馬入日記

【馬入日記:8月12日】今日はアウェイで新潟戦!ソンボムグン選手インタビュー

今日は18:00よりアウェイの地でアルビレックス新潟との対戦です。(19:00ではなく18:00キックオフなのでご注意を!)

前節、ホームで行われたサンフレッチェ広島戦は1-0で勝利。大橋祐紀選手の素晴らしいミドルシュートで先制し、その1点を最後まで守り切る形で勝点3をもぎとりました。
広島の猛攻に耐える時間もありましたが、チーム全体で連動して守り、またソンボムグン選手のビッグセーブにより無失点に抑えました。

試合終了後の選手たちの顔には歓喜の笑顔、安堵、そして涙が浮かびました。
長くリーグ戦で勝利することができず、悔しさや不甲斐なさ、応援してくれる皆さんへの申し訳なさを抱きながら過ごしてきましたが、ようやくひとつ結果で返すことができました。

ここまでの試合、データ上もJ1リーグ上位のシュートストップを誇るソン選手ですが、クリーンシートは今季初めてでした。

「広島戦でも2つ3つはピンチがあったと思います。セットプレーの時にピンチの場面が多かったですし、最後のアディショナルタイムのシーンもそうでした。最後のシーンはクロスが深い位置に入ってきて、自分が出るべきかどうかの判断があって、出ずにゴール前を守るという判断になりました」

広島戦の3日前に行われた天皇杯セレッソ大阪戦でも、PKも含めたスーパーセーブを連発し、チームメイトはソン選手の活躍に大いに助けられたと話していますが、自身は常に謙虚な姿勢です。

「サッカーをしていたら難しい状況はたくさんあると思いますが、この前の試合でもみんながサポートしてくれて我慢してくれたので耐えることができました。それが無失点に繋がったと思います」

なんとしてもこの流れを続け、今日の新潟戦でも無失点、そして勝利を掴みたい重要な一戦です。

「危ない状況、重要な局面でセーブすることによって、チームの勝利に繋がるということを感じています。広島戦でも最後まで集中が切れることはなかったですし、不安な気持ちもありませんでした。危ない状況が起きることは当然あるので、そういうシーンが起きたとしても動揺せずにきちんと対応できるように、今後の試合に向けて準備していきたいと思っています」

そんなソン選手が目指すGK像とはどういったものでしょうか。

「常に安定的でありながら、リスクを冒しても攻撃的なプレーを出せる選手を目指しています。誰か目標とする選手が一人だけいるというよりも、人それぞれいいところがあるので、長所を見て学んでいます」

連日の暑さはコンディション調整にも難しさを生んでいますが、選手たちは馬入でのトレーニングは100%出し切り、その後はリカバーに努める日々です。

「天気と環境のせいにはできないと思っています。どんな状況でも、自分ができることに最善を尽くさなければいけないですし選手たちはみんなそれを分かっています。自分たちだけでなく新潟の選手も同じく暑いので、いいパフォーマンスを出すことが重要だと思います」

連勝できれば、また大きな波を作り出すことができます。
なんとしても、勝利を。現地で、そして様々な場所からチームへの熱いエールをよろしくお願いします!