馬入日記
【馬入日記:4月22日】明日は福岡戦。GS突破を!畑大雅選手インタビュー
先週、アウェイで行われたガンバ大阪との一戦、激闘の末に後半終了間際に劇的なゴールが生まれ1-0で勝利を果たしました。
石原広教選手の素晴らしいクロスに、山本脩斗選手が勇気をもって飛び込み値千金の決勝点。(山本選手はゴールを決めた瞬間に負傷し交代となりましたがケガは問題ありませんでした。ご心配いただいた皆さん、ありがとうございます)
チームは待望のリーグ戦初勝利を挙げました。
そして、その試合で約2カ月ぶりに復帰を果たした畑大雅選手。
2月26日のサガン鳥栖戦にて左ヒザを負傷しリハビリを続けてきました。
G大阪戦ではリザーブスタートでしたが、高橋諒選手の負傷があったため、復帰戦でしたが前半14分に急きょ出場することとなりました。
「10分、15分くらいの出場になるかなと思っていたんですけど、アクシデントがあって早い時間から出ることになりました。練習も本合流して2日くらいしかできていなかったですし、ゲームも鳥栖戦以来だったので心配はありましたけど、前半がベンチがあるサイドだったので、試合中は常に声をかけてもらっていました。それもあってミスを恐れることなく伸び伸びプレーできました」
急きょピッチに入ってから、ボールを触る機会は早めに訪れました。
「ファーストプレーがタリクにボールを繋いだシーンでしたけど、それはめちゃくちゃ丁寧に、これだけはミスらないようにという感じで蹴りました。最初のそのパスがミスではなく前にボールをつけて出てい行くことができたので、よしやれるぞという自信になりました」
そして約80分間、最後まで走り切り、特に後半は積極果敢にクロスを上げるなど攻守に躍動しました。
「走りはリハビリの時にいっぱいやってきたので、走れる自信はありました。後半は相手もなかなか戻れなくなってきたので、何回かチャンスの手前くらいまではいきましたけど、決定的なチャンスという部分では最後パスが通らなかったり相手にぶつけることが多かったのでそこは課題かなと思います。あとやはり、心肺的なところやパワーの部分も、できるだけ短い期間でベストな状態に戻していきたいと思っています」
チームにとっては、いい内容が続いていた中で、しかし勝ち切れずにもどかしい状況でしたがようやく掴んだ大きな一勝となりました。
「チームの立ち上げからやろうとしていたことが、僕がケガをする前に出ていた頃よりも浸透して、求めるレベルももう一段階上がったと思います。やりたいことができてきている中でリーグ戦ではなかなかうまく出せなかったり、出せる試合と出せない試合の差が激しかった。でも、ガンバ戦では比較的自分たちのやりたいことが出せたので、それがしっかり勝利に繋げられたのかなと思います」
選手一人ひとりが細やかにプレーにこだわり、できることがどんどん増えている印象です。
「いいポジションを取ることを練習中から言われていますし、そういう部分はより試合の中で出せることが多くなったと思います。僕はそこにまだついて行けてない部分がありますけど、練習の中で感覚を呼び覚ましながらやっていければと思っています。普段から細かいところにこだわって、スタッフから要求されていますが、毎日積み重ねていることが少しずつできるようになって、ゲームの中でもやれる幅が広がっていると思います。選手としてこんな嬉しいことはないなと感じています」
さて、明日はルヴァンカップ アビスパ福岡との対戦。
グループステージ突破のかかった大切な一戦です。
「勝てるチームになっていきたいですし、大会は違いますけど連勝を目指しています。僕自身も今年は数字にこだわっていきたいと思っているので、出たら数字にこだわってチームを勝たせられるように頑張ります」
明日はレベスタで14:00キックオフ。
なんとしても、勝ってグループステージ突破を!