30 MF SUZUKI JUNNOSUKE
MY STORY
つねにポジティブに捉えて
楽しくもあり、悔しくもあるシーズンだった、というのが去年の印象です。高校を卒業し、プロになって1年目で、相手のプレッシャーも速いですし、自分にとって新鮮なことばかり。いろんな刺激をもらえて楽しかったです。逆に、悔しかったのは試合に絡めなかったこと。フィジカルやプレースピードがまだ全然J1レベルにないことは僕自身分かっていたので、理解も納得もできていたんですけど、それでも試合に出られないのは悔しかったですね。
ただ、ずっとサッカーをやってきたなかで、きついことや苦しいことがあっても、楽しんでプレーしないと自分のためにならないというのが僕の考え方です。サッカーはメンタルで負けたらその時点で負けだと思うし、相手がどれだけ強くても気持ちで負けないことが大事。ネガティブになることだけはいけないと思っているので、去年もつねにポジティブに捉えて取り組んでいました。
無理矢理ポジティブに考えていたところもありますけど、天皇杯に出場する頃にはプレースピードにも徐々に慣れてきて、プレッシャーをかけられても慌てずにプレーできるようになりました。シーズン終盤には、トレーニングや練習試合を通じて納得するプレーもできていたので、自分なりに成長を感じました。
アンカーはチームのなかで心臓のポジションです。押しているのか、押されているのか、自分の出来がゲームの流れを左右すると思うので、すごくやりがいを感じます。守備においては、アンカーのスペースを空けてしまったら相手にいいようにやられてしまうので、とくにポジショニングについては、スタンドから試合を見て、またコーチのアドバイスを受けながら学びました。
なかでも、いちばんのお手本は(田中)聡ですね。セカンドボールの反応を含めて、僕の足りないところを持ち味とする選手なので、すごく参考にしていました。
MY ASPIRATION 2023
勝利に力を加えられる選手に
去年の終盤、自分のなかで良い手応えを感じることができました。これを続けていけば試合に出るチャンスは必ず来ると思うので、腐らずに継続してやっていきたいと思っています。
大きな目標としては日本代表になりたいと思っていますが、まずはルヴァンカップやJ1で試合に出ることを目標にしています。出場してもなにもできなければ意味がないので、チームの勝利に力を加えられるような選手になりたいと思っています。
試合に出ることを目標にしていますが、たとえ出られなかったとしても自分の成長を感じられるシーズンにしたい。去年は、チャンスはありましたけど、自分の力がまったく足りていないと思ったので、今年はもっと成長して戦いたいですね。