2023YLCグループステージ第3節 湘南vs清水戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
日頃からやっていることをそのまま出してくれたゲームになりました。Jリーグのほうで絡めていない選手を使って、やることは変わらない中でどうなるかと、「チーム力が試されるな」という心境で迎えたゲームでした。
心配は何もしていなくて、本当に素晴らしいパフォーマンス、素晴らしい結果を出してくれました。最後足をつったり、アクシデントもありましたが、それもやり切った証拠だと思います。
何より3点取る、ゼロに抑えるという結果を残してくれたことはすごく良かった。本当にいいゲームというか、自分たちが作り上げた試合になったと思います。
山口監督 質疑応答
- 先制点を挙げた鈴木章斗選手の評価は？
彼の評価というか、チームとして狙いを持った場面で、大陽だったと思いますけど、前の選手をシンプルに使うところは、何を目指すかというところで一番大事なところでした。もちろん今日の章斗のパフォーマンスは良かったですし、結果を残したところは評価すべきところですが、結果とは何か。点を取ることも1つの結果ですけど、点を取らなかった後ろの選手が結果を残さなかったのかと言われればそうではない。
今日は全員がそれぞれやるべきことを忠実にやってくれたと思います。まだまだ課題はたくさんありますけども、全員が結果に対してすごく良いパフォーマンスを出したと思っています。
- 若手が良いパフォーマンスを発揮しベテランも刺激を受けていたように見えた。日頃のトレーニング含めどう見ているか。
練習に関しては全員が前向きに取り組む姿勢を見せてくれていますし、こちらの要求にも応えてくれている。僕自身としては助かってますし、すごくありがたい。見入ってしまう部分と、選手ってすごいなというところがあるので助かってます。
ただ、それを選んでチームとして結果を出さないといけない中で、今日出た選手はこれまでなかなかチャンスがなかったかもしれないですが、習慣がそのまま出たのかなと。技術もそうですし、日頃のトレーニングの意識を出せたからこそ、相手を上回れたと思います。自分が一番監督をやっていて大事にしているところなので。
点を取る人や守備をする人と個にフォーカスすることは大事かもしれないですけど、すべてにおいて全員がやるべきことをやってくれたゲームでした。
秋葉忠宏監督 総括
平日のアウェイにもかかわらず、静岡の地から多くのエスパルスファミリーが駆けつけてくれている中で、二面性を見せてしまったなと。特に前半、アウェイだとか、われわれスタッフが不慣れでバタバタして、到着が遅れてしまって、選手たちに集中して入らせてやれなかったというのは自分たちの反省点としてあります。だた前半のようなサッカーはまったく望んでいない。ボールを取りにいかない、前にボールをつけていない、ゴールに向かわない、仕掛けない。そんなフットボールをするつもりはまったくない。
後半のようなボールを奪いにいく姿、ゴールへ向かう姿、前に前に出ていく姿を見せられるようにやっていきたいと思います。
あの前半の中から、3点目は取られたが、後半のようにボールを奪いにいく姿勢、前から圧力を掛ける姿勢。奪ったら、前にボールを出す、仕掛ける、飛び出していく、追い越していくような際どいシーンを何度も作った。
ただ、残念ながらGKのビッグセーブとか素晴らしいものがあったのでゼロだったが、そこは真摯に受け止めて、中2日ですぐにアイスタでの試合が来るので、メンタルを含めて体と心を回復させながら、どういうトレーニングができるか分からないが、少しでも積み上げができるように。ここから二度とこういう前半にならないように、後半のようなサッカーが続けられるように。あれを90分続けながら、クオリティーを出せるように全員でやっていきたい。
秋葉忠宏監督 質疑応答
- 後半、良くなった要因は？
「分かりやすくオールコートマンツーマンで行くぞ」という話をしたので、誰が対面の選手に勝てるのか、負けるのか。責任を持ってやれば、もっと言えば誰が負けてしまったのか、誰が勝ったのかすぐに分かるので、もう一度分かりやすい状態を作って、その中でどれだけファイトできるのか。
誇らしく思ったのは、3-0で勝っている湘南が、足が攣る選手が出てくる、必死になって時間稼ぎをする。そこまで追い込む。0-3のチームが見せる姿ではなかったと思うので、そこまで追い込んで見せたエスパルスの選手を誇りに思います。
ユースの選手を3人出しましたが、堂々としていた。マンツーマンで対面の選手に負けるなと言った中で、堂々とやってのけた。高い技術力と、しっかりとした球際の強さを見せてくれたのはわれわれエスパルスにとっては大きな大きな希望だったと思っている。
選手コメント
MF10山田 直輝
チームとして今年は本当にルヴァンカップのタイトルを狙えると感じていますし、ただそのなかで、ここまでなかな勝ち切れていなかったのでとにかく勝ちたいと思っていました。自分のゴールで勝てたのですごく嬉しいですし良かったです。
（1点目については）
カズくん（大野選手）がゴチャゴチャしてる時ってけっこうこぼれてくるっていうのがあるので（笑）、ゴチャゴチャし出した時に「これはくるぞ」と思っていい準備ができました。練習試合でもそういうのは感じていたので、信じてこぼれ球に冷静に流し込めたのはよかったと思います。
カズくんじゃなくても常にこぼれ球は狙っているのでその成果が出てよかったです。
（後半立ち上がりのゴールについては）
後半、相手がフォーメーションを変えていて前からくるということは感じていて、裏にスペースがあるということは分かっていたので、そこをしっかり突いて冷静に流し込めたと思います。僕らしくない感じでしたけど（笑）たまにはいいのかなと思います。
リーグとルヴァンで2回、あのあたりでシュートを打って相手に触られたりブロックされていたので次は違う形でやろうと決めていました。その形がきて、相手を滑らせてから打てたので、前の2試合の経験があってのゴールかなと思います。
（G大阪戦での反省も含め今日はカウンターを裏返して決め切ったことは経験を活かせたと思うが？）
この間の試合は4-1で勝った中でもチームとしての反省はしっかりしていましたし、そういう面では今日は出てるメンバーは違いましたけどチームとして表せたことはよかったと思います。
（鈴木章斗選手はじめ若い選手のプレーはどう見えたか？）
すごく頼もしかったし生き生き楽しそうにやってていいなと感じていました。普段から全員がいい雰囲気で練習できている成果が今日、皆さんに見せられたかなと思います。
同じピッチに立っていますし、いい選手がここからリーグに出て行くと思うので、もちろん僕も負けられないですし、しっかりアピールしたいという気持ちでやっています。
FW25若月 大和
（初スタメンだったが？）
個人で言ったらゴールのチャンスもあったし決められるところもあった。もっと前を向いてチャンスを作れた場面もあったと思うので、個人的な課題はたくさんあったんですけど、チームとして前半で2点取れて、後半にも得点を取れて勝てたというのは本当に良かったです。
とにかくスタメンで出られたので、絶対に試合に勝ちたいと思っていました。みんなで頑張って勝てたので本当に嬉しいです。
（オフザボールの動きも常に足を動かした状態だったと思うが？）
自分にこぼれてきても良いように準備していますし、選択肢は多い方がいいと思うので、あそこで自分が横にいればもしもシュートが打てないとなったときに、パスという選択肢ができると思うので、そこはフォワードとして常に狙っている部分です。
（足の状態は？）
最後滑ってしまい、体勢を崩して足に力が入ってしまって最後は攣ってしまいダメでした。
（あのシーンは失点に繋がりそうな場面だったと思うが？）
ああいうプレーでチームの士気も上がったかなと思いますし、自分のできることは最大限やって、チームのためにああいったプレーも増やしていきたいなと思います。
（フル出場に近い時間プレーできたというのは？）
まずこうやってスタメンで出ることができたというのは、個人的にはすごい良かったです。
個人的には得点をできなかったとか課題はいっぱいあるんですけど、後ろも無失点で終われて、前も3得点できたのは本当に大きかったと思います。
全員が次に繋げられる良い試合ができたと思います。
（年齢が上の選手が周りにいるときと同世代の若い選手がいるときではプレーする感覚は違うのか？）
全体的に今日は若かったので、前から献身的に守備にいくことや、相手に最初から走り負けないぞと若手の力を出そうという気持ちで入ったのでそこは走り勝てたと思います。
プレー面では自分も含めて簡単なミスもあったと思うんですけど、そこをしっかり全員で守備の切り替えであったり、カバーできたのは良かったなと思います。
（チームとして得点を重ねていくなかで自分も得点を取らなきゃいけないという焦りなのか、逆に乗っていけるなのか？）
得点を取らなきゃという焦りは試合中には無くて、チャンスは自分のすぐ近くにあってシュートを打てるチャンスもあったので、そういうのは本当に決めきりたいなというのは振り返ってみて思いました。
でも試合のなかではシュートがその時入らなくても焦りよりも、切り替えて良い守備から同じ攻撃ができるように、とにかくシュートをたくさん打とうという気持ちで試合に入ったので、決めなきゃという焦りは特にはなかったです。
（シュートをいっぱい打つという意味では得点は取れなかったが、自分のなかでの手応えはあったか？）
シュートに繋がらなくても例えばドリブルで運んでラストパスを出せたり、そういうプレーができたのは良かったです。
もう少しシュートに行ける場面もあって、自分が相手を背負って前を向いてキーパーと1対1というのが振り返ってみると今日の試合は結構あって、そういうところを突き詰めてもっとゴールに近くなるようにしたいですし、もっと得点に取れるようになりたいです。
FW29鈴木 章斗
個人として得点が取れたというのはよかったんですけど、チームが勝てたということが一番よかったなと思います。
（ゴールシーンを振り返って）
背後に抜けた時にキーパーが出てきたのでちょっと浮かそうかなと思ったんですけど、下がったのが見えたので、ここ最近ゴール決められない中で確率の高いほうを選択するように言われていたので、そこで横に大和くん（若月選手）も走ってきたのも見えた中で、自分が打てば一番確率が高いんじゃないかと思ってシュートして、それがうまく入ってよかったと思います。
（去年天皇杯では決めているが今季初ゴールとなったが？）
ベンチで試合を見ていた中で、自分が点を決めて喜びたいとずっと思ってやってきたので、それが実現できてよかったと思います。
（2年目で成長した部分を感じるか？）
全てにおいて成長したと思います。去年なかなか公式戦には出られない中で、練習試合でも自分が成長できたというのは感じていたので、何がというよりも全てが成長していると思います。
数字もそうですが、どれだけこのプレーが継続できるかというのが大事だと思うので、そこを一番大事にしていきたいと思います。
FW37石井 久継
僕は中学1年生の時に湘南ベルマーレに入って、ずっと夢見ていた場所だったので鳥肌がすごくて、見渡したらみんな応援をしてくれていてやってやろうという気持ちと、嬉しい気持ちがありました。
（間でボールを受けたり、ゴール前に入っていったり臆することなくプレーしていたと思うが？）
できるかなという不安が少しあって、そう思っていた時はできなかった部分もあったんですけど、自信を持ってプレーしている時は良い感じでできていたので、あとは自信をつけることが大事だなと思いました。
（監督からはどんな言葉で送り出されたのか？）
緊張するなと言われました。多分顔に出ていたので。ボールを収めるところと相手の背後を狙うこと、ただ考えすぎるなと言われました。
監督が優しく伝えてくれているなと感じました。
（トップチームの加入が内定したが今の心境は？）
今年からリーグ戦にも絡んでいきたいということは思っていました。プロの世界で生き残れる選手というのは若い頃から活躍している人が多いので、現状に満足せずこれからも努力してやっていきます。
（相手チームにも同年代の選手がいたが？）
他のチームにも何人か試合に出ている選手がいるので、負けていられないという気持ちはあります。
（メンバー入りをして前日から緊張があったのか？）
メンバー発表があったその日はただ嬉しくて、今日の朝くらいから緊張してきました。ベルマーレのアップの動画とか見ていて、そこに自分が行くのかなと思ったら、少し心配でしたけど、いざバスに乗ってここに着いたときに、みんな応援してくれていて今でも考えたら鳥肌が立つんですけど、本当に嬉しかったなと思います。
（起点になる場面もあったが？）
そういうプレーもあったんですけど、一番はやっぱりゴール前で違いを見せたいと思っているので、そこでもっと違いを見せられるようなプレーができたらと思います。
（今までスタンドで見ていた光景はどうだったか？）
ホームはずっと毎回見にきていて、いつもベンチ裏くらいで見ていました。ずっとどんな感じなんだろうなと思っていたんですけど、今日立ってみたら全然違う感覚でした。本当に良い経験ができたなと思います。
（持っている記念のボールはどうするのか？）
お父さんとお母さん、お姉ちゃんに見せます（笑）
MF13平岡 大陽
（鈴木章斗選手の1点目のアシストの場面について）
まずターンがうまくいって良いところにボールを置けて前を向けたので、考える間もなく気がついたらループパスをしていました。相手の守備もラインがルーズだったので、章斗がうまく抜け出してくれたのでそこに出すだけでした。
前を向いた時に目の前に相手のラインがあったので、裏を取れるだろうと瞬間的に思ったので気づいたらループで出していました。
でもああいうプレーも以前の自分だったら出せていなかったと思うし、今の自分はボールを持ったときに前が空いていたら前に運んだり、前につけられるならつけるとか、そういう判断を落ち着いてできるようになってきたと思います。それがアシストに繋がっているのかなと思います。
（代表でも前を向いてパスを出す場面があったが？）
ベルギー戦では最後の質もそうだし、そこからもう1個自分で持って行くという課題がありました。今日はあのプレーが最善だったと思いますけど、それ以外のプレーでは少しシュートに迷いがあって打てなかったところもあったので、そういうところはまだまだだなと思います。収穫と改善点があります。
（以前にも増して前に運ぶときの力強さが出てきたと思うが？）
それはあるかもしれないです。代表の刺激とかは間違いなくあったと思うんですけど、例えば代表でもっと推進力がないとダメだなというよりは全体的に力の無さを感じたので、そこを特に意識しているわけではないですけど、海外の相手と対戦をしてもっとやらなきゃいけないというのは肌で感じました。
自分の今の立ち位置とかを抜きにしてそういうハングリーさは増したかなと思います。
色々刺激があったので、それをどう活かすかというのは大事だと思います。
（すぐにリーグ戦を迎えるが次節に向けて）
今はリーグ戦、ルヴァンカップと2連勝できているので、この勢いを止めてはいけないと思いますし、個人的にも去年よりは少しずつ結果を残せているし、ポジティブなプレーも出せていると思うんですけど、ここで足元をすくわれないようにしたい。もう一度自分が何をやるべきかというのを整理していくことと、勢いも大事だと思うので慎重に行く半面、行けるという自分の今の感覚を無くさないようにしてどんどん向上していきたいですし、次も勝てるように頑張りたいと思います。
DF8大野 和成
後ろとしては、最近ラインが下がって前からの守備がうまくできないというのがあったので、自分が出たらしっかりラインを上げてコンパクトにして、若い選手がいっぱいいたのでなるべくボールにいかせたほうがいいなと思っていました。
（ほぼ完璧に守れた手応えか？）
そうですね。攻撃の時にイージーなミスでカウンターを受けることもありましたけど、みんなで戻る意識とか球際の部分でファイトしていたので、そんなに問題はなかったかなと思います。
（山田選手が「ゴール前でゴチャゴチャしてるとこぼれてくる可能性がある」と話していたが？）
そうですね（笑）。練習試合でけっこう僕からやーまんを経由していたので、僕もやーまんが見えて出そうかなと思ったんですけど、ちょっとおしゃれにターンしたらミスしたんですけど結局やーまんにいくという（笑）
やーまんは常に狙ってますね。
（G大阪戦で勝った中で反省もあった中で今日重要な試合だったと思うが？）
結果と共に内容も伴わないといけないと思っていますし、そうじゃないと強くならないと思う。ルヴァンも上にいけるチャンスもあるので今日の勝利は大きいなと思います。
（かなりこまめにラインコントロールをしていたが？）
久しぶりの真ん中で、スライドを繰り返していたら最後は攣りました。でも僕たちが上げた分だけ前もいきやすいと思うので、そこは意識していました。
やっぱり間延びしてしまったら前にいってこぼれた時の距離感が悪いと拾われて前を向かれることもある。取った後も距離感が遠いとパスの繋がりや連動性がなくなってしまうので、そこは自分たちが上げてコンパクトにすると、攻撃も守備もいい距離感になるなと思ったので意識しました。
MF15奥野 耕平
無失点で抑えたというのと前半に2点取ってあと1点で勝負が決まるというところでやーまん（山田選手）がしっかり個人で点を取ってくれたということで、僕自身スタメンで初めて出た試合でしたが、みんなのお陰でしっかり勝てたのでよかったと思います。
もう少しオープンな展開になった時に、自分のところで違いを見せられたらよかったかなと思います。
後半、3点目が入ったタイミングで相手に高い選手が出てきて、収めるような展開になりました。うまくセカンドとか回収できていたんですけど、回収したあとの次のプレーを、もっと前とか、ルーズなボールを蹴るんじゃなくて前向きな選手に当てるとか、そういうことを意識しなければいけないかなと思います。
（練習でも鋭いパスを出す場面を見るが？）
フォーメーション的に僕の前に選手がいるので、そういうところで後ろ向きになると後ろの人数が難しくなるので、前にパスすることは意識してやっています。
（左右にテンポよくさばいていた印象もあるが？）
拾うというのは自分の良さでもありますし、そこでゆさぶるのもありですけどもう少し縦に速いパスを狙っていきたいなと思っています。
DF32松村 晟怜
チームが勝てたことはよかったしめちゃくちゃ嬉しいんですけど、自分のプレーを振り返ってみるとまだまだだなと感じています。
ビルドアップの部分も引っ掛ける回数が多かったですし、カズくん（大野選手）や脩斗さん（山本選手）に助けられたと思います。
若い自分がもっとプレーで引っ張って行けるようにならないとダメだなと思った試合です。
（堂々とプレーしているように見えたが？）
まず楽しむことが一番だと思うのでそれを第一に考えて、球際だったりそういうところで強くいくことは意識していました。
無失点で終えられたことは、次に繋がると思いますし自分にとっても自信になりました。
長く試合に出られて、自分の思い描いていたプロとしての姿がやっと叶えられたので、ここから、次はもうデビューではないので、自分が勝利に貢献できるように頑張りたいです。
緊張感のある中で、練習試合とは全然違いますし緩いプレーも許されないので、その中でサッカーができるのは久しぶりだったので楽しかったです。
GK21馬渡 洋樹
（守備としては完璧に近かったのでは？）
ディフェンス陣も裏のボールの対応とか、自分がタイミングが遅れた場面もあったんですけど、カズくんや晟怜（松村選手）、脩斗さんがうまく対応してくれた。最後のシュートシーンも難しいところがありましたけど、DFがコースを切ってくれていたので、最後のところで失点せずに終われました。あのシュートはドライブぎみだったので、反応できてよかったですが、自分も高い位置にポジションをとっていたので、そういう面でももう少しいい準備ができたかなと思います。
（無失点は重要だったと思うが？）
ルヴァンもこれまで2試合ともトミさん（富居選手）が出ていて、両方無失点だったので自分が出て失点は絶対に嫌だったので、試合前からゼロでいきたいと思っていました。
（今後にどう繋がるか）
こういうチャンスをもらった試合で勝つか負けるかは大きく変わってくると思うので、立ち位置としてもチャンスは多くない中で結果を残すことは大事だと思っていました。
トミさんもルヴァンでよくてリーグ戦も出場したので、結果を残して、リーグ戦のほうにも食い込んでいけたらなと思います。
2023YLCグループステージ第3節 湘南vs清水戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
日頃からやっていることをそのまま出してくれたゲームになりました。Jリーグのほうで絡めていない選手を使って、やることは変わらない中でどうなるかと、「チーム力が試されるな」という心境で迎えたゲームでした。
心配は何もしていなくて、本当に素晴らしいパフォーマンス、素晴らしい結果を出してくれました。最後足をつったり、アクシデントもありましたが、それもやり切った証拠だと思います。
何より3点取る、ゼロに抑えるという結果を残してくれたことはすごく良かった。本当にいいゲームというか、自分たちが作り上げた試合になったと思います。
山口監督 質疑応答
- 先制点を挙げた鈴木章斗選手の評価は？
彼の評価というか、チームとして狙いを持った場面で、大陽だったと思いますけど、前の選手をシンプルに使うところは、何を目指すかというところで一番大事なところでした。もちろん今日の章斗のパフォーマンスは良かったですし、結果を残したところは評価すべきところですが、結果とは何か。点を取ることも1つの結果ですけど、点を取らなかった後ろの選手が結果を残さなかったのかと言われればそうではない。
今日は全員がそれぞれやるべきことを忠実にやってくれたと思います。まだまだ課題はたくさんありますけども、全員が結果に対してすごく良いパフォーマンスを出したと思っています。
- 若手が良いパフォーマンスを発揮しベテランも刺激を受けていたように見えた。日頃のトレーニング含めどう見ているか。
練習に関しては全員が前向きに取り組む姿勢を見せてくれていますし、こちらの要求にも応えてくれている。僕自身としては助かってますし、すごくありがたい。見入ってしまう部分と、選手ってすごいなというところがあるので助かってます。
ただ、それを選んでチームとして結果を出さないといけない中で、今日出た選手はこれまでなかなかチャンスがなかったかもしれないですが、習慣がそのまま出たのかなと。技術もそうですし、日頃のトレーニングの意識を出せたからこそ、相手を上回れたと思います。自分が一番監督をやっていて大事にしているところなので。
点を取る人や守備をする人と個にフォーカスすることは大事かもしれないですけど、すべてにおいて全員がやるべきことをやってくれたゲームでした。
秋葉忠宏監督 総括
平日のアウェイにもかかわらず、静岡の地から多くのエスパルスファミリーが駆けつけてくれている中で、二面性を見せてしまったなと。特に前半、アウェイだとか、われわれスタッフが不慣れでバタバタして、到着が遅れてしまって、選手たちに集中して入らせてやれなかったというのは自分たちの反省点としてあります。だた前半のようなサッカーはまったく望んでいない。ボールを取りにいかない、前にボールをつけていない、ゴールに向かわない、仕掛けない。そんなフットボールをするつもりはまったくない。
後半のようなボールを奪いにいく姿、ゴールへ向かう姿、前に前に出ていく姿を見せられるようにやっていきたいと思います。
あの前半の中から、3点目は取られたが、後半のようにボールを奪いにいく姿勢、前から圧力を掛ける姿勢。奪ったら、前にボールを出す、仕掛ける、飛び出していく、追い越していくような際どいシーンを何度も作った。
ただ、残念ながらGKのビッグセーブとか素晴らしいものがあったのでゼロだったが、そこは真摯に受け止めて、中2日ですぐにアイスタでの試合が来るので、メンタルを含めて体と心を回復させながら、どういうトレーニングができるか分からないが、少しでも積み上げができるように。ここから二度とこういう前半にならないように、後半のようなサッカーが続けられるように。あれを90分続けながら、クオリティーを出せるように全員でやっていきたい。
秋葉忠宏監督 質疑応答
- 後半、良くなった要因は？
「分かりやすくオールコートマンツーマンで行くぞ」という話をしたので、誰が対面の選手に勝てるのか、負けるのか。責任を持ってやれば、もっと言えば誰が負けてしまったのか、誰が勝ったのかすぐに分かるので、もう一度分かりやすい状態を作って、その中でどれだけファイトできるのか。
誇らしく思ったのは、3-0で勝っている湘南が、足が攣る選手が出てくる、必死になって時間稼ぎをする。そこまで追い込む。0-3のチームが見せる姿ではなかったと思うので、そこまで追い込んで見せたエスパルスの選手を誇りに思います。
ユースの選手を3人出しましたが、堂々としていた。マンツーマンで対面の選手に負けるなと言った中で、堂々とやってのけた。高い技術力と、しっかりとした球際の強さを見せてくれたのはわれわれエスパルスにとっては大きな大きな希望だったと思っている。
選手コメント
MF10山田 直輝
チームとして今年は本当にルヴァンカップのタイトルを狙えると感じていますし、ただそのなかで、ここまでなかな勝ち切れていなかったのでとにかく勝ちたいと思っていました。自分のゴールで勝てたのですごく嬉しいですし良かったです。
（1点目については）
カズくん（大野選手）がゴチャゴチャしてる時ってけっこうこぼれてくるっていうのがあるので（笑）、ゴチャゴチャし出した時に「これはくるぞ」と思っていい準備ができました。練習試合でもそういうのは感じていたので、信じてこぼれ球に冷静に流し込めたのはよかったと思います。
カズくんじゃなくても常にこぼれ球は狙っているのでその成果が出てよかったです。
（後半立ち上がりのゴールについては）
後半、相手がフォーメーションを変えていて前からくるということは感じていて、裏にスペースがあるということは分かっていたので、そこをしっかり突いて冷静に流し込めたと思います。僕らしくない感じでしたけど（笑）たまにはいいのかなと思います。
リーグとルヴァンで2回、あのあたりでシュートを打って相手に触られたりブロックされていたので次は違う形でやろうと決めていました。その形がきて、相手を滑らせてから打てたので、前の2試合の経験があってのゴールかなと思います。
（G大阪戦での反省も含め今日はカウンターを裏返して決め切ったことは経験を活かせたと思うが？）
この間の試合は4-1で勝った中でもチームとしての反省はしっかりしていましたし、そういう面では今日は出てるメンバーは違いましたけどチームとして表せたことはよかったと思います。
（鈴木章斗選手はじめ若い選手のプレーはどう見えたか？）
すごく頼もしかったし生き生き楽しそうにやってていいなと感じていました。普段から全員がいい雰囲気で練習できている成果が今日、皆さんに見せられたかなと思います。
同じピッチに立っていますし、いい選手がここからリーグに出て行くと思うので、もちろん僕も負けられないですし、しっかりアピールしたいという気持ちでやっています。
FW25若月 大和
（初スタメンだったが？）
個人で言ったらゴールのチャンスもあったし決められるところもあった。もっと前を向いてチャンスを作れた場面もあったと思うので、個人的な課題はたくさんあったんですけど、チームとして前半で2点取れて、後半にも得点を取れて勝てたというのは本当に良かったです。
とにかくスタメンで出られたので、絶対に試合に勝ちたいと思っていました。みんなで頑張って勝てたので本当に嬉しいです。
（オフザボールの動きも常に足を動かした状態だったと思うが？）
自分にこぼれてきても良いように準備していますし、選択肢は多い方がいいと思うので、あそこで自分が横にいればもしもシュートが打てないとなったときに、パスという選択肢ができると思うので、そこはフォワードとして常に狙っている部分です。
（足の状態は？）
最後滑ってしまい、体勢を崩して足に力が入ってしまって最後は攣ってしまいダメでした。
（あのシーンは失点に繋がりそうな場面だったと思うが？）
ああいうプレーでチームの士気も上がったかなと思いますし、自分のできることは最大限やって、チームのためにああいったプレーも増やしていきたいなと思います。
（フル出場に近い時間プレーできたというのは？）
まずこうやってスタメンで出ることができたというのは、個人的にはすごい良かったです。
個人的には得点をできなかったとか課題はいっぱいあるんですけど、後ろも無失点で終われて、前も3得点できたのは本当に大きかったと思います。
全員が次に繋げられる良い試合ができたと思います。
（年齢が上の選手が周りにいるときと同世代の若い選手がいるときではプレーする感覚は違うのか？）
全体的に今日は若かったので、前から献身的に守備にいくことや、相手に最初から走り負けないぞと若手の力を出そうという気持ちで入ったのでそこは走り勝てたと思います。
プレー面では自分も含めて簡単なミスもあったと思うんですけど、そこをしっかり全員で守備の切り替えであったり、カバーできたのは良かったなと思います。
（チームとして得点を重ねていくなかで自分も得点を取らなきゃいけないという焦りなのか、逆に乗っていけるなのか？）
得点を取らなきゃという焦りは試合中には無くて、チャンスは自分のすぐ近くにあってシュートを打てるチャンスもあったので、そういうのは本当に決めきりたいなというのは振り返ってみて思いました。
でも試合のなかではシュートがその時入らなくても焦りよりも、切り替えて良い守備から同じ攻撃ができるように、とにかくシュートをたくさん打とうという気持ちで試合に入ったので、決めなきゃという焦りは特にはなかったです。
（シュートをいっぱい打つという意味では得点は取れなかったが、自分のなかでの手応えはあったか？）
シュートに繋がらなくても例えばドリブルで運んでラストパスを出せたり、そういうプレーができたのは良かったです。
もう少しシュートに行ける場面もあって、自分が相手を背負って前を向いてキーパーと1対1というのが振り返ってみると今日の試合は結構あって、そういうところを突き詰めてもっとゴールに近くなるようにしたいですし、もっと得点に取れるようになりたいです。
FW29鈴木 章斗
個人として得点が取れたというのはよかったんですけど、チームが勝てたということが一番よかったなと思います。
（ゴールシーンを振り返って）
背後に抜けた時にキーパーが出てきたのでちょっと浮かそうかなと思ったんですけど、下がったのが見えたので、ここ最近ゴール決められない中で確率の高いほうを選択するように言われていたので、そこで横に大和くん（若月選手）も走ってきたのも見えた中で、自分が打てば一番確率が高いんじゃないかと思ってシュートして、それがうまく入ってよかったと思います。
（去年天皇杯では決めているが今季初ゴールとなったが？）
ベンチで試合を見ていた中で、自分が点を決めて喜びたいとずっと思ってやってきたので、それが実現できてよかったと思います。
（2年目で成長した部分を感じるか？）
全てにおいて成長したと思います。去年なかなか公式戦には出られない中で、練習試合でも自分が成長できたというのは感じていたので、何がというよりも全てが成長していると思います。
数字もそうですが、どれだけこのプレーが継続できるかというのが大事だと思うので、そこを一番大事にしていきたいと思います。
FW37石井 久継
僕は中学1年生の時に湘南ベルマーレに入って、ずっと夢見ていた場所だったので鳥肌がすごくて、見渡したらみんな応援をしてくれていてやってやろうという気持ちと、嬉しい気持ちがありました。
（間でボールを受けたり、ゴール前に入っていったり臆することなくプレーしていたと思うが？）
できるかなという不安が少しあって、そう思っていた時はできなかった部分もあったんですけど、自信を持ってプレーしている時は良い感じでできていたので、あとは自信をつけることが大事だなと思いました。
（監督からはどんな言葉で送り出されたのか？）
緊張するなと言われました。多分顔に出ていたので。ボールを収めるところと相手の背後を狙うこと、ただ考えすぎるなと言われました。
監督が優しく伝えてくれているなと感じました。
（トップチームの加入が内定したが今の心境は？）
今年からリーグ戦にも絡んでいきたいということは思っていました。プロの世界で生き残れる選手というのは若い頃から活躍している人が多いので、現状に満足せずこれからも努力してやっていきます。
（相手チームにも同年代の選手がいたが？）
他のチームにも何人か試合に出ている選手がいるので、負けていられないという気持ちはあります。
（メンバー入りをして前日から緊張があったのか？）
メンバー発表があったその日はただ嬉しくて、今日の朝くらいから緊張してきました。ベルマーレのアップの動画とか見ていて、そこに自分が行くのかなと思ったら、少し心配でしたけど、いざバスに乗ってここに着いたときに、みんな応援してくれていて今でも考えたら鳥肌が立つんですけど、本当に嬉しかったなと思います。
（起点になる場面もあったが？）
そういうプレーもあったんですけど、一番はやっぱりゴール前で違いを見せたいと思っているので、そこでもっと違いを見せられるようなプレーができたらと思います。
（今までスタンドで見ていた光景はどうだったか？）
ホームはずっと毎回見にきていて、いつもベンチ裏くらいで見ていました。ずっとどんな感じなんだろうなと思っていたんですけど、今日立ってみたら全然違う感覚でした。本当に良い経験ができたなと思います。
（持っている記念のボールはどうするのか？）
お父さんとお母さん、お姉ちゃんに見せます（笑）
MF13平岡 大陽
（鈴木章斗選手の1点目のアシストの場面について）
まずターンがうまくいって良いところにボールを置けて前を向けたので、考える間もなく気がついたらループパスをしていました。相手の守備もラインがルーズだったので、章斗がうまく抜け出してくれたのでそこに出すだけでした。
前を向いた時に目の前に相手のラインがあったので、裏を取れるだろうと瞬間的に思ったので気づいたらループで出していました。
でもああいうプレーも以前の自分だったら出せていなかったと思うし、今の自分はボールを持ったときに前が空いていたら前に運んだり、前につけられるならつけるとか、そういう判断を落ち着いてできるようになってきたと思います。それがアシストに繋がっているのかなと思います。
（代表でも前を向いてパスを出す場面があったが？）
ベルギー戦では最後の質もそうだし、そこからもう1個自分で持って行くという課題がありました。今日はあのプレーが最善だったと思いますけど、それ以外のプレーでは少しシュートに迷いがあって打てなかったところもあったので、そういうところはまだまだだなと思います。収穫と改善点があります。
（以前にも増して前に運ぶときの力強さが出てきたと思うが？）
それはあるかもしれないです。代表の刺激とかは間違いなくあったと思うんですけど、例えば代表でもっと推進力がないとダメだなというよりは全体的に力の無さを感じたので、そこを特に意識しているわけではないですけど、海外の相手と対戦をしてもっとやらなきゃいけないというのは肌で感じました。
自分の今の立ち位置とかを抜きにしてそういうハングリーさは増したかなと思います。
色々刺激があったので、それをどう活かすかというのは大事だと思います。
（すぐにリーグ戦を迎えるが次節に向けて）
今はリーグ戦、ルヴァンカップと2連勝できているので、この勢いを止めてはいけないと思いますし、個人的にも去年よりは少しずつ結果を残せているし、ポジティブなプレーも出せていると思うんですけど、ここで足元をすくわれないようにしたい。もう一度自分が何をやるべきかというのを整理していくことと、勢いも大事だと思うので慎重に行く半面、行けるという自分の今の感覚を無くさないようにしてどんどん向上していきたいですし、次も勝てるように頑張りたいと思います。
DF8大野 和成
後ろとしては、最近ラインが下がって前からの守備がうまくできないというのがあったので、自分が出たらしっかりラインを上げてコンパクトにして、若い選手がいっぱいいたのでなるべくボールにいかせたほうがいいなと思っていました。
（ほぼ完璧に守れた手応えか？）
そうですね。攻撃の時にイージーなミスでカウンターを受けることもありましたけど、みんなで戻る意識とか球際の部分でファイトしていたので、そんなに問題はなかったかなと思います。
（山田選手が「ゴール前でゴチャゴチャしてるとこぼれてくる可能性がある」と話していたが？）
そうですね（笑）。練習試合でけっこう僕からやーまんを経由していたので、僕もやーまんが見えて出そうかなと思ったんですけど、ちょっとおしゃれにターンしたらミスしたんですけど結局やーまんにいくという（笑）
やーまんは常に狙ってますね。
（G大阪戦で勝った中で反省もあった中で今日重要な試合だったと思うが？）
結果と共に内容も伴わないといけないと思っていますし、そうじゃないと強くならないと思う。ルヴァンも上にいけるチャンスもあるので今日の勝利は大きいなと思います。
（かなりこまめにラインコントロールをしていたが？）
久しぶりの真ん中で、スライドを繰り返していたら最後は攣りました。でも僕たちが上げた分だけ前もいきやすいと思うので、そこは意識していました。
やっぱり間延びしてしまったら前にいってこぼれた時の距離感が悪いと拾われて前を向かれることもある。取った後も距離感が遠いとパスの繋がりや連動性がなくなってしまうので、そこは自分たちが上げてコンパクトにすると、攻撃も守備もいい距離感になるなと思ったので意識しました。
MF15奥野 耕平
無失点で抑えたというのと前半に2点取ってあと1点で勝負が決まるというところでやーまん（山田選手）がしっかり個人で点を取ってくれたということで、僕自身スタメンで初めて出た試合でしたが、みんなのお陰でしっかり勝てたのでよかったと思います。
もう少しオープンな展開になった時に、自分のところで違いを見せられたらよかったかなと思います。
後半、3点目が入ったタイミングで相手に高い選手が出てきて、収めるような展開になりました。うまくセカンドとか回収できていたんですけど、回収したあとの次のプレーを、もっと前とか、ルーズなボールを蹴るんじゃなくて前向きな選手に当てるとか、そういうことを意識しなければいけないかなと思います。
（練習でも鋭いパスを出す場面を見るが？）
フォーメーション的に僕の前に選手がいるので、そういうところで後ろ向きになると後ろの人数が難しくなるので、前にパスすることは意識してやっています。
（左右にテンポよくさばいていた印象もあるが？）
拾うというのは自分の良さでもありますし、そこでゆさぶるのもありですけどもう少し縦に速いパスを狙っていきたいなと思っています。
DF32松村 晟怜
チームが勝てたことはよかったしめちゃくちゃ嬉しいんですけど、自分のプレーを振り返ってみるとまだまだだなと感じています。
ビルドアップの部分も引っ掛ける回数が多かったですし、カズくん（大野選手）や脩斗さん（山本選手）に助けられたと思います。
若い自分がもっとプレーで引っ張って行けるようにならないとダメだなと思った試合です。
（堂々とプレーしているように見えたが？）
まず楽しむことが一番だと思うのでそれを第一に考えて、球際だったりそういうところで強くいくことは意識していました。
無失点で終えられたことは、次に繋がると思いますし自分にとっても自信になりました。
長く試合に出られて、自分の思い描いていたプロとしての姿がやっと叶えられたので、ここから、次はもうデビューではないので、自分が勝利に貢献できるように頑張りたいです。
緊張感のある中で、練習試合とは全然違いますし緩いプレーも許されないので、その中でサッカーができるのは久しぶりだったので楽しかったです。
GK21馬渡 洋樹
（守備としては完璧に近かったのでは？）
ディフェンス陣も裏のボールの対応とか、自分がタイミングが遅れた場面もあったんですけど、カズくんや晟怜（松村選手）、脩斗さんがうまく対応してくれた。最後のシュートシーンも難しいところがありましたけど、DFがコースを切ってくれていたので、最後のところで失点せずに終われました。あのシュートはドライブぎみだったので、反応できてよかったですが、自分も高い位置にポジションをとっていたので、そういう面でももう少しいい準備ができたかなと思います。
（無失点は重要だったと思うが？）
ルヴァンもこれまで2試合ともトミさん（富居選手）が出ていて、両方無失点だったので自分が出て失点は絶対に嫌だったので、試合前からゼロでいきたいと思っていました。
（今後にどう繋がるか）
こういうチャンスをもらった試合で勝つか負けるかは大きく変わってくると思うので、立ち位置としてもチャンスは多くない中で結果を残すことは大事だと思っていました。
トミさんもルヴァンでよくてリーグ戦も出場したので、結果を残して、リーグ戦のほうにも食い込んでいけたらなと思います。