馬入日記

【馬入日記:5月23日】「自分の特徴をもっと出していく」菊池選手インタビュー

昨日のFC東京戦で中村選手が決めたゴールは見事な連携から生まれたものでした。
永木選手のパスを受けた菊池選手が右サイドを駆け上がっていった臼井選手にパスを送り、臼井選手が“ここ”という場所に入れたクロスに中村選手がヘディングで飛び込んだというゴール。

得点に絡んだ菊池選手に話を聞きました。
「亮太くんがいいパスをくれて、トラップをしたら迷わず幸平さんにパスを出せた。幸平さんがいい位置にいてくれた」とそのシーンを振り返りました。

しかし菊池選手自身は、試合全体を振り返ると反省の気持ちを強く抱いている様子。
「あのパスから点に繋がったこと自体はよかったと思いますが、他はミスが多かったし、途中から入った選手としての役割は果たせていなかったと思う。もっとリズムを作っていかなければいけなかった。全体的に考えると反省ばかりです」と。

昨日は65分に途中交代で入りました。
「天候のことを考えながら、それからチームが負けていたのであの時間に自分が入ることの意味を考えて入りました。自分のよさをどんどん出して得点に関わっていくことを意識しました」という菊池選手。

具体的に感じていることとは…
「細かい部分でまだまだ修正が必要。パスの質だったり、チームが攻撃に転じるというその時にとられてしまったり…ということもあった。自分の中できっちりと整理してプレーすれば改善できると思う。特に攻撃の部分でもっとアグレッシブにいかなければ。バイタルでのチャンスにはもっと自分でいけると思う。悪い部分をよくすることはもちろんだけど、自分の特徴をもっと出していきたい。チームの流れを汲んで、途中からなら自分がそこで入っていく意味をもっと考えてプレーしたいと思っています」と話していました。

まだまだという菊池選手、思いが強く目指すべきものを高く抱いています。
たくさん揉まれ、たくさん考え、成長を遂げていくことでしょう。