【馬入日記：6月20日】鳥取戦で感じたこと。菊池選手インタビュー

とりぎんバードスタジアムで行われたガイナーレ鳥取との一戦。
0-4の敗戦、今季初めての連敗を喫しました。不甲斐ない結果に悔しさが募ります。

長野県へ移り住む前、小学校の6年間を鳥取で過ごし鳥取でサッカーを始めた菊池選手。
「小学校の時はよくバードスタジアムにSC鳥取（今のガイナーレ鳥取）を見にいっていました。プレーするのは初めてだったので不思議な感覚でした」と。

知り合いの方も見に来てくれていたという中、スタメンフル出場を果たしました。
「昨日負けた後はホテルに帰ってもなかなか眠れなかった。試合を振り返っていろいろ考えてしまった」と菊池選手。

「最近ずっと途中からの出場が続いていましたけど、当然満足はなかったし、いつチャンスがきてもいけるように気持ちの面もプレーの面も準備はしてきたつもりでした。久しぶりのスタメンだったので、チームの勝利に貢献しなければという気持ちが強かったので、結果には悔しさが残りました」

チーム全体としての具体的に感じる課題とは…
「攻撃では形に捉われすぎたというか、自分たちがやりたいことをやりすぎたと感じています。もう少し全体を使ったりサイドを使うすることも、試合中でもみんなで話しながらやれればよかったと思います。攻撃が単調で、同じような攻撃、同じようなところにボールを入れることしかできなかったので、全体を使いながらやれればよかったと思っています」と。

リードを許す中、状況を打開すべくなんとかチャンスを生み出そうとしましたが、結果に結びつけることはできませんでした。
「何回か裏に抜けられたり、バイタルエリアのところでボールを受けるということはできて、自分の中でも決して悪くはないなと思ってやれていたんですけど、その受けた後、シュートだったり最後のパスだったり、もしくは2トップとの連携の部分で精度が低かったなと感じます。特に前半は2トップとサイドハーフの関わりが少なすぎたと感じています」

後半、少し持ち直した部分もありました。
「相手も疲れてきたということもあるし、自分たちも前半の反省を生かして、みんなが前に出ていく意識があったので何度かチャンスは作れたのですが…。でも最後で、決めなければまた相手に流れがいってしまうという状況でした」

試合は続きます。今後、どんなことを意識してプレーしなければならないか、選手同士でも話しています。
「最初の時間帯での失点が多く、それはやはりもったいない。試合が終わってからも話したんですけど、もう少し立ち上がりはシンプルにプレーすること。鳥取戦でも早い段階から（パスを）繋ぎ出したので。そこはもう少しみんなで話し合いながら考えてやっていかなければいけないと思っています」

アウェイ3連戦の今回、徳島、千葉とアウェイでの試合が続きます。
「出だしが悪かったので、あと2試合は絶対に勝たなければいけない。まずは次の徳島戦に向けて
いい意味で切り替えて、集中して戦いたい。昨日の試合では、遠いアウェイでもサポーターが来てくれていたし、そうやって応援してくれている人たちの期待を背負っているので、本当に恥ずかしい試合、負ける試合は見せたくない。プレーももちろんですけど、一番は戦う姿勢をみんなで見せていかなければいけないと思っています」

決意固く徳島戦へと向かいます。変わらぬご声援、よろしくお願いします。

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