試合情報

6月22日(土)FC東京戦「Bfesday」スペシャルOB対談 第3回

6月22日(土)ホーム FC東京戦は、肉とビールをテーマにした「Bfesday」として開催。
この対戦を盛り上げるべく、OBによる熱き前哨戦?!湘南ベルマーレOB 菊池大介、FC東京OB 石川直宏さんによりお送りする、全3回の対談 最終回です。
現役時代の話からお互いのサポーターの話、フードパークやビールの話まで盛りだくさん。当日が楽しみになること間違いなしです!

第3回 試合もグルメも、お互いのスタイルを出し合う一日に

──せっかくなので、両クラブで提供しているビールの飲み比べをしましょうか。

石川 いただきます。湘南は2種類あるんですね。(ベルマーレIPAを飲んで)……ああ、爽やか。すごくフルーティーで飲みやすいですね。のどごしがいいし、香りもいい。へぇ、めちゃくちゃいいな。

菊池 FC東京さんのビールも飲みやすいですね。新発売なんですか? これヤバいです。ぐびぐびいっちゃう。

石川 (ベルマーレビールを飲んで)こっちは少し苦みがあって、いい意味でスッキリしてますね。うちのビールはまた違って、洗練された味という感じがする。

菊池 ああ、ほんとだ。また全然風味が違いますね。


石川 違うよね。でもやっぱり湘南に行ったらこれを飲みたいな。味も含めて湘南らしさが出てますね。僕らはもちろん仕事があるからホームでは飲む機会なんてめったにないんだけど、でもスタジアムを歩いていると、皆さん飲んでるじゃないですか。だからいつも「うわ、いいなあ」って思う(笑)。試合を見ながらお酒飲むって最高だよね。

菊池 最高ですよね(笑)。

──今回のFC東京戦のグルメのテーマは「肉とビール」です。

石川 最高ですね(笑)。その組み合わせは間違いない。

菊池 僕も選手の頃はスタグルとはまったく縁がなかったんですけど、いまはめっちゃ楽しみです(笑)。

石川 分かる―(笑)。

菊池 フットサルブースを出したり、いろんなブースにお邪魔したりするんですけど、設営しながら「今日はどのスタグルにしようかな」って考えてる(笑)。

石川 そうなんだ(笑)。

菊池 どのお店も行列ができるので、つねにタイミングを窺いながら、いまかなっていうときに買いに行きます。それこそ僕は肉が大好きなので、今回はとくに楽しみですね。

石川 ちなみに魚系もあるの?

菊池 あります。あとスイーツも美味しいですよ。

石川 へぇ。行きます、当日。プライベートで(笑)。

菊池 ありがとうございます(笑)。なので早めに来ていただいて、お肉のランチからのスイーツ、それから試合前にフィッシュ。もちろんビールも買っていただいて。

石川 いいね(笑)。

――ファン・サポーターの皆さんには当日どんな楽しみ方をしてもらいたいですか?

石川 何度も湘南に足を運んでくれているうちのサポーターは地域の雰囲気もすでに感じてくださっていると思いますし、東京からいい距離感で行けて、海も山もあって豊かな自然を味わえる場所ってなかなかないと思うので、ぜひおなかを空かせて来てもらって(笑)。たくさん飲んで食べて、試合も楽しんでもらえたらと思います。僕もプライベートで行く予定なので、どこかで見つけてください(笑)。

菊池 お待ちしてます(笑)。湘南のサポーターは皆さんすでにいろんなスタグルを楽しんでくださっていて、それぞれお気に入りのメニューもあると思うんですけど、ぜひいろんなお店を巡ってもらいたいですね。僕も毎回なるべく違う味を求めるようにしているので、皆さんにもそうやってめいっぱい楽しんでほしい。レモンガススタジアム平塚はスタグルのほかにもいろんなイベントブースが出ていたり、近くには広いはらっぱがあって子どもたちが遊んでいたり、すごく雰囲気のいい場所なので、そういうところも含めて楽しんでほしいなと思います。ビールを飲むには最高の季節がやってくるので、クイっといけたらいいんですけどね(笑)。

石川 そうだね(笑)。ホームだとなかなかクイっとはいけないけど、アウェイなら大丈夫かなって思うから。

菊池 ベルマーレのフロントスタッフは、アウェイではよくゴール裏に行ってますね。

石川 え、ゴール裏?!

菊池 そうなんです。

石川 それはすごいね。でもうちも昔社長だった村林(裕)さんはゴール裏にいた(笑)。

菊池 え、すごいですね。

石川 それはやっぱりクラブとサポーターがいい距離感ということだよね。僕の印象としては、湘南さんもそこの距離感はすごく近いんじゃないかなと感じています。引退して僕がいまの立場でスタジアムを歩いていても挨拶してくださるし、試合後のゴミ拾い活動にもうちのサポーターと一緒に参加させていただいたし。だからうちと湘南さんは全然いがみ合っている関係ではないですよね。とくに僕は海が好きだから湘南方面に行くとワクワクするし、スタジアムに着けば、あのアットホームな雰囲気とか、心地よい風とか、夜の試合なら綺麗な夜空とか、なんかそういう感覚を抱くんですよ、あの場所って。

菊池 褒めていただいて僕もうれしいです(笑)。

石川 湘南の海にも入らせてもらっているし、湘南地域は僕にとってもちょっとホームみたいな感覚ですよ(笑)。

菊池 あはは(笑)。

──最後に、どんな試合に期待するか聞かせてください。

石川 ハードワークとか切り替えの速さとか、サッカーの本質を大事にする湘南のスタイルは現役のときから脅威に感じていました。うちのよさも球際や切り替え、ボールを奪って出て行くことなど湘南と近いものがありますし、本質のところで上回らなければ勝てないと思うので、お互いのスタイルがぶつかり合うバチバチの試合を期待したいですね。

菊池 もちろん勝ったチームはうれしいし、負けたチームは悔しいんですけど、石川さんが言われたように、お互いがそれぞれスタイルを出し合いながらバチバチ戦って、どっちが勝っても負けても称え合えるような、観に来てよかったとサポーターの皆さんに思われるような試合になれば最高だと思います。またFC東京なら先ほどお話に出た俵積田選手、湘南なら石井久継のように、ともに若い力が伸びてきているので、彼らのプレーにも注目してもらえたらと思いますね。

取材・文 隈元大吾

全3回に渡るスペシャルOB対談は今回で終了です。試合当日をお楽しみに!

第1回はこちらから
第2回はこちらから

対談で登場したビールのご紹介


ベルマーレIPA
醸造元:サンクトガーレン有限会社
樽生販売価格(税込):700円 *湘南ベルマーレホームゲーム「サンクトガーレンブース」(キングベルパーク内)にて販売時

2020シーズン 新たに加わった湘南ベルマーレ公式ビール第二弾。
「ビールは苦手だけどこれなら飲める」という人がいるほどフルーティーなベルマーレビールに対し、大量に使ったホップの苦味と、華やかな香りが特徴のIPAです。
ホップは品種によってシトラスの香りが強いもの、トロピカルな香りのもの、フローラルな香りのものなど、様々な個性をもち、どんな品種をどのくらい使うかがIPAの個性となります。今回、ホップを水に溶いたものをベルマーレの選手が匂いを嗅ぎ、最も気に入ったものに投票することによってメインのホップを決定しました。
選出されたSabroというホップはココナッツを思わせるトロピカルな香りが支配的で、微かにミントを思わせる香りがあるのが特徴です。
夏のサッカー観戦にもゴクゴク飲めるようドライな仕上がりで、アルコールは7%と飲み応えもしっかりです。


ベルマーレビール
醸造元:サンクトガーレン有限会社
樽生販売価格(税込):700円 *湘南ベルマーレホームゲーム「サンクトガーレンブース」(キングベルパーク内)にて販売時

地元特産のオレンジ「湘南ゴールド」を使用したスイーツビール。
アロマホップも柑橘系の香りが特徴のものを使用し、グラスに注いだ瞬間から飲み終えた後まで、とことんオレンジです。
瑞々しくジューシーな風味が口中に広がり、後味には柑橘の皮特有のマーマレードのような苦味を感じます。
ビールが好きな人も、そうでない人も1度はお試しいただきたいビールです。
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FC TOKYO GOLDEN ALE
醸造元:Far Yeast Brewing株式会社
樽生販売価格(税込):1,000円 *FC東京ホームゲーム 「FC東京BRキッチン」(青赤パーク あじペン広場(北側広場)内)にて販売時

東京都の水源林が広がり、多摩川流域の山梨県小菅村・丹波山村の水を使用し、小菅村のFar Yeast Brewing源流醸造所で醸造。
ホップは、クラブエンブレムのデザインストーリーでもある「新旧融合」から、全世界で愛用されている王道のカスケード(柑橘系)と試験品種でまだ正式品種名のないHBC586を使用。柑橘香をベースに、トロピカルな香りが特徴的です。
フルーティーなホップフレーバーとともに、甘味と苦味のバランスが良く、ドリンカビリティが高い味わいになっており、FC東京のフットボールスタイルでもある「+1 GOAL」に倣い、「+1 BEER」。もう1杯飲みたくなるような味わいになっています。
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