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KIDS GUARD SHONAN「被災地の子どもたちにゴールデンウィークを!」第2弾 実施報告No.2(3日目)

>>1日目・2日目

【3日目:5月8日(日)】

箱根・小田原観光
この日は朝から箱根へ!小田原市様、箱根町様、小田原商工会議所様、国際ロータリー2780地区第9グループ様、鈴廣かまぼこ様のご協力で、箱根観光をさせていただきました。
平塚から箱根へは1時間ほどバスに揺られ、桃源台から元箱根へは海賊船に乗りました!

この日は天気が良く気持ちの良い風も吹いていて、子どもたちも自然と笑顔になっていました。その後、鈴廣かまぼこ様が経営するレストラン「えれんなごっそ」でビュッフェ形式の昼食を頂きました!

おいしいご飯をお腹いっぱい頂きました!

Jリーグ試合観戦
「平塚競技場到着&はらっぱイベント」
平塚競技場ではボランティアの方々が温かく迎えてくれました。そして、少し早めに到着したこともあり、はらっぱに移動して普及グループが行っているイベントのミニゲームへ参加しました。すでににぎわっているはらっぱに到着するなり「スゲー!!」「早くやりたい」など大興奮。楽しそうにミニゲームに参加していました。試合観戦前に汗びっしょりに・・・

サポーターと共に
8ゲートではサポーターの皆様に歓迎していただき、「オーオオオーオオオーオオオ、湘南!」と大きな声を出し一緒に肩を組み踊りました。そしてベルマーレコールも一緒に!最後にはユナイテッドコールもしていただきました。

選手とハイタッチ&ピッチレベルでのウォーミングアップ見学
選手とハイタッチでは選手が真ん中を通れるように両サイドに並び、花道をつくりました。ちょっと緊張していた子どもたちも選手とのハイタッチに興奮した様子。その手からしっかりと選手にパワーを送りました。そして選手達のアップを間近で見学。プロの選手達を見る子どもたちの目は真剣そのものでした。将来の自分と重ねていたのでしょうか。

場内1周
場内1周では福島ユナイテッドスクール生が手作り横断幕を持ち、観客席に向かって笑顔で手を振りながら歩きました。

続いては福島ユナイテッドジュニアが「みんなありがとう」の横断幕を持ち歩きました。こちらも元気に手を振っていました。

そして最後は福島ユナイテッドジュニアユースが「ありがとう湘南ベルマーレ」という横断幕を掲げ場内を歩きました。

子どもたちが場内を1周している間、ずっと観客席からは「がんばれ!!」という声が飛び交い、大きな拍手をしていただきました。子供たちの元気な姿と手作りの横断幕を見て、涙を流している観客の方もいらっしゃいました。

試合観戦
待ちに待った試合観戦。前日の平塚漁港で行われたビンゴ大会でゲットしたユニフォーム、バスの中でプレゼントされたタオルマフラー、グッズ売店で購入したメガホンなどあらゆるものを持っていざスタンドへ!大きな声で一生懸命応援していました。先制点ではみんなが立ち上がり大喜び。先ほどサポーターから教えていただいたベルマーレコールも飛び出しました。試合は1対1の同点でしたが子どもたちは大満足で選手達に大きな拍手をおくっていました。

「試合終了後選手とハイタッチ&記念撮影」
試合終了後には2回目の選手とのハイタッチをしました。子どもたちも試合後には選手の名前を覚え、通る選手の名前を呼んでいました。選手達も「応援ありがとう」と子どもたちに声をかけたり、頭をなでたりして応援への感謝を伝えました。選手達との心のかよった交流に子どもたちは感激していたようでした。
最後は平塚市長落合克弘様を囲み、ピッチ上で記念撮影をしました。みんなすごくいい顔をしていました。子どもたちから「ベルマーレが大好きになりました。福島戻ってもずっと応援していきます」という声が聞けました。

お別れ
最後はスタッフとボランティアの皆様にも集まっていただき、子どもたちを送りました。1人1人としっかりと握手をして、「また来てね」と声をかけると「はい、また来ます」と笑顔で答えてくれました。出発寸前までボランティアの皆さんと話をし、バスが発車すると窓から身を乗り出して姿が見えなくなるまで手を振り続けてくれました。ボランティアの皆様も泣いている方もいらっしゃいました。本当に子どもたちの笑顔にこちらが元気をもらうことが多かったように思います。福島に帰っても湘南の思い出を忘れずにいてくれることと思います。またいつか笑顔で会えることを楽しみにしています。

【3日間を終えて】(ベルマーレフットボールアカデミー ディレクター 大森酉三郎)
5月3日~5日の「被災地の子どもたちにゴールデンウィークを」の第1弾、いわき市豊間サッカースポーツ少年団の受け入れに続き、5月6日~8日の福島ユナイテッドFCの受け入れも無事終了しました。 
弊クラブ眞壁のまっすぐな思いから始まった今回の企画。平塚生まれで茅ヶ崎育ちの私に「後はよろしく!」の一言。誠に僭越ながら調整役を務めさせていただく事になりました。如何に湘南、西湘、箱根の力を集結して子どもたちを楽しませる事ができるか?また、勇気付ける事ができるか?このまっすぐな思いを胸に調整作業に邁進させていただきました。湘南ベルマーレだけではこれだけの規模の招待を実施することは不可能でした。多くの方の多方面に渡るご理解とご協力によって、子どもたちも充実した3日間を過ごすことが出来たと思っております。協力を賜りました企業、団体、個人の皆様に厚く御礼申し上げます。

今回ご招待した福島ユナイテッドFCの主な活動場所は福島市で、内陸に位置しているので今回の震災の津波の直接的な影響はありませんが、原子力発電所の問題で子どもたちは屋外での活動時間が制限されており、満足にボールを蹴れない状況が続いております。子どもたちの福島での様子をうかがい知ることはできませんが、この3日間こどもたちから自然と笑顔がこぼれていたと感じました。子どもたちが福島へ帰宅した翌日、保護者の方から「昨夜、お迎えの時に車に乗り込んできた息子の顔をみたら、すっきりとした表情になっていて、これまでのストレスが発散できたみたいでした。話を聞いたら、外で思いっきりサッカーができたこと、プロの選手が使用しているスタジアムに立てたことなど、本当に心から楽しんで、なおかつ貴重な経験をさせて頂きました。湘南ベルマーレのスタッフの皆様、サポーターの皆様、ボランティアの皆様、それぞれの暖かい心遣いに感激しておりました。私もツイッターを見て、ベルマーレ関係者の皆様のおもてなしに感激を受けておりました」とのお礼のメールを頂きました。

被災地では復興に向けてまだまだ大変な生活が続きます。支援活動も継続して実施していくことが重要と考えております。出来ることは限られているかもしれませんが、引き続き、復興支援への活動を7市3町の皆様のお力をお借りさせていただきながら実施していきたいと考えております。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

今回ご協力を賜りました皆様、誠にありがとうございました。心より感謝を申し上げます。

◇名称
 KIDS GUARD SHONAN「被災地の子どもたちにゴールデンウィークを!」

◇主催
 特定非営利活動法人湘南ベルマーレスポーツクラブ、株式会社湘南ベルマーレ

◇後援
 平塚市、小田原市、箱根町、小田原箱根商工会議所

◇協力
 平塚競輪場、国際ロータリー2780地区第9グループ、株式会社みづほ野、マリールイーズ、いしけん、メッカ、ヴァーミリオン、さかな料理 NOBU、メゾン・ド・アッシュ×エム、モトロッソ、平塚カトリック教会、平塚商業高校PR部、学校法人産業能率大学、産能アカデミー、星槎グループ、世界こども財団、OSAサッカークラブ、ヘラクレス大磯、SunSunマルシェ、平塚商工会議所青年部、平塚魚市場、株式会社フリーデン、えれんなごっそ(鈴廣かまぼこ)、新宿さぼてん(株式会社グリーンハウスフーズ)、江ノ島電鉄株式会社事業部不動産課、江ノ電商事株式会社、不二家秦野工場、株式会社湘南ウイル、株式会社アスリート・パートナーズ、旭鉱油株式会社、アジアンコネクション株式会社、成瀬産業株式会社、木村重晴、株式会社山川機械製作所、医療法人財団倉田会、神仙堂調剤薬局、株式会社小島組、デジタルプロセス株式会社、三田村 健一、湘南ベルマーレサポーター、KIDS GUARD SHONANボランティア
(敬称略、順不同)

◇日時
 平成23年5月6日(金)~8日(日)

◇参加者
 福島ユナイテッドFC  105名
  スクール:U-12・28名(女子2名)
  アカデミー:U-15・47名(女子2名)、U-12・25名(女子1名)
  コーチ:5名(女性1名)