馬入日記
【馬入日記:5月23日】カターレ富山に5-0快勝!勝点39を積み重ね第1クールが終了
今日が第1クール最終試合。平塚競技場にカターレ富山を迎えてホームゲームが行われました。
これまで、共に先制すれば勝利を収めているというチーム同士の対戦。
その重要な先制ゴールを、開始9分にアジエル選手が決めます。
ところがその後、「前半は1点をとってからすっかり休んでしまいリズムを失ってしまった。ハーフタイムにかなり厳しいことを言って送り出した」と反町監督が試合後に語ったとおり、なかなか思うようにピッチで自分たちらしさを表現することができません。
しかし「厳しいことを言った」というハーフタイムを境に一変。後半に入り53分に中村選手が2点目を決めると、その後63分にも中村選手が決めて3-0。(中村選手は今季5得点目)
さらに63分には坂本選手が自身7得点目となるゴールを決めて4-0、80分には途中交代で入ったトゥット選手が決めて5-0としました。
マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは、坂本選手!
攻撃面ではあらゆる場面で顔を出し、チャンスを演出、自らゴールも決めました。
会見では監督が坂本選手のことを聞かれ「90分走りきっている。前へ前へという気持ちが自分の身体を動かしているのではないか」と語っていました。
「今日は理屈抜きに気持ちの勝負だと思っていました。最後までよく走り切ることができたと思います。暑さもあり、大変な面もありましたが、後半はサポーターの声援をたくさん受けて、みんなが長い距離を走ることができました」と坂本選手。
大勝した試合でも、冷静に振り返り反省することも忘れません。すぐに訪れる第2クールに向けて
「目指している方向はいい状態にあるけれど、もちろん満足はないので、さらによくなっていくようにやっていきたい」と力強く語っていました。
そして、こちらも大活躍でした!臼井選手!
中村選手の2点目と坂本選手のゴールのアシストを決めるなど、オーバーラップからのクロスが冴え渡っていました。
さらに、相手の決定機にゴールギリギリのシュートを弾き出すシーンもあり、無失点にも大いに貢献しました。
「あのクリアがなければ同点になっていたので、展開は分らなかった。幸平のお陰」と選手たちも口々に話していました。
臼井選手のギリギリのクリアは、他の試合でも度々見られるシーン。「常にGKのカバーを考えています。ただあまり早く入ると相手のオフサイドがとれないのでシュートを打たれる時に入るという動きを続けていました。続けてきてよかった」とは臼井選手。
そして何と言っても、今日の臼井選手はキャプテン!
実はアウェイでの鳥栖戦でキャプテンマークを巻き、初黒星を喫したという苦い思いがあるだけに、「相当なプレッシャーがありました」という中での試合。「本当に本当に、勝ってよかった」と勝利を噛みしめていました。
今日で一巡し、すべてのチームと対戦しました。
17試合を闘い、12勝3分2敗という成績で勝点は39。セレッソ大阪が勝点2差で上回り、2位で第1クールを終えました。
そしてなんと言っても、ホームでは7勝2分と無敗!熱い声援に力をもらっています。
そしてもちろん、第二クールに向けて、もう一度気を引き締めて闘います。
「まだあと34試合。本来なら今日が開幕といってもおかしくないような試合数だと思います。サッカーでいえばまだ前半の30分終わっただけで、あと60分あります。3分の1が終わっただけであって、これからが本当の勝負だと思います。戦力をもう一度一回解体して最初からのつもりで第2クールを迎えるつもりでいます」と反町監督。
次節はアウェイで岡山戦。そして次のホームは6月3日(水)のロアッソ熊本戦。初の平日ナイターです。ぜひ、会社帰り・学校帰りに同僚や友人を誘って、平塚競技場へ!