27 MF IKEDA MASAKI
MY STORY
自分自身に覚えた怒りや虚しさ
去年は自分のなかで、J1初挑戦の一昨年を超えるという目標を立てて臨みました。実際、数字の部分では超えられたけど、でも自分自身まったく納得のいくシーズンではなかった。終盤戦で試合に出られなかったのはかなり悔しかったし、自分自身に怒りや虚しさをすごく覚えた。ああやってチームが残留争いを戦い、結果を掴み取った場面に自分がいなかったのはすごく……ほんとにそういう感情になりました。
1年を通して試合に絡み続けることでシーズンが終わったときの充実感は違うと思うし、自分自身そこに対して求めていた部分がすごく大きかったので、去年、一昨年と感じられていないぶん、今年はいい充実感を味わえるようにしたい。ライバルは多いですが、競争に勝ち続けながら自分自身成長して、いいシーズンにしたいなと思っています。
MY ASPIRATION 2023
どんなときも楽しみながら
いいシーズンにするために、今年は去年以上に自分の体と向き合いたいと思っています。自分の体は口から入れた物でしかできていないと思うので、色の濃い物を食べたり、サプリメントを取り入れたり、体づくりのところはとくに意識している。また、睡眠やトレーナーに頼ってマッサージを受けることも意識的に行なっています。サッカーの技術や体力面はグラウンドでトレーニングすることで自然と身に付くものだと思っているので、プラスアルファとしてどこを補うかを考えて取り組みたい。
その点、妻のサポートは大きいと感じています。食事の面もそうですし、心の支えでもありますし、責任や覚悟が自然と出てくる。ひとりのときとは違うなと思います。
この冬には高校サッカー選手権で母校の東山高校が準優勝しました。僕らの時代を思うと、東山が選手権の舞台で決勝まで行ったことがすごく感慨深いですし、全国の舞台で堂々と戦っていることをいちOBとしてほんとに誇らしく思います。僕自身も東山の名に恥じないように活躍して、もっともっと東山の名前を広めていきたいなと思いました。
湘南のエンブレムにも「たのしめてるか。」と入っているように、楽しんでいる者がいちばん成長すると思うし、相手にとってもっとも脅威だと思うので、ほんとに楽しみながらサッカーができればいいなと思います。楽しみながらというのがいちばん難しいんですけどね。でもそれは智さんも言い続けてくれると思うし、自分自身どんなときも楽しみながら1年間やっていきたいなと思います。