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2009Jリーグ ディビジョン2 第18節 試合結果
2009Jリーグ ディビジョン2 第18節
2009年5月30日(土)13:03キックオフ 岡山県津山陸上競技場
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0 前半 0 0 後半 1 |
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12 >> 12 | 勝点 | 39 >> 42 |
-分 - | 得点者 | 61分 9 田原 豊 |
出場選手
シュート数 | 選手名 | 背番号 | ポジション | 背番号 | 選手名 | シュート数 | |
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0 | 李 彰剛 | 1 | GK | GK | 32 | 野澤 洋輔 | 0 |
0 | 澤口 雅彦 | 4 | DF | DF | 5 | 臼井 幸平 | 0 |
0 | 野本 安啓 | 6 | DF | DF | 3 | ジャーン | 0 |
0 | 植田 龍仁朗 | 23 | DF | DF | 19 | 村松 大輔 | 0 |
1 | 尾崎 雄二 | 2 | DF | DF | 4 | 山口 貴弘 | 0 |
0 | 小野 雄平 | 28 | MF | MF | 7 | 寺川 能人 | 0 |
1 | 竹田 忠嗣 | 36 | MF | MF | 2 | 田村 雄三 | 0 |
0 | 三原 直樹 | 38 | MF | MF | 8 | 坂本 紘司 | 4 |
1 | 小林 優希 | 14 | MF | FW | 10 | アジエル | 0 |
1 | 保坂 一成 | 8 | FW | FW | 34 | 田原 豊 | 3 |
3 | 喜山 康平 | 11 | FW | FW | 22 | 中村 祐也 | 1 |
– | 真子 秀徳 | 21 | GK | GK | 16 | 植村 慶 | – |
– | 大島 翼 | 31 | DF | DF | 14 | 阪田 章裕 | – |
0 | 玉林 睦実 | 3 | MF | MF | 21 | 永田 亮太 | 1 |
0 | 川原 周剛 | 10 | MF | FW | 9 | トゥット | 0 |
0 | 武田 英明 | 20 | FW | FW | 11 | 阿部 吉朗 | 0 |
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得点経過
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[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
選手交代
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開催データ
[入場者数] 3,348人 [天候] 曇、弱風 [気温] 25.6℃ [湿度] 53% [ピッチ] 不良、乾燥 [試合時間] 90分
[マッチコミッショナー] 平山 博光 [主審] 今村 亮一 [副審] 前之園 晴廣 [副審] 木城 紀和 [第4の審判員] 古村 英治 [記録員] 山下 和也
田村選手コメント
ピッチのコンディションや13:00のゲームということもあって難しい試合でしたが、第2クール初戦ということもあって勝利できたことは素直に嬉しいです。
後半のいい時間に点がとれたことが大きい。僕は試合中はディフェンスのことしか考えないですけど、前がしっかりとってくれた。点をとった後も引いて守るんじゃなくて、みんな意識して声を出しながら意思統一してできました。
まだまだゲームの内容も満足するものではないし、今日からまたよくなっていくんだという意識でやっていきたい。内容、結果ともに右肩上がりでいけるように頑張ります。
(再び首位ですが?)今は順位は意識していません。
みんなも自分たちが1位だという意識でプレーしているわけじゃないし、監督からも「ただ試合をこなすだけになるな」と言われています。
1試合1試合、大事に戦っていきたいと思います。
中村選手コメント
今日はこの天候が相手でした。湿度が高くしんどい部分があった。
勝負どころを見極めてやるのが大事なポイントだった。
ダイレクトプレーとか深い位置でもった時にチャンスに繋がると感じたので、後半はそういう意識をよりもって入りました。
得点の場面を作ることができてよかった。
ただ、かきまわすとかダイレクトで連動して動くとか、自分ができることはもっとあったかなと思います。
結果についてはよかったです。練習にしっかり取り組めば結果はついてくると感じています。
寺川選手コメント
グラウンドが悪かったので、無理してパスを繋ごうとせずに割り切って長いボールも入れました。
そういう部分でのチーム内の意識統一はしっかりできていたと思います。
前半、失点することもなかったので、そんなに焦ることなくやろうと話していました。
焦って攻めるよりもしっかりやり続けたその結果、点がとれたのでよかった。
次節に向けては、中3日での試合になるので、まずはコンディションをしっかり整えていきたい。
コンディションを整えないことには戦えないので、いい状態で熊本戦に向かいたいと思います。
岡山 手塚監督 試合後コメント
総評
前節まで連敗をしていまして、今日からふた回り目で上位チームとの3連戦のある最初の試合でした。やろうとしていたことはかなりやれたんじゃないかなと。ただ、点を取るところまでいかなかったのが、もう一歩かなと。草津戦、湘南戦とチームとしては上向き加減かなと思います。次は3位の仙台との試合ですが、最低限今日のような試合をして勝点を取って帰ってこようと思います。
質疑応答
-「やろうとしていることが、やれた」というのは具体的にはどういうところか?
相手が4-3-3だったので、人の置き方を変えてマーキングのよりはっきりする形を試してみて、90分の中では失点した場面もそうですし、局面をやられたことも何回かありますが、最後までそこは集中してやれたんじゃないかと思います。あとはやはり惜しいところまで行って、前半は枠に飛んだシュートも3本くらいあったと思いますけど、そのひとつ前のところでミスをしたりというのがあったので、ある部分いい守備ができてボールが奪えて、その後はスピードとクオリティが必要になると思うので、そこは課題です。ゲームの内容としたら負けてしまいましたが、次のゲームにあたって悲観的になることは少なかったんじゃないかと思います。
-選手の配置について特によかったという場面はあるか?
前節、竹田忠嗣と保坂一成のボランチにして、ふたりのバランスなど特に注意して、そこはうまくいったと思うんですが、他のミスがあって失点したので、今回は小野雄平を戻して、ひとつ前に保坂を置いた。自分の特徴をすごく出してやってくれたと思っています。
-今日は中盤を厚くしてこぼれ球も拾っていたと思うが、この形は今後も考えられるか?
今回はひとつのタイミングとして、西野が出場停止になったこともありますし、相手が4-3-3だったので、よりプレッシャーを掛けやすいのはこういう形かなと試したので、オプションとしての可能性はあるかなと思います。ちょっと惜しいところで真ん中にという形で結局カウンターくらうことになりましたが、今までよりはボールが動いたかなと思っています。
-喜山康平の1トップについては?
喜山が最後に起点を作った時には、中に人がいないなというのを感じました。まあ、喜山としたらもっと出来ると思います。
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
我々にとってとても遠いところに来ましたが、同じく遠いところまで来てくれたサポーターに感謝しています。
ファジアーノのサポーターも素晴らしいなと試合が終わってからの声援で感じました。
非常に湿度が高くて、試合後にゴール裏に挨拶に行く時に少し走っただけでも汗が出るような暑さでした。
ハーフタイムに「省エネでは勝てない」と話しましたが、我々は相手よりも多く走ってこそ機能するチームであり、それが生命線です。
そうじゃないと、前半のように低調になってしまう。
岡山も非常に進歩していて、もともと粘り強いチームなので、徳島戦の時がそうでしたが、ああいう自分たちのリズムに持っていかれると危険だと思っていました。
あとは、攻撃に関しては辛抱強くやるしかないと話しましたが、辛抱強くやった結果があの1点に凝縮されていたと思います。
またすぐにミッドウィークに試合がありますので、スケジュール管理をしっかりしてやっていきたいと思います。
質疑応答
-岡山の前線が流動的に動いていたと思うが、対応したという形か?
そうですね。今日は西野晃平がいないということで、普段ボランチをする保坂一成、彼は前の方でも出来る能力があるんですけれども、それをうまく使いながら3人目を使う形ですよね。
今までの17試合でもそのテンポある攻撃は岡山さんの武器だとは思っていました。我々も何度か揺さぶられたりしたんですが、最後のところでうまく抑えることが出来たかなと思っております。
-今日の収穫は?
暑い中でアウェイの環境で3を取れたということと、セカンドクールの最初ということで、チームにもいい勢いがまず生まれたということですね。選手の中の競争心を煽って、そうした中で田原が久しぶりに点を取れたのはよかったと思ってますし、彼にとっても大きな自信になると思いますから、いろんな意味で収穫はあったかなと思います。
-ピッチコンディションがいいとは言えなかったが、その影響は?
岡山さんにとっても我々にとっても初めての環境で、岡山さんは去年JFLで何試合かやられたと聞きましたが、これだけはしょうがないでしょうね。たぶん津山市の方も一生懸命努力されたんでしょうが、1週間前にやってよくなるものじゃないですから。そうした中でも多少問題はありましたけれど、そんなにリズムを壊されることはありませんでした。
ただ、ピッチが狭いので、それが相手のミドル、岡山さんはミドルを結構有効利用してこられるのでちょっとゴールが近かったかなとは思います。
-これから暑くなるが、高めていくべき点は?
ナイトゲームが増えるので、炎天下でやる機会は減るかもしれませんが、ミッドウィークにゲームのある時は回復させて、栄養をとって、しっかり睡眠をとって、という3拍子ですよね。それを繰り返してチームのクオリティを落とさない。1週間空いてる時はしっかりとフィジカルトレーニングをして、より向上させていく。維持させるんじゃなく、フィジカルを向上させていくことが大事になってきます。それによって目前の1試合1試合を丁寧にしっかりと戦っていく。それにつきると思いますね。
-岡山の中盤が保坂から武田変わったが、保坂がいた方が嫌な感じだった?
どちらでもないでしょうね。ただ、保坂一成の特徴はどちらかといえばダブルボランチで、今日でしたら小野雄平、竹田忠嗣と組んでいますが、それがするするするっと遠い所から走っている方が掴みづらいっていうのはあるかもしれないですね。うちはアンカーに田村を置いていたので、田村の目の前から出る分には十分にケアするというのはミーティングで話してました。そうした意味では、タイミング的にはぴったりだったと思いますね。もうちょっと田村がボールを持ってる時にその裏側に通っていかれるという保坂本来の動きだったら、もっと厄介だったかもしれないですね。