ONLY ONE STORY

30 MF SUZUKI JUNNOSUKE

MY STORY

少しずつ自信が付いてきた

一昨年から通算2試合目の出場、しかも初めてのJ1で、なおかつ開幕戦。頭のなかは真っ白で、なにもできませんでした。
去年その後はメンバーに入れず、ルヴァンカップに出たとしても途中からで難しかったし、落ち込んでいた。
このままではダメだと思い、自分のプレーよりチームとしてやるべきことをまずはやろうと考えて、少しずつ取り組んでいきました。

ひとつのきっかけになったのは、天皇杯の岡山戦でした。途中出場し、いいプレーができて、そこから少しずつ自信が付いてきた。
自分の感触はシーズンを通して悪くなかったけど、公式戦でいいプレーがなかなかできていなかったので、その意味であの試合は大きかったかなと思います。

シーズン終盤は残留争いのなかで4試合に出場しました。チャンスがあればという感じでゴールを狙ってはいましたけど、ラスト15分ぐらいの出場が多かったので、自分のことよりチームの勝ちを第一に考えてプレーしていました。

いま思うと、開幕戦は視野が狭くなっていました。
でも終盤戦ではJ1の雰囲気やスピードに慣れ、見える景色も全然違いました。
対戦相手に元日本代表や昔テレビで観ていた選手がいても気にしなくなり、名前負けしなくなったことも大きいかなと思います。

MY ASPIRATION 2024

もうひと皮むけて

去年は開幕戦に出場したけど、いいプレーはできませんでした。
今年も開幕のメンバーに入りたいですし、そのためにもコンディションを上げつつ、もっとアピールしていきたい。

まずは試合にたくさん出て、数字に残るようなプレーをしたいと思っています。
目標は、得点とアシストを合わせて「5」。数字にはこだわりたい。
ただ、チームが勝つことで選手の価値は上がると思っているので、まずは勝利を第一に考えて、プラスアルファとして個人の数字が結び付けばいいなと思っています。

攻撃面だけでなく、球際も意識しています。
(田中)聡を間近で見ていると、球際で全部勝っている。すごいなと思っているので、自分も負けないようにという気持ちです。

刺激は(鈴木)章斗からも受けています。
章斗が出ているときに自分はスタンドの上から試合を見ていたので、ポジションは違いますけど、近くにいい競争相手がいると思っている。
自分も今年、去年の章斗以上にブレイクしたい。

プロ1年目にまったく太刀打ちできなかった相手に対して、2年目にはそれなりにやれた感触があります。
目に見えて分かるものではないですけど、1年目、2年目、3年目と、積み上げてきているなかで、試合をしたときにだんだんやれてきている自分がいる。

サポーターの期待を超えるような順位に行きたいですね。
そのためにみんな頑張っているし、そのなかでも自分がもうひと皮むけて、チームの力になれたらと思っています。