馬入日記
【馬入日記:9月10日】勝利を。今日アウェイで清水戦!杉岡大暉選手インタビュー
横浜F・マリノス戦から中2日、今日は再びアウェイで清水エスパルスとの対戦です。(18:00キックオフです!)
8日に誕生日を迎え24歳になったばかりの杉岡大暉選手に話を聞きました。
まずは水曜日、悔しい結果となった横浜FM戦を振り返って。
「インテンシティの高いマリノスに対して、僕たち自身もそこは負けてはいけなかったですし、そこでもっと優位に立たなければいけなかった中で、全体的に後手を踏んでしまった。連戦もありましたけど、相手も同じ状況でしたし、自分たちから相手に対して向かっていくといったところは相手のほうが上だったなと思います。相手がボールを持つ中で積極的にいこうとはしていましたけど、なかなかコンパクトにできないというか、うまく広げられてスペースも多くあった中で川崎戦のようにアクションして自分たちの形で奪ってそこから攻撃という回数は少なかったと思います」
いい内容と結果を得られる時と、そうでない時の差がある中で常に同じ力を出すことが求められています。
「相手もありますけど、自分たちが試合によってパフォーマンスがいい時と悪い時が出てしまうのはよくないこと。相手に関係なく自分たちのストロングをもっともっと出さないといけないなと思ったし、それを出すためにチームとしても考えないといけないと思いました。相手のプレッシャー、圧、疲労などいろいろな要素が混ざってそうなっていると思いますけど、それをいかに自分たちでマインドを変えていくというか、試合の中での声ひとつかけたり、うまくいかないならいかないなりにやらなければいけない。そういう対応力がまだ弱いかなと思います」
そんな中、自身のプレーについてはどう感じているでしょうか。
「守備では最後身体を張るところは最低限はできたと思いますが、どうしても3バックの距離感が広がってしまう場面が多かった中で、もっと声をかけたりポジショニングで防げることもあった。後半は特にオープンになって、絞らないといけないところで絞れなくて決定機を作られたりもしました。攻撃でもゴールに向かう縦パスは本当に何本かしか出せなかったという感覚があります。プレッシャーの強い相手に対してももっともっと自分のところで時間を作ったり、チームを落ち着かせるプレーができなければいけないなと思いました。実際慌てて蹴ってしまう場面もあったし、そういうプレーひとつで流れが変わることもあるので、もっと相手のプレーを見て味方のポジショニングを動かしてやらなければいけないと思います」
反省の言葉が続きましたが、しかし川崎戦での逆転弾に繋がった縦パスなど、今シーズンは周囲の状況を見ながら鋭いパスを出すシーンが格段に増えたように感じます。
「最近は自分のポジショニングによってスペースを作ったり、味方を動かしてスペースを作ったり、そこにいつ入っていくのか、どこを見てどこを突いていくのかといったことをすごく考えてやれているとは思います。その質を上げて、頭の回転を速くしていきたいですし、もっと意図的に相手を動かして味方を動かして、ビルドアップや攻撃参加をしたいという思いはあります」
その感覚に至るには、日々の積み重ねと代表での経験があったようです。
「E-1で代表に行って、上のレベルの選手を見たりそういう環境でやることによってもっとやらなければいけないことが明確になったし、もっと意図的に相手を動かすことや味方を動かさないと自分自身上にはいけないと感じました。日頃から智さん(山口監督)に言われてはいましたけど、実際に自分が体感することによって、もっともっとという思いは強くなりました」
高卒でベルマーレに加入してから、多くの試合に出場し、各カテゴリーを含め代表経験も多くありますが、まだ24歳。
「これからだと思うし、ここからサッカー選手としては頭も身体もいい時期になってくると思うので、ここからまた成長していきたいと思います」と。
さて、今日は清水との対戦。現在11位の清水とは勝点で2ポイント差。直接対決の重要な一戦となります。
「攻撃力は補強も含めてかなり強いと思いますし、今の勝点なのも不思議なくらい勢いもある。前回対戦した時よりも、より個のレベルが上がっていますし、攻撃にも自信を持ってタレント活かしていると思うので、難敵だなと感じています」
しかし、相手を上回り全員で勝利を掴み取らなければなりません。
「直接対決の中でこの試合は間違いなく大事な試合になると思うので、本当に切り替えて強い気持ちで戦いたい。前回、ホームで情けない試合をしてしまったので、プロとしても次は絶対に負けたくないですし、しっかりと勝ちたいと思います」
本日18:00キックオフ。
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