監督・選手コメント
2022J1リーグ第5節 鹿島vs湘南戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
先に得点が取れて後半を迎えられたんですけど、前半の終わりから少し押し込まれる展開になってしまいました。
自分たちの中で想定していた前半の終わり方でしたが、後半の失点のところがもったいなかったなと思います。
オープンになって相手のペースになったところがポイントだったのかなと思います。
山口監督 質疑応答
- リーグ戦では初めて先制点を取ったが、何が良くなったのか?
みんなで課題として取り組んできたところがそのまま出たと思いますし、自分たちの前向きなところが数多く、特に前半のうちは出せたところでのゴールだったと思うので、そういうところが繋がったと思います。
その形がもっと出せれば良いなと思いますし、出さないといけないという課題もありますので、今後はそこにもっとフォーカスをしながらやらないといけないと思います。
- もったいない失点だったが、もしやり直せるのならどの場面か?
やり直すことはできないので何とも言えないですけど、ただ奪って出て行くところはもちろん当たり前ですし、最初のつけるパスが引っかかったと思うんですけど、どちらの足に出すのか、どちらから相手が来ているのかというところは、日頃から求めているところなので、そこの繊細な意識というところはやっていかないといけないと思います。
それをやらなければ相手のああいう場面もないので、そういうところは追求していきたいですし、ミスで失点するのがJ1の世界だと思うのでそこはもっとやっていかないといけないなと思います。
- 後半に上田選手のミドルシュートを決められてから、予定していたゲームプランが変わったというのはあるのか?
あそこの奪われ方というかミスの仕方でああいうふうに転がるというのは想定していましたけど、個の対応ももう少しタイトにしないといけないという課題があります。
あの時間帯、特に後半は疲れもあると思うんですけど間延びして部分があったので、そういうところは90分通してできるやり方をみんなでやっていきたいと思います。
今日はどちらかというとそういう部分を表現してくれたのでこれをベースにまたやっていければと思っています。
- 最後まで選手は走っていたと思うが、良かった点はどこか?
みんな前向きな考え方をしてくれていたんじゃないかなと思います。
プレーもそうですし、今週やってきたところを引き続きやっているところというのを意識して数多く出そうとしてくれました。もちろんその中でのクオリティのところはまだまだ追求しないといけないですけど、前向きさはこの間の試合プラスアルファところは出せたと思います。
結果に繋がっていないのでなんとも言えないですけど、これをベースにもう一度やっていかないといけないなと思っています。
選手コメント
FW13瀬川 祐輔
(待望の初ゴール、誰よりも早く動き出して瀬川選手らしいゴールだったが一連の流れを振り返って)
イメージ的には亮太くん(永木選手)が僕にクロスを上げてくれたのでシュートを打とうか悩みながら、関川選手が両足で立った状態だったのでトラップで剥がそうかなとステップを踏んで左に剥がそうかと思ったんですけど、少しミスをしてしまって関川選手に当たってしまった。そのあとはよく覚えていないんですけど、多分ガチャガチャとなったときに僕の前にボールが転がってきたので、冷静にシュートは打てたかなと思います。
(リーグ戦では今季初めて先制点を取ったが、後半逆転され結果を掴めなかった。分岐点があるとすれば?)
この3試合、4試合をやりながら先制点が湘南にとって非常に大事だなと思っていたので、
その中で先制点を取れたというのは良かったことだと思います。
良い流れでゼロで抑えて折り返して、後半立ち上がりを集中しようと入ったんですけど、
2失点とも自分たちのミスで失点してしまった。そこは課題だと思います。
1失点目もみんながしっかりと同じイメージを描けていれば起こらなかった。拓也くん(岡本選手)が誰に出そうとしているかイメージをしっかりと持って全員が共有できていればああいうことにはならなかったかもしれないですし、少し頭が止まっていたというか、常に90分間イメージしながらプレーをすることがすごく大事なんじゃないかなと。
だからすごくもったいない失点だったと思います。
そこで相手に勢いを与えて2失点してしまったのは、課題だと思いますし攻撃陣からすると決定的な所は決めきらないといけない。2点、3点必要だなと思いました。
(浦和戦に比べチーム内での連携が改善されている点も多くみられるが、今日良かった点は)
智さん(山口監督)からは浦和戦から京都戦にかけては自分たちのベースになる部分ができていないということで、京都戦は戦うことであったり、セカンドボールの反応などサッカーにおける当たり前の部分をしっかりやろうということでそこは表現できた。
ただ、京都戦はそれだけになってしまった部分が少しあったので、鹿島戦に向けての準備としては京都戦で表現したものをベースにしたうえで、11人全員が繋がって、イメージを共有する。選手に対してサポートするだったり、裏に抜けるだったりとかをしっかり準備してきたつもりです。
何回か晃生(谷選手)から切り替えのシーンでヨネくん(米本選手)や聡(田中選手)だったり僕にもですけど、勇気を持ってパスをつけてくれたことが何回かありました。そういうところで少しでもスペースがあればリスクを負ってでも縦パスを入れるといったことが今日に関してはいつもより増えたし良かったんじゃないかなと思います。
ただその縦パスに対して切り替えが遅いというか、サポートする人数が少なかったかなと。
孤立してしまいましたし、町野だったり僕もですけど一人で二人を相手にすることが少し多かったかなという感じがあるので、そこはしっかり一人に頼らないで、そこが湘南の良さだと思うのでしっかり11人がサポートしながら攻撃をしていくところが増やせれば良いと思います。
ただ、リスクを負ったパスが増えてきているというのは良かった点だと思います。
(相手に個の強さがある選手がいるともっと全員がやらないといけないと思うが具体的にはどこを改善していけば良いか?)
ベースとなる部分は今日もある程度は表現できていたと思うんですけど、ビハインドになってからボールを繋ごうと前に行く意識が出てきたなというのがあって、それを前半の最初から勇気を持ってやっていきたい。
横パスだけにならないように、無理やりでもいいから中盤の選手にボールを預けるとか、際どい狭いところを通すパスとか、勇気を持って出さないと良くなっていかないと思います。湘南には今それが必要かなと思います。
MF41永木 亮太
(もったない試合だったと思うが、2失点とも中盤でボールを失う形でああいったミスをなくすために今チームに必要なことは)
おっしゃる通りで、失点の仕方は2失点とも非常にもったいないというか、自分たちのミスからの失点だったので、そこは反省しなければいけない。ただ、ボールを持っている人だけじゃなくて、周りの選手がもっと良いポジションを取ってあげるとか、もう少し連動しながら動くとかそういうところがまだできていない。どうしてもミスをしてしまった人だけにフォーカスが当たると思うんですけど、やっぱりチームとしての総合力の問題だと思っているので、あそこで取られても最後守ればいいわけですし、まだまだそういう甘さが今日の試合はすごく出てしまったかなと思います。
(この試合の中で次に繋がるようなポジティブな部分は?)
前半に関しては自分たちのやりたい守備だったり、攻撃だったり前節の反省を踏まえたところで1週間トレーニングしたことがある程度出せたのはポジティブに考えていいところだと思います。
後半は相手の勢いに少し押され気味になって失点してしまったので、そこで少しゲームプランが崩れて、相手もさらに勢いがついてしまった。
自分たちのやりたいことができなかったんですけど、結果論ですけどあそこで失点していなければもう少し自分たちがやりたいように進められたんじゃないかと思っています。
それを踏まえて甘さが出たところがあるので、そこは反省しないといけないと思うんですけど、ポジティブな部分もあったと思います。
(リーグ戦が1週間空くが何を意識して取り組んでいくか?)
今日の反省を今後に活かしていかなければいけないと思います。ああいうミスをしてしまうと、得点にまで繋がってしまうというのがJ1の力のあるチームですし、自分たちはそういうチームにも勝っていかなければいけないチームなので、今日の試合を本当に教訓にして気持ちの部分でもすべての部分において、もっとレベルを上げて自分たちのパフォーマンスも上げていかなければいけない。
もっと引き締めてやっていく必要があるんじゃないかなと思います。
MF15米本 拓司
勝てた試合だったと思います。本当に自分たち次第だし、変えられるのは、やるのは自分たちしかいないので、本当に一人ひとりが危機感をもってやらないと変えられないと思うので、自分含めて、もう一度頭をクリアにして、チームとしてどう戦うかといったことを考えてやらなければいけないと思います。
(ポジティブな要素もあったと思うが?)
みんな頑張れるところ、戦うところというのはベースとしてできるようになっていると思います。ただ、それプラスαで何かを出さないと、試合に勝つことは難しいと思うので、みんなに何ができるのかを考えながらやることがひとつだと思います。
ポジティブなことはポジティブな部分として、いいところは続けないといけないですが一人ひとりが"変えるんだ"という危機感を持ちながら、また練習していかなければいけないと思います。
(ボランチ3人の関係性は?)
だんだんよくなっていると思うし、球際の部分で負けないということやセカンドボールを拾う部分は前半出せていたと思います。距離感だったりはだんだんよくなってきたと思います。
(リーグ戦は1週間空くがどんなことを意識して過ごしていくか?)
いいところを残しつつ、でも結果が出ないとみんなが下を向いてしまいがちだと思うので、もう一度ルヴァンで勝って、顔を上げてやっていきたい。試合に勝った後ってやっぱり気持ちがいいので、それを味わえるようにまたいい準備して、勝つためにいい練習をしていきたいと思います。
2022J1リーグ第5節 鹿島vs湘南戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
先に得点が取れて後半を迎えられたんですけど、前半の終わりから少し押し込まれる展開になってしまいました。
自分たちの中で想定していた前半の終わり方でしたが、後半の失点のところがもったいなかったなと思います。
オープンになって相手のペースになったところがポイントだったのかなと思います。
山口監督 質疑応答
- リーグ戦では初めて先制点を取ったが、何が良くなったのか?
みんなで課題として取り組んできたところがそのまま出たと思いますし、自分たちの前向きなところが数多く、特に前半のうちは出せたところでのゴールだったと思うので、そういうところが繋がったと思います。
その形がもっと出せれば良いなと思いますし、出さないといけないという課題もありますので、今後はそこにもっとフォーカスをしながらやらないといけないと思います。
- もったいない失点だったが、もしやり直せるのならどの場面か?
やり直すことはできないので何とも言えないですけど、ただ奪って出て行くところはもちろん当たり前ですし、最初のつけるパスが引っかかったと思うんですけど、どちらの足に出すのか、どちらから相手が来ているのかというところは、日頃から求めているところなので、そこの繊細な意識というところはやっていかないといけないと思います。
それをやらなければ相手のああいう場面もないので、そういうところは追求していきたいですし、ミスで失点するのがJ1の世界だと思うのでそこはもっとやっていかないといけないなと思います。
- 後半に上田選手のミドルシュートを決められてから、予定していたゲームプランが変わったというのはあるのか?
あそこの奪われ方というかミスの仕方でああいうふうに転がるというのは想定していましたけど、個の対応ももう少しタイトにしないといけないという課題があります。
あの時間帯、特に後半は疲れもあると思うんですけど間延びして部分があったので、そういうところは90分通してできるやり方をみんなでやっていきたいと思います。
今日はどちらかというとそういう部分を表現してくれたのでこれをベースにまたやっていければと思っています。
- 最後まで選手は走っていたと思うが、良かった点はどこか?
みんな前向きな考え方をしてくれていたんじゃないかなと思います。
プレーもそうですし、今週やってきたところを引き続きやっているところというのを意識して数多く出そうとしてくれました。もちろんその中でのクオリティのところはまだまだ追求しないといけないですけど、前向きさはこの間の試合プラスアルファところは出せたと思います。
結果に繋がっていないのでなんとも言えないですけど、これをベースにもう一度やっていかないといけないなと思っています。
選手コメント
FW13瀬川 祐輔
(待望の初ゴール、誰よりも早く動き出して瀬川選手らしいゴールだったが一連の流れを振り返って)
イメージ的には亮太くん(永木選手)が僕にクロスを上げてくれたのでシュートを打とうか悩みながら、関川選手が両足で立った状態だったのでトラップで剥がそうかなとステップを踏んで左に剥がそうかと思ったんですけど、少しミスをしてしまって関川選手に当たってしまった。そのあとはよく覚えていないんですけど、多分ガチャガチャとなったときに僕の前にボールが転がってきたので、冷静にシュートは打てたかなと思います。
(リーグ戦では今季初めて先制点を取ったが、後半逆転され結果を掴めなかった。分岐点があるとすれば?)
この3試合、4試合をやりながら先制点が湘南にとって非常に大事だなと思っていたので、
その中で先制点を取れたというのは良かったことだと思います。
良い流れでゼロで抑えて折り返して、後半立ち上がりを集中しようと入ったんですけど、
2失点とも自分たちのミスで失点してしまった。そこは課題だと思います。
1失点目もみんながしっかりと同じイメージを描けていれば起こらなかった。拓也くん(岡本選手)が誰に出そうとしているかイメージをしっかりと持って全員が共有できていればああいうことにはならなかったかもしれないですし、少し頭が止まっていたというか、常に90分間イメージしながらプレーをすることがすごく大事なんじゃないかなと。
だからすごくもったいない失点だったと思います。
そこで相手に勢いを与えて2失点してしまったのは、課題だと思いますし攻撃陣からすると決定的な所は決めきらないといけない。2点、3点必要だなと思いました。
(浦和戦に比べチーム内での連携が改善されている点も多くみられるが、今日良かった点は)
智さん(山口監督)からは浦和戦から京都戦にかけては自分たちのベースになる部分ができていないということで、京都戦は戦うことであったり、セカンドボールの反応などサッカーにおける当たり前の部分をしっかりやろうということでそこは表現できた。
ただ、京都戦はそれだけになってしまった部分が少しあったので、鹿島戦に向けての準備としては京都戦で表現したものをベースにしたうえで、11人全員が繋がって、イメージを共有する。選手に対してサポートするだったり、裏に抜けるだったりとかをしっかり準備してきたつもりです。
何回か晃生(谷選手)から切り替えのシーンでヨネくん(米本選手)や聡(田中選手)だったり僕にもですけど、勇気を持ってパスをつけてくれたことが何回かありました。そういうところで少しでもスペースがあればリスクを負ってでも縦パスを入れるといったことが今日に関してはいつもより増えたし良かったんじゃないかなと思います。
ただその縦パスに対して切り替えが遅いというか、サポートする人数が少なかったかなと。
孤立してしまいましたし、町野だったり僕もですけど一人で二人を相手にすることが少し多かったかなという感じがあるので、そこはしっかり一人に頼らないで、そこが湘南の良さだと思うのでしっかり11人がサポートしながら攻撃をしていくところが増やせれば良いと思います。
ただ、リスクを負ったパスが増えてきているというのは良かった点だと思います。
(相手に個の強さがある選手がいるともっと全員がやらないといけないと思うが具体的にはどこを改善していけば良いか?)
ベースとなる部分は今日もある程度は表現できていたと思うんですけど、ビハインドになってからボールを繋ごうと前に行く意識が出てきたなというのがあって、それを前半の最初から勇気を持ってやっていきたい。
横パスだけにならないように、無理やりでもいいから中盤の選手にボールを預けるとか、際どい狭いところを通すパスとか、勇気を持って出さないと良くなっていかないと思います。湘南には今それが必要かなと思います。
MF41永木 亮太
(もったない試合だったと思うが、2失点とも中盤でボールを失う形でああいったミスをなくすために今チームに必要なことは)
おっしゃる通りで、失点の仕方は2失点とも非常にもったいないというか、自分たちのミスからの失点だったので、そこは反省しなければいけない。ただ、ボールを持っている人だけじゃなくて、周りの選手がもっと良いポジションを取ってあげるとか、もう少し連動しながら動くとかそういうところがまだできていない。どうしてもミスをしてしまった人だけにフォーカスが当たると思うんですけど、やっぱりチームとしての総合力の問題だと思っているので、あそこで取られても最後守ればいいわけですし、まだまだそういう甘さが今日の試合はすごく出てしまったかなと思います。
(この試合の中で次に繋がるようなポジティブな部分は?)
前半に関しては自分たちのやりたい守備だったり、攻撃だったり前節の反省を踏まえたところで1週間トレーニングしたことがある程度出せたのはポジティブに考えていいところだと思います。
後半は相手の勢いに少し押され気味になって失点してしまったので、そこで少しゲームプランが崩れて、相手もさらに勢いがついてしまった。
自分たちのやりたいことができなかったんですけど、結果論ですけどあそこで失点していなければもう少し自分たちがやりたいように進められたんじゃないかと思っています。
それを踏まえて甘さが出たところがあるので、そこは反省しないといけないと思うんですけど、ポジティブな部分もあったと思います。
(リーグ戦が1週間空くが何を意識して取り組んでいくか?)
今日の反省を今後に活かしていかなければいけないと思います。ああいうミスをしてしまうと、得点にまで繋がってしまうというのがJ1の力のあるチームですし、自分たちはそういうチームにも勝っていかなければいけないチームなので、今日の試合を本当に教訓にして気持ちの部分でもすべての部分において、もっとレベルを上げて自分たちのパフォーマンスも上げていかなければいけない。
もっと引き締めてやっていく必要があるんじゃないかなと思います。
MF15米本 拓司
勝てた試合だったと思います。本当に自分たち次第だし、変えられるのは、やるのは自分たちしかいないので、本当に一人ひとりが危機感をもってやらないと変えられないと思うので、自分含めて、もう一度頭をクリアにして、チームとしてどう戦うかといったことを考えてやらなければいけないと思います。
(ポジティブな要素もあったと思うが?)
みんな頑張れるところ、戦うところというのはベースとしてできるようになっていると思います。ただ、それプラスαで何かを出さないと、試合に勝つことは難しいと思うので、みんなに何ができるのかを考えながらやることがひとつだと思います。
ポジティブなことはポジティブな部分として、いいところは続けないといけないですが一人ひとりが"変えるんだ"という危機感を持ちながら、また練習していかなければいけないと思います。
(ボランチ3人の関係性は?)
だんだんよくなっていると思うし、球際の部分で負けないということやセカンドボールを拾う部分は前半出せていたと思います。距離感だったりはだんだんよくなってきたと思います。
(リーグ戦は1週間空くがどんなことを意識して過ごしていくか?)
いいところを残しつつ、でも結果が出ないとみんなが下を向いてしまいがちだと思うので、もう一度ルヴァンで勝って、顔を上げてやっていきたい。試合に勝った後ってやっぱり気持ちがいいので、それを味わえるようにまたいい準備して、勝つためにいい練習をしていきたいと思います。