馬入日記

【馬入日記:5月15日】永木選手のJリーグ初ゴール!1-0で鳥栖に勝利

サガン鳥栖をホームに迎えて行われた第12節。(今季6試合目)

前半に永木選手が決めた1点を守りきり、1-0で勝利しました!
4試合ぶりとなる勝利に平塚競技場は歓喜に沸き、ホームでは開幕以来となる勝利のダンスで大変な盛り上がりとなりました。

試合後、反町監督が「今日、平塚競技場に足を運んでいただいた方々には、非常に面白い試合を見ていただけたのではないかなと思います。攻守の切り替えが速くて、ボールの動きが速くて、停滞する時間もなくて、かといってそんなにオープンな試合ではなくてコンパクトにやりつつ、お互いの狙いなんかもたくさん出ていて…。最後は我々にとってみると悲鳴みたいな声が聞こえる展開でしたが、非常にサッカーの醍醐味を味わえたんじゃないかと思います」と話していましたが、ロースコアの試合ながら、見応え十分。

熱い気持ちもぶつかり合い、ピッチで思い切り戦う姿勢を表現していました。
「交代の選手も含めて、皆しっかりとタスクを遂行して非常に湘南らしい執念がピッチにあったと思う」と監督。

6試合が終わり、これで3勝2分1敗。順位は4位となっています。

見事、Jリーグ初ゴールを決めた永木選手。
本人にとっても嬉しい初ゴールはチームを助ける貴重な1点となりました。

「最高です。気持ちいいですね」と永木選手。マン・オブ・ザ・マッチも獲得しました。

鳥栖戦では特に、前節の反省からシュート、そしてやり切ることを意識して臨んでいたという永木選手。鳥栖戦に向けて繰り返された1週間の練習の成果が形となって表れました。

前節の愛媛戦で高山選手が初ゴールを決め、この試合では永木選手が初ゴール。
大卒ルーキーコンビ(しかも普段からかなり仲良しの二人!)がやってくれました。
鳥栖戦で決めたゴールも、高山選手からアジエル選手、そして永木選手へと繋がったパスから生まれました。

試合後は高山選手はもちろんのこと、先輩選手にもみくちゃにされながら祝福されていました。
(サポーターの皆さんが歌う永木選手の歌も、選手たちみんなで口ずさんでいます)

「今日は苦しい戦いだった分嬉しいです。今後も、個人的には今の意識を忘れないでやっていくこと。チームとしては、守備は今の状態を継続していくこと、そして攻撃では1点とった後の追加点がとれるようにならなければと思っています」と話していました。
ますますの成長、期待しましょう!

そして、90分を通して強い強い気持ちが伝わってきた巻選手。蹴燃賞を獲得しました。

試合後、反町監督が「巻が真っ赤な顔をして頑張っていた」と話し、大井選手が「佑樹が前にいるのが大きい。本当に頑張ってくれていた」と話していました。

「頑張ることは最低限のこと」と本人は言いますが、頑張り続けることは(しかもそれが周囲に伝わるくらいに)簡単なことではありません。
「僕だけじゃなくてみんなでしっかり走った結果だと思います」とは試合後の巻選手。

そして、チームの勝利に貢献していても、得点を決めたいという気持ちは誰よりも本人が一番熱望していることでしょう。
「無理やりにでもシュート場面を作りにいくな どチャレンジしていきたい。ゴールという形でチームに貢献したいと思う。ポストプレーだけではなくてチームを前に進めていきたいと思います」とゴールへの想いを語っていました。

次節はアウェイで行われるFC東京戦です。
「勝ちながらもその中で反省していくことが大事だと思う。勝った試合でこそしっかり省みて今日の勝ちを次に繋げていきたい」と大井選手が話すとおり、次節に向かう1日1日を大切に過ごしていきたいところです。