馬入日記

【馬入日記:6月2日】「勝ちながら反省して強くなっていく」坂本選手インタビュー

アウェイでのFC岐阜戦まであと2日となりました。明日には岐阜に向けて出発となります。
今日の練習後、坂本選手に話を聞きました。

前節の草津戦では坂本選手が追加点を決め2-0で勝利。しかもJ2通算50ゴールという記念のゴールでもありました。
「追加点がとれたことはよかったけど、ゴール自体は相手のミスもあったし、ラッキーだったかなと思う。他にもっとチャンスがあったと思うし、他のところで決めたかったという反省のほうが大きいです」と坂本選手。

本人はラッキーと言うものの、アジエル選手がシュートを打った時、坂本選手がゴール前まで走りこんでいたからこそ生まれたゴールでした。

「1-0で勝っていて、後半は少し守勢にまわること多かった。そういう意味では草津戦は前への意識が高かったし実際に今季で一番シュート数が多かった。それも、無理やり打ってるというよりは、多少は形がみえた感じで打っていたのでゴールの臭いがしたと思う。やっぱりそういうゲームのほうが見ていて面白いと思うし、もっとよくなっていきたいという意識の表れだと思います。リーグ戦を戦っていくうえで得失点差は終盤になって大事になってくることは分かってるので、積極的に狙っていきたいと思います」

選手たちが意思を同じくして戦った結果ともいえます。チーム内では練習の時も試合の時も、そしてピッチの外でもよく話し合っている姿を見ます。

「勝ちながら反省点をみつけて、次はこうしようと話してきた。1-0で鳥栖に勝った時も“勝ったけど、最後は押し込まれたよね”という話から次はどうしようかという話もみんなでしていた。まだまだ満足していないし、いま試合に出ていなくても、出たくてうずうずしてる選手がいる。チーム内の競争という意味では本当にサバイバルだと思う。後ろは最少失点だし結果が出ていると言えると思うけど、特に前のほうは点に絡んで生き残ってやるっていう気持ちをみんながもってやることで、どんどんよくなっていくんじゃないかと思う」

そんな中、坂本選手自身の役割とは変化があったのでしょうか。
「変わらないと思います。チームを引き締めたり、火付け役だったり。立ち上がりからフルパワーでやるということは変わらない。あとはポジションが前めになるので、当然点に絡むところとしっかり前線からプレスをかけるということができると思って使ってもらってると思うから、そこをしっかり出していきたい」

「立ち上がりから全力で」という今季9試合目となる岐阜戦へ。
フルパワーでチームを引っ張る坂本選手にご期待を!