20 MF NAGAKI RYOTA
MY STORY
自分にとって濃い1年に
去年は7年ぶりに湘南に戻ってきて、自分的にもチームからも期待されていたと思いますが、何回か怪我をしてしまい、なかなか試合にも絡めず、苦しい半年間でした。やっぱり試合に出たかったし、まだまだ試合に出て活躍する自信もあったので、もどかしさを感じていた。自分に足りないところがあったと思うし、つねに考えて取り組んでいたんですけど、なかなか結果に繋がらず、すごく悔しい気持ちがありました。
そうしたなか、夏のタイミングで名古屋から話をもらい、悩みましたけど移籍を決めました。新しい環境でしたが、湘南でプレーしていたポジションで数多く試合に出ることができた。ポジショニングだったり、湘南で取り組んでいたことが活き、また試合に出ることによって新しいことも身に付けられたと思います。
シーズンの途中で移籍することになり、チームに対して申し訳ない気持ちがありましたが、自分の気持ちを第一に考えてくれたチームに感謝していますし、振り返るとあのとき決断して名古屋に行ってよかったと思っています。
正直なところ、去年は思うようにいかなかった半年間とよかった半年間という感じでしたけど、生活する場所も変わったし、いろいろなことを含めて、自分にとってすごく濃い1年になりました。
MY ASPIRATION 2023
ピッチを離れたところでも
自分が移籍したあとも、チームとしてずっとやり続けてきたことが実ってきていると、外から湘南を見ていて感じたし、最終的に危なげない順位でしっかり残留も決めた。いまは積み上げてきたものがあると思うので、引き続き5位以内を目指すにあたり、去年以上に期待値は高いのではないかと思っています。
僕自身、去年の半年間で培ったものがあるし、名古屋に行って活きた部分もたくさんありました。そのなかで今年また戻ってきて、間違いなく去年よりスムーズに入れると思っていますし、(山口)智さんが自分たちに求めているプレーも理解しているので、もっと応えていかなければいけない。そのためには自分のベースを上げていかなければならないですし、試合に出る、出ないに関わらず、一生懸命やろうと思っています。ちなみにアンカーは、去年名古屋でローマと対戦した際に務めました。プレースタイルも多少変わってくると思うし、面白そうですね。
サッカーはチームスポーツなので、練習や試合はもちろん、それ以外のところもすごく大事になります。自分もこれまで、チームメイトをフォローしたり、アドバイスしたりしているベテランの選手を見てきたし、自分がそういう立場になりつつあることを自覚しています。チームを支える役割を周りから期待されていると思うし、自分としてももっとやっていかなければいけないと思っているので、ピッチを離れたところでもチームに貢献できればと思っています。