馬入日記

【馬入日記:5月11日】責任感強く。大井選手インタビュー

オフ明けの今日は2部練習。
強い雨の降り続く中でしたが、15日の(2週連続の!)ホーム・鳥栖戦に向けていい準備をしています。

前節の愛媛戦の前まで、失点は4試合で最少失点の1でした。愛媛戦では1-0でリードしながらも、終了間際に失点を許し1-1の引き分けで試合終了の笛を聞くことに。
DFを統率する大井選手に試合を振り返って話を聞きました。

「点をとった後に守りに入ってしまったところがあった。気持ちが守りに入ったからプレーも守りに入ったと思し、点をとるまでのプレーを続けていれば全く問題ない試合だったと思う。そういうところでまだチームとして若いと思うし完成していない部分。ひとつひとつ学んでいくのが大事だと思うし無駄にしないようにやっていきたい」

立ち上がりから集中して戦っていた中での、終了間際の一瞬の隙でした。
「失点のシーンについては、自分のところでやられてしまったので自分の責任だと思っています。長いボールから落としてドリブルからシュートという形でしたが、ドリブルはすごくうまかったと思いますけど、すごくシンプルにやられてしまった。1本のロングパスからだったので崩されてやられたわけじゃないし、DFとしたらDFの…僕自身の責任だと思っています。大きいボールがきた時に跳ね返せばいいことだったし、最初のポジションが悪かったと思います」と大井選手。

時間にすれば、ほんの1秒くらいの出来事です。
でも、突き詰めるべきはそういった細かな部分。

「競ってやられたのなら、個人の身体能力や技術の問題だけど、この間の失点はもっとちゃんと考えてプレーしていれば防げた。あと2歩、逆に寄っていれば防げた失点だったと思う。みんながあれだけ前線から守備をしてくれてたのに、ああいった形で点をとられてはいけない」と厳しい表情。

でも、前へ前へと進んでいくのがポジティブな大井選手。
「連敗しなかったことだけがよかった。それでも3試合は勝ってないということをしっかり持って、そういう流れが続かないように、次に向けてやらなければいけない。暑い時期になってきたけど、この間のような厳しい試合が増えると思うので、最後に守りきったり、最後に1点とったりということが出てくると思う。疲れた時にどれだけできるかが重要になってくると思っています」

責任感の強さあふれる決意の表情。
15日のサガン鳥栖戦が一層楽しみに感じられました。