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【第61回ベルマーレクラブカンファレンス】ご回答について
5月12日(日)に行われました「第61回ベルマーレクラブカンファレンス」にご参加及びYouTubeでのご視聴をいただき、ありがとうございました。
事前にいただきましたご質問をもとに当日お話をさせていただきましたが、当日お答えできなかったご質問を中心に下記に回答を記させていただきます。遅くなりましたが、ご一読いただけましたら幸いです。
尚、「強化」「経営」「スタジアム」に関しましては、カンファレンス当日にお話しました内容が現在お伝えできる内容となります。契約上の守秘義務等もございますので、以下には回答を記載いたしませんが、ご理解くださいますようお願いいたします。
また、より細かなご質問につきましては個別にメールにてご回答させていただきます。
営業
●ユニフォームパンツ裏のスポンサーの進捗状況は?またJ2クラブよりも看板の数が少ないのでは?
クラブとしても開幕時にユニフォームフルパートナーを目指し営業してまいりました。パンツ裏のスポンサーについては現状まだ決まっていない状況ですが1日も早く決定できるよう営業に注力しているところです。
また、広告に関するセールス価格はクラブにより異なります。湘南ベルマーレを通して企業様の価値が上がるようなメニューや取り組みを提案し更にご支援いただける企業様を増やせるように営業部として取り組んでまいります。
●最近のスポンサーは東京の企業が多いと思う。湘南地域の営業スポンサー獲得も必要ではないか?
既存のパートナー企業様の所在地(本社など)はホームタウン内が約60%を超えています。売上比率(金額)はその逆となっています。(ユニフォームパートナーなどパートナー料が高額な場合は都内の企業様が多いのが現状です)
また、サポートコーポレーションが地域の企業様にご支援いただく入口となっており、そこからのランクアップやご紹介でパートナーになっていただけるということが実績としても非常に多い状況です。
尚、サポートコーポレーションの比率は現在499社・人のご協賛の中でホームタウン内が395社(平塚市内220社)、ホームタウン外(県内外)が104社と8割がホームタウン内のお客様となります。
湘南地域に大手工場をお持ちの企業様への大口商材でのご提案は営業部内でもメインタスクとして活動中です。
運営関連
●試合終了後の迎えの車が多く大変危険。駐停車できないように対策を検討してほしい。
警備会社とも情報を共有し、スタジアム周辺の渋滞の緩和及び危険のないように対策してまいります。
●平塚の花火大会の日にホームゲームの開催が重ならないようにできないか?
Jリーグとの日程調整の際に七夕祭りや緑化祭りなど、試合と重なることで混雑が予想される大規模イベントについてはホームゲームを外すようにしております。ただ全てのイベントを回避することは他チームもあることなので難しく、優先順位を平塚市や警察とも相談し決定しております。
●ゴール裏入場後の席確保人数のルールを守れない方が多い。
警備会社とも情報共有し、アナウンスの強化等の対策を取っておりますが、引き続き別の方法も踏まえながら、お客様の満足度向上に繋がるように取り組んでまいります。
●トイレのペーパータオルを捨てるビニール袋が落ちているのを度々見るがゴミ箱を置いてもらえないか。
競技場側とも共有し、ゴミ箱設置や強度のあるテープの使用等の対策をしてまいります。
●喫煙所以外の場所で喫煙している方を見かけるが喫煙場所を徹底してほしい。
現場スタッフとも共有し注意喚起してまいります。受動喫煙などのご指摘もいただいていますので、喫煙所の配置・喫煙所の広さ、喫煙所の要不要(公園内が禁煙では無いため難しい問題ですが)含めて引き続き検討してまいります。
グッズ
●グッズの売り切れが多すぎる。数量はどのように設定しているのか?
販売数量は昨年の類似アイテムの売上を参考に決定しております。今後はより数量決定の精度を向上させるよう取り組んでまいります。
●昔のように7ゲートにもグッズ売店を出店することはできないか?
現状は費用対効果の観点から出店しておりません。今後出店再開の可能性を引き続き検討させていただきます。
●オフィシャルショップラスカ平塚店の閉店について
平塚駅近辺のショップはお客様とのタッチポイントを増やすうえで非常に重要な店舗であったと認識しております。今回の閉店は心苦しい決断ではございました。
シーズンチケットの購入補助やインターネットの操作にご不安のあるお客様への対応は期間を設けてのスポット対応など具体的に検討しており、その対応も含めた新店舗につきましても現在検討中です。
●昨年まで場外グッズ売り場の横にあった選手等身大写真パネルはどこに移動したのか?
グッズ売り場横のフォトスポットにつきましては今シーズン設置をしておりません。その代わりに選手等身大パネルを場外キングベルパークに設置しております。出店店舗や天候等を考慮したうえで設置有無や設置場所の変更を随時行っておりますが、スタッフのほうでお客様にご案内できるように徹底してまいります。
●オンラインストアの色紙が売り切れのままなので入荷してほしい。
お待たせして申し訳ありません。入荷次第対応させていただきます。
●ベルマーレカラーのスニーカーがほしい。メーカーとのコラボはできないか?
スニーカーにつきましては過去に検討したこともございますが、数量やサプライヤーとの兼ね合いで断念した経緯がございます。今後も引き続き検討してまいります。
●キングベルの帽子/マスコットキャラクターの被り物/NEW ERAとのコラボキャップ/アウェイに着ていけるマリンスタイル的なアパレル/ロゴ入りのシンプルなショルダーバッグやトートバッグ/ロングタオルマフラーの販売を希望。
(※多くの皆さまより、様々なグッズのご要望をいただきました)
ご意見ありがとうございます。貴重なご意見を参考に検討させていただきます。
ファンクラブ
●事務的なミスが目立つ件について(パートナークラスのユニ遅延含む)
今シーズンの「ベル12」パートナークラス会員の皆様への特別仕様ユニフォームの発送が⼤きく遅れるという事態が発⽣したことについて心よりお詫びいたします。誠に申し訳ございませんでした。
社内における発注ミスが原因であり、現在その要因となった体制の⾒直しを図ると共に、本件に限ることではありませんが、細かなミスや不備を事前に防ぐための取り組みを進めております。
パートナークラスに⼊っていただいたからこそ享受いただける特別感や限定感がご提供できなかったことを大変申し訳なく思い反省しております。
ベル12、シーズンチケット、またパートナー企業様に対しても同じことですが、クラブに対してご支援いただくことに対し、商品やサービス、権益等を⾼いクオリティでお届けすることは当然として、最も⼤切なことは⼼理的にクラブとより深くつながっていただくこと、特別な時間や体験を共有していただくことだと考えております。そのことに今⼀度スタッフが向き合うことから、改善を進めて参ります。
●シーズンチケットを購入しベル12会員となっているが特典の招待券を使用することはないため観戦チケットか別のグッズのどちらかの選択方式にできないか?
今後のサービス内容検討の際に役立てさせていただきます。
●ドコモの電波不良による入会特典や来場特典の引換ができない。
現在の電波の状況はクラブでも認識しており、ドコモ担当者とも改善に向けてコミュニケーションを図っております。大変ご迷惑をお掛けしており誠に申し訳ございません。
また、昨シーズンより引換えの際にログインができないお客様につきましては、引換受付で会員番号を控えさせていただき特典をお渡しし、後日クラブでマイページの引換作業を行う対応をしております。
お手数ですが、ブーススタッフへお伝えいただきますようお願いいたします。尚、キックオフ2時間前~1時間前は混雑が予想されるため、お早めにご来場いただきますようお願いをしております。
●「ベル12」のジュニア会員が選手カードをもらうために列に並ぶのか直接カウンターに並ぶのかよく分からない。並び方を明示してほしい。
ジュニアクラスカードの引換につきましてご迷惑をおかけして申し訳ございません。
掲示物でのご案内を増やす等、改善に努めてまいります。
●入場と来場記録のワンストップ化ができないのか?
現状の会員ICカードでの来場記録は、チケットぴあ社のシステムで、外部システム連携が現状未対応のため、不本意ではありますが、ひと手間お掛けする仕様となっています。
会員QRコードは印刷や画面のスクリーンショットでも読み込むことができます。
また、ベルマーレポイントプログラムは、これまでクラブを支えていただいている会員様への還元を一番の目的に導入した仕組みとなります。来場回数に応じたグッズをお受け取りいただくには来場記録を付けていただくお手間をお掛けしてしまいますが、それ以上に価値をご提供できるように仕組みや運用の改善に努めてまいります。
チケット
●サポーター自由席の先行入場の申込が年配者には難しい。メールとリンクしてもらえないか?
以前はメールでの整理番号通達をしておりましたが、お客様それぞれのメール設定やJリーグID配信許諾設定に伴い、メールが届かない方が多数見受けられました。また、整理番号をご本人様以外が使用する流用・転用も散見されておりました。
そのような状況を考慮して、皆さまの整理番号の抽選に対する平等性を担保するためclubJLeagueアプリでの抽選システムに移管しております。何卒ご理解くださいますと幸いでございます。
●ホームサポーターエリアのスムーズな入場について。
「勝利への花道」への参加がスムーズにできるようご案内できず、誠に申し訳ございません。2月24日の川崎戦にて、400番以降のお客様が「勝利への花道」への参加ができなかったという事象があったことに伴い、3月17日の浦和戦以降、整理番号ごとの集合時間を変更し、浦和戦以降の試合では、一般開門時刻までに先行入場は行われている状況です。引き続き現場での事象やご意見を参考に、サービス改善に努めてまいります。
●小さなお子様連れのご家族もよく見かけるのでファミリーシートや保育サービスなどもあると良いのでは。
5月の鳥栖戦および町田戦のGW期間にご家族で観戦しやすいグループチケットをトライアルで販売いたしました。他にもご家族が観戦しやすくなるサービスを、他クラブや他スポーツ業界などの事例を参考にしながら、検討してまいります。
●ホームゲームでのチャントの声量を上げるため、ゴール裏のみからスタンディング応援可能エリアを拡大できないか?
メインおよびバックスタンドの立見につきましては、現状の運用でシーズンチケットを購入いただいているお客様も多数いらっしゃる状況のため、総合的に判断して検討してまいります。
●J1ではアウェイサポーターがかなり来るが、ホームサポーターの数は年々減っている気がする。入場料収入、グッズ売り上げ等に影響があるのでは。
ファンベースは近年増加傾向です。チケット収入につきましても昨対比で増加しており、来場回数増加を目的とした優待施策、ファンのコア化を目指したシーズンチケット購入、ベル12会員入会促進等を引き続き行ってまいります。
●両サポーターが観戦できるミックスエリアのホーム専用化について。
空席をできるだけ作らずに一人でも多くの方にご来場いただけることを優先し、現状はミックスエリアの運用を採用させていただいております。
一方で、少しでもホーム空間を生み出し、勝利への後押しをサポーターの皆さまとできるよう試合に応じたバックスタンドのホーム専用化を今シーズン中からトライアルで実施することも検討をしております。
限られたスタジアムのキャパシティで、対戦チームに頼ることなく来場者を最大化することを目指すため引き続き検討を続けてまいります。
●ダイナミックプライシングが廃止され、試合ごとのフレックスプライジングに変更に。実施した検証と変更した経緯を教えてほしい。
2019シーズン途中から2022シーズンまでクラブとして収益、来場者の皆さまの満足度の最大化を図る事を目的としダイナミックプライシングでの運用を行ってまいりました。
フレックスプライシングへの変更には複数の要因がございますが、主な要因は下記となっております。
・ダイナミックプライシングシステム運用手数料を含む収益面の観点
・ダイナミックプライシングシステム運用工数の観点
・弊クラブにおける適正価格の考え方の観点
●待機列の番号抽選が本人の端末でその場で表示(スクショNG)になることを事前に告知してほしかった。今後、何かシステムが変わるときなどできるだけ実際に使用する側の立場になって想定し、必要な情報を正確に共有してほしい。
新たなサービス導入に伴い、事前告知の内容が不十分で大変申し訳ございませんでした。
スクリーンショットにつきましては、スタジアムの電波障害に伴うイレギュラー対応で行う可能性があったため、直前まで具体的に不可の案内することが難しい状況でございました。引き続き、皆さまのご意見を参考に運用を検討してまいります。
また、ご指摘のとおりシステム等の変更がある際には、告知の方法を工夫ししっかりお伝えできるように努めてまいります。
●エキサイトシートの入場をもう少し柔軟にしてほしい。決められた時間に集合しなくてはならず、フードパークや場外のイベントを楽しめない。
エキサイトシートはピッチレベルであることに伴い、警備スタッフによるお客様コントロールがとても重要なエリアとなっていること、また新規・ライト層の観戦者の皆さまにとっては分かりにくい入場動線となっていることから、現状の事前集合・まとまったご入場の運用を現状取っております。一方で、フードパークや場外イベント等をお楽しみいただけるよう、入場制限を緩和する方法を模索してまいります。
●ゴール裏も指定にしてほしい。雨の日などはコンコースもないため雨宿りすらできない。
指定席運用も検討しておりましたが、サポーターの皆さまへのインタビュー等をふまえ、他の席種よりも観戦スタイルがさまざまであることから多くの方々のご要望にお応えできるよう自由席運用を行っております。待機列等の課題はございますが、上記の理由を優先し、引き続き自由席運用を行う予定でおります。
●チケットを購入していても雨天で来場者が減ることがある。雨天時の特典または、特別企画を考えてはどうか。
ご意見ありがとうございます。検討させていただきます。
●車椅子席について、スタジアムの形状上仕方がないことは理解しているが、せめて介添者(健常者)だけでも、バックスタンド側から外に出られるような対応はできないか?
ピッチレベルでのご観戦となるため、基本的には自由な入退場はできない状況でございます。ただし状況に応じて可能な範囲でお応えできるご要望にはお応えしたいと思いますので、もし何かございましたら係のスタッフへご質問ください。
フード
●フードパークのポイント15%還元の対象時間について
フードパークの混雑緩和をメインの目的としているため、ご来場を早めていただくために開始1時間を対象として運用しております。引き続きサービス向上に向けて様々な選択肢を検討させていただきます。
●フードパークのキャッシュレス運用変更を希望
現金支払いの方へは当日現金ご購入いただけるプリペイドカードを用意しておりますが、お客様にとってより良い運用とできるようサービス向上に向けて様々な選択肢を検討させていただきます。
●オンラインオーダー廃止について
2020シーズンよりオンライン決済や混雑緩和による新型コロナウイルス感染リスクの軽減 、またよりたくさんの方にフードパークをお楽しみいただくための来場分散を目的にオンラインオーダーサービスを導入してまいりましたが、この度、感染対策情勢の緩和や運用コストの観点からサービスを廃止させていただくこととなりました。
その他
●アンダー世代、アカデミー関連の情報発信をもっと積極的に行ってほしい。
これまで公式戦の情報については、試合結果を中心に公式サイトに掲載させていただいておりましたが、より広く また 速報性のある情報展開をするため、アカデミー専門のXアカウントを開設することとなりました。
まもなく稼働予定となっておりますので、ぜひフォローの上 応援いただけますと幸いです。
●SNSなどの広報関連含め、誤字脱字等軽微なミスが改善されない。
大変申し訳ございません。余裕を持った入稿期日の設定、また発信物のチェック体制を強化した上、発信プロセスを明文化し、クラブ内で共有しております。
今後 運用を徹底し、再発防止に努めてまいります。
●VIの進捗状況またエンブレムアップデートについてその後どうなったのか。
VI(ヴィジュアルアイデンティティ)は、例えばポスターやSNSの画像といった視覚に訴えるあらゆる湘南ベルマーレの表現物に対するガイドラインや基準を作るため、クラブ内、そしてサポーターの方にもお集まりいただいて議論してまいりました。
アナログからデジタルへと視覚表現の方法に変化があったように、環境によってこれらのガイドラインは常に変化・更新を求められるため、終わりがあるものではありません。
しかし上記の議論を通じ、クラブがどうなりたいか、どんなクラブとして認知してもらいたいか、という土台となる部分を完成させることができました。キーワードとして、「全力」「成⻑」「共鳴」「地域」を置いています。
例えばどのような色、写真、エンブレムの配置、フォントを使うのか、迷ったときでも、これらのキーワードを土台とするガイドラインに立ち返ることができれば、どのようなコミュニケーションの場であっても、誰が担当していても、それがベルマーレであると伝わるように統一することができます。主観が大きく関わる領域ではありますが、好き嫌いで判断せず、クラブとして根幹に基準を持つことができると考えております。
社内ワークショップ、サポーターの皆さまからアンケート・ワークショップを通して集めたクラブに関わる方のお声を元にルール設定をしまして、既に運用を開始しております。
エンブレムはVIの一部であるという前提の上、上記の通り設定したVIに対してどうあるべきか、引き続き議論を進めております。
その他
●トークン企画について。
トークンを保有していただいている方が参加いただけるコンテンツを検討しておりますので、決定次第ご案内いたします。
●スタジアムでドコモが繋がらない問題をどうにかしてほしい。
現在の状況はクラブでも認識しており、ドコモの担当者の方とも改善に向けてコミュニケーションを図っております。ご迷惑をお掛けしておりますがご理解のほどよろしくお願いいたします。
●ベルマーレワンダーランドの再開は無いのか?
商店街との連携イベントに関しては継続して検討してまいります。
●10年以上続いたベルマーレクイーンが終了になったが、長く続いた施策を終了するにあたってどのような評価がなされたのか教えてほしい。
ベルマーレクイーンにつきましては女性の目線でのクラブPR等を目的に発足し、活動を続けて参りました。各シーズンの歴代クイーンの方々はクラブの魅力を多くの方々に伝えるべく、非常に精力的に活動していただきました。就任当初はクラブの知識があまりなかったメンバーも活動を通してクラブを好きになり任期終了後の今でもサポーターとしてクラブを応援いただいている方も多く感謝しております。
終了の判断はリソース・役割・ブランディングなど様々な観点から総合的に判断いたしました。