馬入日記

【馬入日記:3月18日】明日は福岡戦!ソンボムグン選手インタビュー

明日はアウェイで行われるアビスパ福岡戦です。
ベススタにて14:00キックオフとなります。

先日発表されたとおり、韓国代表に選出されたソンボムグン選手。
カタールワールドカップ後、最初の招集でしっかりとメンバー入りを果たしました。
今回、町野修斗選手の日本代表選出もあり、日韓揃っての選出となり嬉しい限りです。

「ワールドカップ後の初めての招集なので、嬉しい気持ちと楽しみな気持ちです。クリンスマン監督が新たに就任されたことも非常に楽しみです。まだ一緒にやっていないので分からないですが、とても実績のある方なので学ぶことも多いと思います。GKコーチも世界でいろいろな選手を教えている方だと思うので、たくさんのことを学んで、帰って来た時にまた習得したことをピッチで表現できたらと思います」

クリンスマン監督はドイツ代表選手として、また監督としてもアメリカ代表やドイツ代表の指揮を執ってきた監督。
カタールワールドカップではピッチに立つことはできなかったソン選手、試合出場を目指す新たなチャレンジです。

「韓国にもいい選手がたくさん揃っている中で、自分は外国のリーグにいますが、いまJリーグで試合に出場できていることが選出の理由だと思います。代表での試合に出場することがあればそのチャンスをものにしたいと思っています。そして湘南の選手として韓国で活躍できるように頑張りたいと思っています」

さて、チームとしてはここまでリーグ戦を4試合戦いました。
1勝2分1敗という状況で前節の京都戦で初めて敗戦を喫しました。

「京都戦の失点もそうでしたが、クロスからの失点が多くなっていると思います。今週もその対応の練習をしましたが、チームの中でクロスに対しての守備をどうしていくのかということを追求していかなければいけないと思っています。守備陣とのコミュニケーションでは、人に対してマークをするということと、最後の部分で身体をぶつけてきれいなシュートをさせないようにということを伝えています。GK一人ではゴールを守ることはできないので、守備の選手たちとコミュニケーションをとって守っていきたいと思います」

また、日本に来てからビルドアップのところで進化しているようです。

「ビルドアップはゴールに向かう過程なので、自分がそこに加わって一員としてやっていますし、ビルドアップを通して学ぶことは多いので意識してやっています」

その一方で、時折り繰り出されるパントキックも武器になっています。

「下からのビルドアップも重要ですけど、パントキックひとつでゴールまで繋がるパスというのも重要だと思っています。ただ前に速い選手が必要ですし、自分たちのチームカラーや戦術もあるので、状況やメンバーに応じて使い分けながらやっていきたいと思っています」

試合中には大きな声で指示を送っています。日本語の習得も努力を重ねている最中。

「日本語はすごく難しいです。でも面白いです。自分が学んだことをそのまま伝えていることもありますし、分からないことがあれば通訳を通してチームメイトに伝えています。日本の生活にもすっかり慣れて、難しいことはないですし、周りの人たちが本当に優しくて、ごはんも美味しいですしいいことばかりです」

トレーニングからチームメイトとコミュニケーションを密に取り、明日の試合を迎えます。

「まずは福岡戦」とソン選手も話すとおり、福岡戦で無失点勝利を目指します。
明日は14:00キックオフ。
現地で、そしてDAZNを通して共に戦って下さい!