。だから攻守に自分たちのアクション起こそう、ということは言いました。
持っているものを出して負けるのはしょうがないですけれど、出せないで負けるのは一番後悔もしますし。みんなそれぞれに良さがあるので、それを出してもらえればいいかなと思いました。
(次に繋がる試合になったと思うが?)
自分たちがやれる、というところはやっぱり見せないといけないですし、結果を残さないと次に繋がらないと思います。
前半良くても、後半で負けたら意味がないですし、シンプルに勝たなければいけないと思いました。
危ないシーンもたくさんありましたけれど、みんなで身体を張って守れて良かったです。
(雨が強まって、準備してきたものが出せない部分もあったのでは?)
いや、うちは芝が良くて水はけがいいので、あまり雨に対しは特になかったです。湘南造園さんに感謝したいと思います。
(視界は悪くなかったか?)
一時期すごく見えなかったです。あとライトも結構眩しくて、ダブルパンチでしたけれど、 だからこそ下で繋いでいこうと思いました。
MF15奥野 耕平
ピンチもありましたけれど、最後足を出すところであったり、狙いがしっかりあるビルドアップもできました。そういったところが勝ちに繋がったかなと思います。
晟怜(松村選手)と岩ちゃん(大岩選手)がワイドにつけてから潜っていったり、そういうところが狙いでありました。それをしてくれるから、僕のところで余裕ができて、ヴェルディさんの間に差し込めたりしたので、それは良かったかなと思います。
自分自身、今日は縦に差し込めたりとか、ワンタッチとか、多少ミスもありましたけれど、前向きなプレーができたかなと思います。
(これまでと何か違ったか?)
相手のやり方もありますし、何が違うかと言われたらよく分からないですけれど。
でも、バラくん(茨田選手)とかすごくコミュニケーションを取ってくれたり、昌生くん(池田選手)も要求してくれたりするので。そういうところが今日は上手くいったのかなと思います。
(前期のリーグ戦では逆転負けをしてしまった相手だが?)
その試合は僕もスタメンで出ていて、逆転負けをピッチ上で経験しているので、意識はしていました。その試合も思い出しながら試合にも臨みましたし、そういうところで締めるところは締めて、周りの選手もしっかり鼓舞して、上手く最後までやれたかなと思います。
(前半戦からチームが成長できているか?)
前半戦から積み上げてきているものは、今日確実に見せることができたと思います。前半戦のヴェルディ戦では、前に急いでしまう時もあったので、そういうのがなく、上手く自分たちでテンポを作れたかなと思います。
(次戦に向けて)
ジュビロは今年上がってきたチームですけれど、力があると思います。前半戦の時はジャーメイン良選手がいなかったですし、スクランブルもあったので。今回は多分出場するだろうし、厳しい戦いになると思うので、そういった試合で勝てるように準備していきたいです。