馬入日記

【馬入日記:5月9日】高山選手、J初ゴールは「感謝」のゴール

8日の愛媛FC戦でJリーグ初ゴールを決めた高山選手!

後半の最初から途中交代で出場し、59分にアジエル選手からのスルーパスを受け落ち着いてシュートを放ち、見事ネットを揺らしました。
スタジアムが歓喜の渦に包まれ、高山選手は大歓声のゴール裏へと走っていきました。
「サポーターのところへ行くかベンチへ行くか一瞬迷ったので、最初ちょっと変な動きになっちゃったんですけど(笑)。サポーターのほうへ走りながらちょっとだけ泣きそうになりました」とその時を振り返りました。

みんなに頭を(髪の毛を…)引っ張られたり軽く蹴られたりと手荒な祝福を受けるなど、チームの中でも愛されキャラであることを感じさせました。

「シュートの瞬間、ボールがきた時に“(ボールが)きちゃった”じゃなくて“きた”と思った。“決めなきゃ”じゃなくて“決めたい”と思ったんです。MUSTじゃなくてWANTでした」と。(←名言!なんともうまいことを…)

実は高山選手、愛媛戦は並々ならぬ想いで迎えていました。
「水戸戦の後に、曺コーチからいろいろと気持ちの面も含めて指導をしてもらっていました。本当に昨日の得点は監督やコーチのお陰です。まだまだ動きの質はよくないけれど、でも昨日は裏に何度か飛び出すことができた。練習中に何度も何度も指導してくれた監督やシュート練習にいつも付き合ってくれている誠一さん(齋藤コーチ)や敏さん(浮嶋コーチ)、気持ちの部分を曺さんに指導してもらって…本当にそういう全てが重なって点がとれたんだと思う」と高山選手。

これまでの5試合、すべてに出場していますが愛媛戦はこれまでで一番長い出場時間でした。
「後半のスタートからと聞いてちょっとビックリしたんですけど、0-0だったし、点をとりにいくんだ、と。ここで使ってもらえるということは、やれると思って使ってくれているんだと思って、悲観的になるんじゃなくて自信をもって入ろうと意識しました」

スピードと思い切りのよいプレーでボールを持つと期待感が高まりスタンドが沸く選手。さらなる成長が楽しみです。

今後に向けては?と聞くと…
「特にホームゲームの環境とかそういうものに慣れたくないです。競技場に入ってくる時の花道(勝利への花道)もすごく嬉しいし、点をとった時とかもめちゃくちゃ嬉しい。こういう環境でプレーさせてもらえることに慣れてしまうのではなくて、周りへの感謝とか自分が嬉しいと思う気持ちをいつも忘れずにやっていきたいと思っています」と高山選手。

こういう気持ちがピッチの上での懸命なプレーにも表れています。

そして昨日は母の日。
スタジアムに応援に来てくれていたお母さんに「母の日ゴールだよ」と言ったそうです。
この上ない、母の日の感謝のプレゼントとなりました。

さて、こちらは…

4月からベルマーレサッカースクールで配布されている「スクールニュース」がリニューアルされています。

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5月号に登場するのは、坂本選手!インタビューをぜひお楽しみに。

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