馬入日記

【馬入日記:3月30日】本日再開、セレッソ大阪戦!池田昌生選手インタビュー

代表ウィークによるインターバルを挟み、いよいよ今日リーグ戦が再開します!
アウェイでのセレッソ大阪戦、そして4月3日(水)にはホームで東京ヴェルディ戦、さらに翌週末にはアウェイでのサンフレッチェ広島戦と3連戦となります。

まずは目の前のC大阪戦に向け、2週間準備してきたものをしっかりと表現したい、重要な再開初戦となります。
池田昌生選手に話を聞きました。

「この2週間は、もう一度チームとして大事にしている部分をしっかり徹底してやろうということで取り組んだ期間だったと思います。特に守備の部分がフォーカスされましたが、ずっと智さん(山口監督)が求めているコンパクトにやる部分やラインの押し上げの部分を見つめ直してやってきました」

ここまで開幕から4試合、1勝2分1敗です。全ての試合で得点が奪えていますが、まだ無失点の試合がありません。
前節の浦和戦でも、4得点を奪えたものの4失点しているという事実が。池田選手は「やはり4失点のほうに目を向けないといけないと思っています」と話します。

「4点取れたからいいい、ではなくて4失点のところにフォーカスしてこの2週間も取り組みました。ゼロにこだわるところというのはチーム全員で共通認識を持ってやってきたし、智さんがいつも言っているプレーの際(きわ)の部分、チームとしてのプレーの判断の質、最後のプレーの質という部分は、この短い中断期間で少しでも積み上げができたと思います。セレッソ戦ではしっかり出せたらなと思っています」

また、攻撃については全体としても手応えがあります。

「いまできているところの積み上げ、少しでもレベルアップできるようにというところを意識しました。ゴールに絡めているので、継続してもっともっとその回数を増やしていくということは個人的にも意識しています」

試合の中では多彩な形でゴールに迫るシーンが印象的です。

「一人ひとりがゴールに向かう意識が強いなということは練習していても感じます。みんなが多くボールに関わろうとすることがアイデアとかバリエーションに繋がっていると思います。あとはやっぱり、チームを勝たせたいという気持ちの強さや、点を取る意識がより高くなっていると思います。攻撃でも守備でもそうですけど、ボールに執着心をもってやれていることは感じます」

池田選手自身も今季既に2得点。自身のゴールのみならず得点に関わり、加えて献身的な働きでチームを助けています。

「自分のプレーの特徴を出すというところと、求められているところを出すということの両方を意識しています。とにかくチームを勝たせられるようにしたいと思っているので、それがプレーに表れていたらいいなと思います」

思えば昨年はケガによる離脱が約5ヵ月と長く、悔しさや歯がゆさが募ることも多々あったはずです。

「昨シーズンは長い間離脱してチームに貢献できなかったのが悔しい部分でありました。でも、シーズンの最後に試合に出させてもらって、もともと自信はあったけど、そこでやれるという自信を得られて、今シーズンいい入りができたと思います。2点で満足することは全くないですし、まだまだ積み上げていきたいなと思います」

同サイドの鈴木雄斗選手の存在はどうでしょうか。

「新しく入ってきた選手だけど本当にすっと馴染んでいて、それはやっぱり雄斗くんのサッカーIQとか戦術理解度の高さだと思う。それがピッチの上で表れていると思うし、後ろにいて安心感がある。攻撃でもそうだけど非常に頼りになる存在です」

今日対戦するのはセレッソ大阪。今季も好調を維持しているチームです。

「タレントが揃っていて、個の力がある選手が多いというイメージ。しっかり走れて戦えるチームだと思います。攻撃陣も強烈だと思いますけど、相手というよりも自分たちが2週間で準備してきたものをしっかり出すということが大事だと思います。守備にフォーカスしてやってきたので、そこを出せればと思います。(セレッソの)アカデミー出身ということは特に意識することはないですけど、アカデミーで一緒だった同年代の選手もいるので負けないように頑張りたいと思います」

昨年はアウェイの地ではリーグ戦、天皇杯ともに勝利を挙げました。またひとつになって挑む重要な一戦です。

「キャンプから選手同士で話す回数は多いですが、この2週間もそういうシーンは多かったと思います。2週間の積み上げの中で、攻撃の部分は継続して複数得点取れればと思いますし、守備の部分でゼロで終われたら最高だな思っています」

本日16:00キックオフ。ぜひ現地で、DAZNを通して共に戦ってください!