馬入日記

【馬入日記:6月11日】今日はアウェイで鹿島戦!大橋祐紀選手インタビュー

水曜日に行われた天皇杯2回戦から中3日、今日はJ1リーグ第17節 カシマスタジアムで鹿島アントラーズとの対戦です。(18:00キックオフ)

先週末、新潟戦で62分に交代出場した大橋祐紀選手。
3月4日に行われた第3節の川崎との試合中に負傷し右大腿二頭筋肉離れと診断されました。そこから約3カ月、コツコツとリハビリに励みついに復帰を果たしました。

「ホームのピッチに立てたことは本当に嬉しかったです。勝てていない状況だったので、とにかく結果をもたらせられるようなプレーをしたいと思っていました」と大橋選手。

メンバー発表の時や交代でピッチに入った時には、スタジアムからの大きな拍手と大歓声。サポーターの皆さんも復帰を心待ちにしていました。

「連戦続きで練習試合の機会もなかったので、どれくらいできるのかという気持ちはありましたが、出たらもちろん責任を持ってやらなければいけないと思っていました。30分くらい出させてもらいましたけど、ピッチに立つ以上は何も言い訳はできないですし、トライを続けて、且つ結果にこだわってやろと思って入りました」

チームの中で求められていることは。

「やろうとしていることはチームとして変わらないですし、その上積みを常にしていると思います。自分が入ったら、前の選手なのでゴールに近づくプレーをしたい。まずは背後をとってそのまま一発でゴールを狙えることが一番いいと思いますし、それを狙いながらもチームとしてしっかり後ろから自分たちのサッカーをして、FWの二人で連携を持ちながらゴールに向かっていくということも大事だと思います。いろいろな選択肢を持ちながらやっていきたい。やはり得点を取ることが一番求められていることだと思うので、前で引っ張っていけるような選手になりたいと思っています」

リハビリの期間は地道なトレーニングで自分と向き合う日々でした。
でも常に気持ちを切らさず、その時にできることをやり切る姿勢を貫いていました。

「期間が長かったので、今までケガしたところも含めて強化するというアプローチをしようと身体のバランスを見直したり機能を改善できるようにはやってきました。やっぱりケガをしない選手が一流だと思いますし、そういう選手にはなれていないのが現状。ケガで抜けてしまって見ているだけという悔しい状態にならないようにやっていきたいと思っています」

プロになってから大きなケガを何度か経験しました。一番悔しく歯がゆい思いをしているのは大橋選手自身。

「生活から全てが変わりました。1年目にケガをしたことによって本当にすべての生活を気にするようになりました。これまでは衝撃系というか事故みたいなケガが多かったので仕方ない部分はありますけど、それでも避けられるかどうかは大事だと思います。グラウンドでのトレーニングはもちろん100%でやっていますけど、ケガしたことによってそれ以外のトレーニングやケアもしっかりやるようになりました」

さて、そんな中今日対戦するのは鹿島です。

「鹿島はハードワークし守備も堅くて全員で戦っているというチームだと思いますが、自分たちも走るところや戦うところなどハードワークするというのは強みなので、そこで勝りたいというのがまずひとつあります。一昨年まで湘南にいた名古(新太郎選手)もいますし、対戦が楽しみです。大学の時から知っているし今でも食事に行ったりする仲。僕もケガが長かったですけど新太郎も湘南でケガしていて、一緒にできた期間は少なかったですけど、今回初めて戦うのですごく楽しみにしています」

勝利に向けて。期待されるゴールを自ら強く求めて。
共に熱く戦いましょう。ご声援よろしくお願いします!

※ちなみに…一人で写真に写りたくない大橋選手が畑選手を引き入れて撮影しました。