馬入日記

【馬入日記:7月6日】アウェイで浦和戦!山田直輝選手インタビュー

今日は浦和駒場スタジアムで浦和レッズとの対戦です!(18:30キックオフ)
リーグ戦は後半に入り3試合目。悔しさや反省の募る前節から、1週間馬入で準備を重ねてきました。

今日は山田直輝選手に話を聞きました。

「今回の浦和戦は場所が駒場ということで、さらに楽しみです。これまでプロになって5試合ぐらいはやったことがあると思うんですけど、アウェイチームとしては試合をしたことはないです。小さい頃からレッズの試合を見に行くのがめちゃくちゃ好きで、駒場に通い詰めていました。僕がプロサッカー選手になりたいと思わせてくれた場所なので、そのピッチに立てたら子どもの頃の自分に誇れるものがあるなと思う。なりたい夢を叶えられたので、そのスタジアムにまた立てたらと思っています」

埼玉スタジアムも素晴らしいスタジアムですが、今日は歴史ある駒場スタジアムでの試合。ベルマーレ平塚時代や湘南になってからも天皇杯では駒場で試合をしましたが、チームとしても久しぶりの会場です。
山田選手や岡本選手にとってはアカデミー、地元出身ということもあって、子どもの頃に通っていた思い出深いスタジアムであるということ。

さて、ここ最近の試合を振り返って山田選手が感じていることは。

「直近の3試合は、いい試合したけど勝てない、粘り強く勝点1を取った、あまりよくない内容で負けてしまったという状況ですけど、なぜそうなっているかというと、やっぱり自分たちらしく戦えたか、戦えてなかったかだと思う。なので、改善すべきはシンプルかなと思います。自分たちがやることを徹底して戦うだけだと思う。勝てそうな試合で負けるということも多くなっているし、自分たちでいい試合にすることはできると思うので、それを結果含めて手繰り寄せられるように、いまチーム一丸となってやっているという感じです」

山田選手の出場はありませんでしたが、前節の京都戦の印象としては。

「うまくやろうとしすぎて、うまくいかなかったという感じがします。誰かが手を抜いていたとかそんなことはなくて、うまくやろうと意識しすぎてうまくいかなくて、何もできなかったという感じだったと思うので、やっぱり土台をしっかりと持った上で、その上のものを全員で同じ方向を向いて表現していかないといけないと改めて思った試合でした。だからこそ、やはりやるべきことはシンプルだと思います」

自身がいま意識していることとは。

「FC東京戦と川崎の2連戦にスタメンで出させてもらいましたけど結果は1分1敗だった。FC東京戦は内容的にいいサッカーができて結果だけだったかもしれないけど、僕は結果が絶対にほしいと思っていたのでめちゃくちゃ悔しかった。フロンターレ戦も粘って勝点1でしたけど、その中でも勝点3を取れる可能性もあったと思うので、勝点1しか取れなかったというのはすごく悔しかった。自分が出た時は勝点をどうもぎ取るかを考えているし、とにかく勝敗にこだわらなければいけないと思っています。それが自分の出る意味だと思っています」

その思いは、今年より強くなっているのでしょうか。

「2019年に湘南に帰ってきてからずっとかなと思います。自分がどういうプレーをしたかということより、自分が出てるときに勝点をどれだけ稼げているかということにフォーカスするようになった。昔は自分さえよければいいって思ってたからまったく逆だったんですけど(笑)。でも、このチームに長くいさせてもらっているし、感謝と責任は他の人よりも大きいと思っているので、たとえ自分がダメだと思われてても、大事なところで身体を張るとか、ボールを1回でも奪うとか、前にボールを運んでいくとか、そういうことにフォーカスしています。チームの勝利のことしか考えていないです」

今季二度目の対戦となる浦和。第4節で対戦した時は激しい得点の奪い合いの末4-4のドロー決着となりました。現在9位につけている浦和の印象は。

「去年とそんなに大きく変わった感じはしないですけど、少しロングボールが増えてゴールへの意識が強くなったのかなという感じはします。なんて表現すればいいのか…僕の感覚では、お相撲ができたら勝てるという感じがしています。1対1の局面ということではなくて、チーム同士でガツガツぶつかったら湘南が優位に試合を進められると思う。僕らは相手にどんどん近づいていって、嫌なことを繰り返しやっていく。ベルマーレとしてひとつになって相手を追い詰める、守るときも相手を離さないといったことが90分できた時は、湘南の強さだと思うので。その中で僕は、ピッチに立てたら死ぬ気で走るつもりだし、とにかく勝敗にこだわって戦いたいと思います」

ひとつになって挑む一戦。
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