MY STORY

感謝すべきこと

去年初めて韓国を離れ、ベルマーレに加入しました。
トレーニングでは、体系的に教えてもらえるので、楽しく練習ができました。選手同士でごはんを一緒に食べることもありましたし、GKチームはすごくいい関係だと思います。

チームとしては、シーズン序盤は選手たちがポジショニングをしっかり掴めていなかったけど、終盤はどのポジションに立っていつパワーを使うのかをみんなが分かっていた。いい試合ができたと思います。

個人的にはシーズン終盤に怪我をしてしまいました。
3カ月ものあいだサッカーができなかったのは自分自身初めての経験だったし、しっかり練習して試合に出ることが選手にとっていちばんの幸せなので、チームの力になれなかったその時期はとても苦しかったです。
僕らは毎日練習していますが、怪我をすると、当たり前ですけどいつもやっていることができなくなる。
負傷離脱したことで、サッカーをすること自体がほんとに感謝すべきことだとあらためて思いました。

リハビリ期間にはたくさん本を読みました。モチベーションを高められるような本を読んだことで力になったところは大きかったです。

MY ASPIRATION 2024

堂々と見えるチームでありたい

自己管理をしていたのに怪我をしてしまった去年の経験を踏まえて、今年は減量しました。
トレーニングしていかに回復するか、なにを食べなければいけないのか、どんなリハビリや運動をしなければいけないのか、考えながら取り組んでいます。

先日のアジアカップでは、試合には出られませんでしたが、そのぶん練習に励みました。
重要だったのはベルマーレのキャンプの期間だったこと。一緒に鹿児島には参加できませんでしたが、代表活動のなかで試合に出る準備をするのと同時に、キャンプだと思って毎日トレーニングしていました。

去年失点が多かったのは事実です。DFだけでなく中盤や前線の選手も含めて連係を取りながら失点を少なくしていくことが今後の課題だと思っています。
セーブ数が多かったことは自信も持てますし、前向きに考えられますが、リーグ1位になれるようにもっとセーブして、失点数も減らしていければと思います。
実際、いま練習しているなかでチームの組織力はより高まっていると思うし、今シーズンは期待できると感じています。

結果や勝点はもちろん大事です。そのうえで自分たちの色をしっかり出せるようにしたい。そして対戦相手にとって堂々と見えるチームでありたい。それが目標です。

自分は外国人として期待に応えるプレーをしなければいけないし、相手が強いチームだろうと弱いチームだろうと結果を出さなければならない。
チームが勝つことがいちばん大事。しっかり準備して、必ず勝てるように最善を尽くします。

試合が終わっていっぱい笑いたい。そういうシーズンにしたいです。