【馬入日記：10月27日】明日はホームで神戸戦！阿部浩之選手インタビュー

明日はホームにヴィッセル神戸を迎えての一戦。前回のホームゲームは国立での開催だったため、レモンガススタジアム平塚での試合は9月2日以来となります。

C大阪戦、京都戦共に無失点での勝利を挙げました。神戸は現在首位。優勝争いを繰り広げている相手ではありますが、臆することなく戦います。

今日は阿部浩之選手に話を聞きました。まずは守備面の改善について。

「みんなが共通理解を持てていると思いますし、取りどころがどこで、どうスイッチをかけて奪いにいくのかということがシーズンのはじめに比べたら統一されている感じがします。前の選手としてはできることは少ないですけど、役割として相手の選択肢を減らしていくとかそういう些細なことを僕に限らず全員がしっかりできていると思う。後ろは後ろでしっかり身体を張って相手の嫌なことができていると思うので、そういうところが無失点に繋がっている要因だと思います」

いい守備からいい攻撃に繋がっているという状況については。

「そういうシーンも増えてきてはいますけど、もっと取ってから早かったり精度が高かったりすれば守備からのチャンスというのはより増えると思います。もう少し精度を上げられると思うし、DFが取った時の前へのアクションというのも、僕らももっと増やせると思う。そういうところは後ろの選手、前の選手がお互いに上げていけたらと思います」

また、ここ2試合は大橋祐紀選手と2トップを組み、いい関係性が随所に。C大阪戦では、惜しくもオフサイドの判定となりましたが阿部選手と大橋選手のコンビネーションからゴールネットを揺らすシーンもありました。

「そのシーンに限らず練習中からいい関係というか、お互いを見てできるシーンが増えてきていると思うので、それがゲームでも出せるようになってきたと思います。おーちゃん（大橋選手）も僕に気を使ってやってくれているところもありますし、お互いをしっかり活かせているなと思います。もう少しゴールに直結するようなプレーになればと思っています」

練習を見ていると、阿部選手は常にチームメイトとコミュニケーションを取っています。細かな動きにおいても意見を聞いたりアドバイスをしている姿が印象的です。

「おーちゃんは能力のある選手ですし何も気を使わずにやらせてあげるのが一番特徴として出ると思います。得点力が上がってきているので、おーちゃんが点を取れるゲームを増やせればチームとしても乗るし、おーちゃん自身も乗っていける思う。お膳立てじゃないけどそれ以外の部分はできるだけ僕がやるようにしたら、もっと相手にとって脅威になると思うので、そういうところは心がけてやっています」

現在チームは17位。残された試合は4試合です。下も、そして上も見える位置で戦っています。

「残留争いをしてますけど、上も下も正直見てないというか、どの試合も勝点3を目指してやっている状況。自分たちの試合だけを考えて、次の試合も、その先も戦えたらと思っています」

自信を持って戦えている今のチームの雰囲気については。

「雰囲気はもちろん勝っているしいいですね。シーズン序盤や中盤に勝てなくなった時に落ちてしまったところがあったので、そういうところの反省をふまえて今がある。たとえスコアが0-0で進んでいても、チームとしての反省点を活かしてそこから勝ちを目指して上げていけるようなチーム状態だと思います。本当に自信を持って試合に向かうことが大事ですし、それがいい結果を生むかなと思います」

終盤になるにつれ、重圧も増していきます。大切なこととは。

「優勝争いをしようが残留争いをしようがやることは変わらないと思いますし、変わらないことが僕は一番大事だと思っています。勝っていようが負けていようが引き分けでスコアが進んでいようが、プレーというのは変わるべきではないと思う。少しずつ状況に応じて変化していけばいいと思う。まずは自分のプレー、チームとしてのプレーというのを出せたらと思いますしそれが一番大事じゃないかなと思います」

明日、14:00キックオフ。
熱い戦いをぜひスタジアムで！共に戦いましょう。