9 FW DISARO`AKIRA SILVANO
MY STORY
湘南がシーズン終盤に強い理由
去年の夏に移籍してきたとき、チームとしては流れを変えたい状況だったと思います。そんななかで自分は4試合に出場しましたが、その後怪我をして長期離脱してしまい、チームの力になり切れなかった。申し訳なく思いました。
怪我をして気持ちを切り替えるまでに少し時間が必要でしたけど、切り替えてからは、自分に足りない部分をブラッシュアップし、コンディションを上げて、いい状態で復帰しようというメンタリティでリハビリを行なっていました。
また、ピッチ内ではなくスタンドからチームの戦いを見たことで、違った角度から分析できたところもありました。
シーズン終盤になるにつれてチームがひとつになっていったことは、外から見るひとも含めて、みんなが感じたと思います。
それは、試合に出ている選手と出ていない選手の別なく、全員が練習から100%で取り組んでいたからだと思う。またリハビリしていた僕らも、復帰してからのことをイメージしながら、自分が強くなるために100%で向き合っていた。
そうやってお互いに刺激し合い、切磋琢磨してチームはよくなっていったと思うし、湘南がシーズン終盤に強い理由が、自分もなかに入って分かった気がしました。
怪我で離脱した期間が長かったので、実際プレーした時間はそんなに多くはなかったですけど、去年の半年間である程度みんなの特徴は分かったし、チームのやり方やスタイルにも馴染んできたと思っています。
MY ASPIRATION 2024
勝利に繋がるゴールを
シーズンオフには上半身と下半身の筋トレに重きを置いて取り組んできました。休み過ぎることなく、怪我をした原因になったであろう自分の弱い部位を見つめ直してトレーニングを行なった。
今年は結果を出し続けるために怪我なくシーズンを戦っていきたいですし、日頃からケアと準備をより研ぎ澄ましていきたいと思っています。
「一戦必湘」とチームもスローガンを掲げているように、目の前の1試合に集中し、シーズンが終わったときにどれぐらい勝点を積み上げているかだと思います。
一戦一戦、勝利を目指して貪欲に戦い、その積み重ねの結果として、より上の順位に行けたらいい。
僕はストライカーなので、チームでいちばん点を取りたいですし、取れる選手でありたい。
もちろんチームの規律をしっかり遂行しつつ、そのうえで結果を残すのがベルマーレのFW像だと思うので、ボックス以外の動きでも貢献したうえで、自分がいままでずっとやってきたように、最後のボックス内で仕事をしたい。
2ケタは取らなければいけないと思っています。得点は多いに越したことはないので、まずは10点取りたい。
どんな形でもいいので、チームの勝利に繋がるゴールを数多く取りたいです。