馬入日記

【馬入日記:6月22日】本日天皇杯3回戦 磐田戦!福島隼斗選手インタビュー

今日は天皇杯3回戦、ジュビロ磐田を迎えての一戦。レモンガススタジアム平塚で18:30キックオフです。

ルヴァンカップの敗退が決まり、取り返そうとぶつけた先週末のリーグ戦 FC東京戦では2-0で快勝。その流れを今日の天皇杯にも繋げたいところです。
今日は福島隼斗選手に話を聞きました。

今シーズン福島からの期限付き移籍から復帰し、ここまでリーグ戦2試合、ルヴァンカップ4試合に出場しています。
ルヴァンカップのプレーオフステージ セレッソ大阪戦では2試合にフルタイム出場しましたが、悔しい結果となりました。

「2試合とも出させてもらって、個人としてのレベルが全然足りていなかった。失点のところもそうですし、同じミスをしてしまったことが情けなくて悔しかった。もっとやっていかなければ試合に出られないということを痛感しました」

意識して取り組んでいることは。

「練習で全力を尽くすということは続けていることですけど、でもこの前の2試合は質の部分が足りなかった。練習からもっと神経を研ぎ澄ませてやらなければいけないと思っていますし、DFの選手なのでボールを奪うとか球際で絶対に負けないということは強く意識してやっているところです」

鋭い縦パスを入れるところなどは福島選手の持ち味でもあります。

「ボールを持った時やボールのない時に、どれだけいいポジションを取れるかは大事だと思っています。自分は縦パスには自信があって強みとしているんですけど、この2試合では流れを変えるようなパスは出せていないので、もう一度そういうところは出していきたいなと思っています。大暉くん(杉岡選手)からも怖がらなくてつけていいと言われています。自分で思っていたよりも、後ろに下げたり横につけることが増えていて、大暉くんから“どんどんつけていい”と言ってもらったり、”浮いたボールや背後も見たほうがいい”と言ってもらって、今はつけようという意識があります」

ケガもありましたが、その期間もしっかり準備をしてきました。

「ちょうど試合に2試合出させてもらっていたので、あそこでケガをしたのはきつかったですけど、リハビリを通して自分の中で整理することもできました。その2試合で自分に足りないところが分かったし、そこを補うこととを意識して早くサッカーがやりたいということはずっと思っていたので、気持ちの面でもい準備ができていたと思います」

さて、天皇杯では今季ルヴァンカップでも同じグループだったジュビロ磐田と対戦。
グループステージで勝利したアウェイでの磐田戦は福島選手も出場していました。

「誰が出てくるか分からないですが、磐田は前線に強くて高い選手がいるイメージで、間で受けるのがうまい選手も多い。ボールを持ってくるチームだと思うのでまずは後ろのスライドや球際は大事だと思いますし、相手に持たれるのではなくて僕たちもボールを持ちたい。しっかり守備で相手のボールを奪って自分たちの時間を作れたらいいなと思います。出場できたら、この前のセレッソは本当に悔しかったので、ミスはあるかもしれないですけどどんどんチャレンジして、もっとできるんだというところを見せたいと思います」

大津高校からベルマーレに加入したのが2019年。1年間プレーしたのち2020年に福島ユナイテッドFCへ期限付き移籍し2年間多くの経験を積みました。

「プロ1年目はボールを受けるのも怖かったですし、ビビッてやっていたのでその時に比べると全然変わったと思います。受けるのも怖くないし、ミスを恐れなくなったというかどんどんやろうという気持ちでいます。それはやっぱり福島での試合経験が大きかったと思います。J3でも緊張感のある中での公式戦では、ひとつのプレー、ひとつのミスが命取りになるということも感じました。試合に出られなかったらその緊張感は感じられない。そこが一番大きかったと思います」

そして今年、山口智監督のもとで様々なことを学んでいます。

「智さんからは特に立ち位置のことを言われるんですけど、そのいい立ち位置を取れるからこそボールを受けるのも怖くないし、出すこともできる。本当にいいことを学ばせてもらっています。前を伺うポジションとか相手の嫌なところをとるということも言われていて、実際に僕も出せる回数が多くなったので、少しずつ身になっていると思います」

対人については。

「まだまだ負けることも多いしうまく身体を使えていないなと思うので、もっと強くなりたい。相手の高いレベルの中で、どんなにうまい選手でもボールを狩り取るとか、そういうところは伸ばさないといけないと思っています。試合でのあの緊張感の中で得るものは本当に大きい。気持ちの面でも強くならないといけないことなど、学ぶことは多いです。もっと余裕をもって戦っていきたいと思っています」

学び、チャレンジし、反省をしながら成長を遂げる日々。
これからの福島選手にぜひご期待ください!