14 MF BARADA AKIMI
MY STORY
ピッチに立つ
自分のキャリアのなかで、キャンプ中に怪我をしてしまったのは去年が初めての経験でした。
開幕戦でスタメンやベンチに入れなかったとしても、怪我でスタートラインに立てなかったシーズンはこれまでなかったので、去年を総括してみると、うまくスタートを切れなかったことが1年を通して影響してしまったのかなと思う。自分のなかで、いい形でチームに入ることができなかったと感じています。
怪我もそうですが、健康面の問題で離脱することも去年は少なくなかった。
年齢を重ね、体調管理のところで身に沁みて感じている部分があるので、いまの僕にとっては「ピッチに立つ」ということが大事なのかなと思っています。
プレーできれば自分の能力を出すことはできると思うので、ピッチに立つことをなにより意識したい。
去年の反省を活かし、まずは怪我なくスタートを切りたい。今シーズンはしっかりとスタートラインに立ちたいと思います。
MY ASPIRATION 2024
つねに上に食らいつけるように
今年でクラブ在籍5年目になります。
湘南に長くいて感じるのは、会社のひとたちやサポーターの方々を含めて、残留争いに対する強さや慌てないスタンスです。そういう厳しい状況になると、普通は困惑や不安が表に出てくるところですけど、湘南は残留争いを何回も経験しているからなのか、不安を感じさせない。
だからこそ、たとえギリギリでも踏みとどまる場面を数多くつくれているし、しっかりJ1に残ることができているのだと思います。
反面、このクラブに携わっているかぎり、残留争いから脱却したいという気持ちは強くあります。その力になれるように、自分の考えや学んだことを若い選手に少しでも伝えて還元したい。そして試合に出たときには、プレーや言動、行動など、背中でしっかり見せられるようにやっていきたいと思っています。
また個人的には、怪我なく、風邪もひかずに健康を保ち、試合だけでなく練習も含めて1年間ピッチに立ち続けることを意識してやっていきたい。
チームとしては、自分がここに来てから残留争いしかしていないので、今年は上位に絡み、もっと言えば、優勝争いにも絡めるような上位を狙いたい。残留争いから脱却し、少しでも上の順位に行きたいと思います。
残留争いから抜け出したい気持ちは全員が持っているはず。
去年はチームとしてスタートはよかったんですけど、その後の継続力や持続力は落ちてしまった。1位とは言わないまでも、つねに上に食らいつける順位にいられるようにスタートから臨みたい。
今年もいい選手が揃っていると思うので、全員で戦っていきたいなと思います。
自分は柏レイソルでJ1とJ2、ナビスコ、天皇杯と、優勝を経験しました。
このチームでタイトルを取れたら最高ですね。いきなり高望みするのではなく、でもしたたかに狙って、頑張っていきたいと思います。