2022JリーグYBCルヴァンカップ GS 第1節 湘南vs福岡戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
ルヴァンカップの一戦目ということで、なんとしても勝利がほしいゲームで、選手が躍動した試合だったと思いますし、得点を3点、それぞれ貴重な時間帯に取れた中での勝利だったので非常にいい結果だったと思います。
山口監督 質疑応答
- 相手にボールが渡ってもすぐに奪い返してと、かなり主導権を握った試合になったが今日の試合のよかった点は?
相手の戦い方に対しても、自分たちが準備してきたものを全員が意識して出そうとしてくれていましたし、それがいい方向に転んでくれたと思います。
相手の良さを消す、相手のウィークを攻めるというのはどの試合でもそうだと思いますが、自分たちで判断しながらそういうプレーをしてくれた。
尚且つ課題である得点に対してもいい時間帯でとれたことは評価できると思います。
- メンバーを見ているとリーグ戦の先発で出ている選手ばかりだったが、次のリーグ戦に繋げられそうなことはあったか?
とにかくチーム内の競争は激しいですし自分の役割としては責任、また難しさは日に日に増しているので、次に向けてのメンバー選考は考えなければいけないですし、対鳥栖ということをどう考えるかということもあるので、非常に悩ましい部分ではあります。
こうして結果を出してくれている中でいい悩みでもあるので、選手全体がいい競争の中練習に取り組んでくれていますし、選手と共にそういうところを追求できていると思うので、次の試合に向けてもその先の試合に向けてもその繰り返しだと思っています。
- 序盤から選手たちが気持ちが入っていたように見えたが?
ルヴァンの初戦で、今日出たメンバーも今季初戦の選手が多かった中で、非常に落ち着いて入ってくれたなと思います。
日頃のトレーニングや取り組みがそのまま出てくれたなと。そのために練習しているんだなということを感じた試合でした。
- 後半押された時間帯もあったと思うが?
原因はいろいろありますが、もちろん相手がいることなので、もちろん押される時間帯もあれば押す時間もありますし、90分通してそういう時間帯をどう考えるかということは常日頃から選手と向き合ってやっています。多少バタバタはしましたが、やられなかったところや、3点目を取って突き放せたところは評価できるところですし成長を感じるところだと思います。
- 前回退場になった大岩選手に声を掛けたのか?
何も声はかけてないですけど、前回30分しかやってないですし次の試合も出られないので、休ませる理由はなかった。本人が責任を感じているのは、自分も経験があるので分かりますし、試合で取り返してほしいというのもありました。チームのために欠かせないというところで、尚且つ今日の福岡に対して勝てるメンバーを今日選んだので、何も声を掛けなくてもやってくれると信頼して、選びました。
長谷部茂利監督 総括
3失点をしてしまっては勝点を取れない。守備面であまり良くなかったと思います。入りが上手だった面もありますが、2失点目、3失点目に関してはやられてはいけない時間帯にやられてしまいました。簡単には修正できないと思いますが、意識を持ってそこに取り組んでいきたいです。
長谷部茂利監督 質疑応答
- 前半は特に福岡らしくないように見えたが。
エネルギーが少し足りなかった印象です。1失点目のところで言うとインサイドハーフのところを外されて、相手の前の選手が躍動してしまった。よくボールを動かしてチャレンジに来ていた相手に対して、自分たちがうまく対応できていなかった場面が何回かあったと思います。
- 後半は少し良くなったように見えた。どのあたりを修正したのか?
修正点というよりも、自分たちがやるんだという気概ですかね。2-0でリードしている湘南さんからしたら、別に何をどう変える必要がない感じで入ってきたと思うので、その温度差があったと思います。ただ、自分たちは修正というより、後半あれぐらいできたという意味では、前半の入りからそれをやれば良かったとは思います。そこは選手とすり合わせていきたいです。
選手コメント
MF10山田 直輝
(得点の場面を振り返って)
ボールを受けたときに前を向けていたので、ひとつ左に外して相手の股を抜くという、イメージのまま入ったのでイメージ通りのゴールだったなと。すごく満足しています。
(気持ちの入った試合だったのか)
常に全力でやるというのは自分の良さでもありますし、ウェリ(ウェリントン選手)がいたので、ウェリの近くにいればボールがこぼれてくると思っていました。そこから僕が拾ってウェリがしっかり繋いでくれたので、狙っていた形というか自分がやらなきゃいけないことをやって得点が取れたので、良かったと思います。
(アシストの場面も山田選手らしいプレーだったが振り返って)
良い関係性でペナルティエリアの脇を取れるタイミングだったので、杉岡が僕の動きを見てくれて出してくれたので、僕の動きで相手も中を締めたので、もう1回杉岡に返してしっかりと決めてくれた。感謝したいと思います。
(チーム内でポジション争いが激しいと思うが、チームとしての手応えは)
この間リーグ戦で出られなかった選手が中心の試合でしたけど、リーグ戦に出ている選手たちを脅かせる選手たちだなと率直に感じましたし、自分たちのほうが良いプレーできるということもみんな見せたいと思ってプレーしていたと思います。
チーム内の競争が激しくて今年はチームとしても個人としてもどんどん上にいけるじゃないかなと思っています。
(山口監督になって積み重ねや手応えなどはあるか)
去年から智さん(山口監督)が監督になって、良い試合しているけど勝ち切れないということがあったので、今年に入ってからは勝利のために戦うと智さんがずっと言っていますし、それを今日は表現ができて3得点取れたということは去年から今年にかけてやってきたことを体現できた試合だったかなと思います。
(去年から継続して高いパフォーマンスを発揮できている要因は)
ピッチにちゃんと立てていることが一番大きいと思います。ケガなく1年間通してやれるようになったというのは今までなかったので、それができていることである程度のパフォーマンスを出せているのかなと思っています。
(メンタル的な部分が大きいのか)
自分が最近やっていることが自分の中ではまっていると思って、それを毎日変わらずできていることがケガをしないことに繋がっていると思いますし、ピッチに立てることにも繋がっていると思います。
(前半から前線と中盤の関係性がとても良かったと思うが、永木選手との関係性はどうだったか)
亮太くん(永木選手)とはよく話もしながら距離感だったり、スリーボランチというところのやり方は話していたので、復帰戦でしたけど全然それを感じさせないようなすごくやりやすい中盤の関係性ができていたと思います。
(今季ポジション争いもし烈だが、改めて意気込みを)
ライバルは多いですけど、逆に考えるとすごく心強い仲間なので、この仲間たちと切磋琢磨してチームを一つでも上にもっていけるように、自分も日々成長していきたいなと思っています。
DF2杉岡 大暉
(得点の場面で山田選手から良い形で折り返しがあり体勢を崩しながらのシュートだったが振り返ってみて)
最初自分がボールをもらったときに直輝くん(山田選手)が良い感じで抜け出していたので流し込むことだけを意識しました。そのあとは正直あまり準備をしていなかったんですけど、山田選手が良いリターンをくれたので押し込むだけというか流れに身を任せる感じで良いところに蹴れたと思います。
(お子さんが生まれた直後の試合で、活躍ができたことについて)
自分自身も今年初のスタメンで気合いが入っていましたし、子どもも生まれて父親としてしっかり家族を支えていかなきゃいけない立場になったので、妻も子ども出産で頑張ってくれたので、その恩返しとして僕はピッチで示すしかないと思っていました。まずはそれを結果に出せて良かったなと思います。
(2点目を取ったときは一人でゆりかごパフォーマンスをやっていたが)
なかなか点を取るポジションでもないので、1点目でみんなにやってもらったんですけど、せっかく取れたのでみんなに「やってこいよ」という感じで言われたので(笑)、良い記念になりました。
(右足でのシュートだったが)
距離的にも右足しか届かないところでした。ただ近かったので押し込むだけのイメージで蹴ったら相手の股を抜けて、いいブラインドになったので、良いところに入ったなと思います。右足で決めたのは、プロでは2点目です。
DF20蓑田 広大
(デビュー戦となったが、どんな思いでピッチに立ったのか)
チームは2-0で勝っていたので、智さん(山口監督)が僕を使ってくれたのは最後まできっちり0でいくというメッセージだったと思いますし、入って最初のセットプレーで失点してしまったところは、チームとしても個人としても反省しなければいけないところだと思います。
個人的には、毎日準備して後悔がないくらいやっての結果だと思うので、スタッフと選手に感謝して、本当に良いデビュー戦だったかなと思います。
(落ち着いてプレーできていたと思うが)
アップしながらゲームの流れを自分の目で見ていたので、慌てることなく落ち着いてピッチに入れたと思います。
(守備の部分で対人の強さも発揮できていたが)
メンバーに入って試合に出させてもらうというのは、智さんやスタッフの僕のそういうところを評価してくれて試合に出してくれたと思いますし、あの時間帯で出させてもらうということは、いつもやっていることを出すことだけなんですけど、求められていることを忠実にやろうという試合だったと思います。
(試合が続いていくが)
変わらず1日1日を本当にチームのために頑張るだけですし、そこに結果もついてきて湘南を笑顔にできるような選手になってきたいです。チームとしても求められる選手になれるように、まずは明日から切り替えて頑張っていきたいと思います。
MF5古林 将太
立ち上がりからいい形で自分たちのやりたいサッカーができていました。
やーまん(山田選手)のいいゴールで自分たちの流れで前半戦うことができ、智さん(山口監督)からもこの流れを続けて後半もやっていこうという話がありました。後半もいい形で入れたんですけど失点してしまい苦しい時間もありました。でもその後、自分たちで追加点が取れて、全体としていいゲームができたかなと思います。
みんなが試合に入る気持ち、ここでやってやろうという気持ちが強かったと思います。経験ある選手も多かったので、安心してゲームができた感じでした。
(アシストについては?)
あれシュートです(笑)。気持ちを込めてシュートを打ちました。でも最終的にちゃんとアシストになったのでよかったです。
本当だったら僕が後ろで昌生(池田選手)が前だったんですけど、ちょうど足が攣りかけてたから、昌生が「コバくん前でいいですよ」って言ってくれて、そしたら運よくこぼれてきました(笑)
(ゴールシーン以外も存在感があったが?)
去年からやり続けていること、そしてキャンプでの上積みによって、守備のところやポジショニングに関しては少しずつ改善されてよくなってきていたので、結果を残したいと思っていました。
ひとつ、前半からウェリントンがいい位置にいてクロスからのチャンスが何回かあったので、そこは絶対1回合わせたいなと思っていたんですけどゴールに繋げられなかったのは残念でした。
ただ、本当にみんないい準備をしていたので、いいゲームができてよかったです。
GK23富居 大樹
今まで練習でやってきたことを、しっかりピッチで出すことができたゲームになったと思います。もちろんまだまだのところもありますけど、いい場面を出すことができたという手応えがあります。
みんなもやりながら、成長できているという実感を持てたんじゃないかと思いますし、リーグ戦に出ていたメンバーにもいい刺激になって、よりチーム内のいい競争が生まれると思います。
試合前、智さんから「目の前の相手も大事だけど今までやってきたことをやれば大丈夫だから」という話をしてもらって、まず自分たちにフォーカスしようという意識で入りました。しっかりトレーニングで積み上げてきたことが出せたゲームだったと思います。
何回か危ない場面はありましたけどなんとか凌いで、自分自身の役割は果たせたかなと思いますが、試合に出るともっとこうしなきゃいけないなとか、具体的な課題を感じます。
練習をやっている時も、できていないところは智さんからも言われますが、僕たち選手からしたら本当に有難いし、すごく考えさせられるし、まだまだ伸びしろがあるなと思わせてもらえます。
智さんが監督になって2回しか試合に出ていなくてその試合は1分1敗だったので、今日初めて勝利できたことは僕自身嬉しいですし、使ってもらったので結果を出して期待に応えたいと思っていました。
2022JリーグYBCルヴァンカップ GS 第1節 湘南vs福岡戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
ルヴァンカップの一戦目ということで、なんとしても勝利がほしいゲームで、選手が躍動した試合だったと思いますし、得点を3点、それぞれ貴重な時間帯に取れた中での勝利だったので非常にいい結果だったと思います。
山口監督 質疑応答
- 相手にボールが渡ってもすぐに奪い返してと、かなり主導権を握った試合になったが今日の試合のよかった点は?
相手の戦い方に対しても、自分たちが準備してきたものを全員が意識して出そうとしてくれていましたし、それがいい方向に転んでくれたと思います。
相手の良さを消す、相手のウィークを攻めるというのはどの試合でもそうだと思いますが、自分たちで判断しながらそういうプレーをしてくれた。
尚且つ課題である得点に対してもいい時間帯でとれたことは評価できると思います。
- メンバーを見ているとリーグ戦の先発で出ている選手ばかりだったが、次のリーグ戦に繋げられそうなことはあったか?
とにかくチーム内の競争は激しいですし自分の役割としては責任、また難しさは日に日に増しているので、次に向けてのメンバー選考は考えなければいけないですし、対鳥栖ということをどう考えるかということもあるので、非常に悩ましい部分ではあります。
こうして結果を出してくれている中でいい悩みでもあるので、選手全体がいい競争の中練習に取り組んでくれていますし、選手と共にそういうところを追求できていると思うので、次の試合に向けてもその先の試合に向けてもその繰り返しだと思っています。
- 序盤から選手たちが気持ちが入っていたように見えたが?
ルヴァンの初戦で、今日出たメンバーも今季初戦の選手が多かった中で、非常に落ち着いて入ってくれたなと思います。
日頃のトレーニングや取り組みがそのまま出てくれたなと。そのために練習しているんだなということを感じた試合でした。
- 後半押された時間帯もあったと思うが?
原因はいろいろありますが、もちろん相手がいることなので、もちろん押される時間帯もあれば押す時間もありますし、90分通してそういう時間帯をどう考えるかということは常日頃から選手と向き合ってやっています。多少バタバタはしましたが、やられなかったところや、3点目を取って突き放せたところは評価できるところですし成長を感じるところだと思います。
- 前回退場になった大岩選手に声を掛けたのか?
何も声はかけてないですけど、前回30分しかやってないですし次の試合も出られないので、休ませる理由はなかった。本人が責任を感じているのは、自分も経験があるので分かりますし、試合で取り返してほしいというのもありました。チームのために欠かせないというところで、尚且つ今日の福岡に対して勝てるメンバーを今日選んだので、何も声を掛けなくてもやってくれると信頼して、選びました。
長谷部茂利監督 総括
3失点をしてしまっては勝点を取れない。守備面であまり良くなかったと思います。入りが上手だった面もありますが、2失点目、3失点目に関してはやられてはいけない時間帯にやられてしまいました。簡単には修正できないと思いますが、意識を持ってそこに取り組んでいきたいです。
長谷部茂利監督 質疑応答
- 前半は特に福岡らしくないように見えたが。
エネルギーが少し足りなかった印象です。1失点目のところで言うとインサイドハーフのところを外されて、相手の前の選手が躍動してしまった。よくボールを動かしてチャレンジに来ていた相手に対して、自分たちがうまく対応できていなかった場面が何回かあったと思います。
- 後半は少し良くなったように見えた。どのあたりを修正したのか?
修正点というよりも、自分たちがやるんだという気概ですかね。2-0でリードしている湘南さんからしたら、別に何をどう変える必要がない感じで入ってきたと思うので、その温度差があったと思います。ただ、自分たちは修正というより、後半あれぐらいできたという意味では、前半の入りからそれをやれば良かったとは思います。そこは選手とすり合わせていきたいです。
選手コメント
MF10山田 直輝
(得点の場面を振り返って)
ボールを受けたときに前を向けていたので、ひとつ左に外して相手の股を抜くという、イメージのまま入ったのでイメージ通りのゴールだったなと。すごく満足しています。
(気持ちの入った試合だったのか)
常に全力でやるというのは自分の良さでもありますし、ウェリ(ウェリントン選手)がいたので、ウェリの近くにいればボールがこぼれてくると思っていました。そこから僕が拾ってウェリがしっかり繋いでくれたので、狙っていた形というか自分がやらなきゃいけないことをやって得点が取れたので、良かったと思います。
(アシストの場面も山田選手らしいプレーだったが振り返って)
良い関係性でペナルティエリアの脇を取れるタイミングだったので、杉岡が僕の動きを見てくれて出してくれたので、僕の動きで相手も中を締めたので、もう1回杉岡に返してしっかりと決めてくれた。感謝したいと思います。
(チーム内でポジション争いが激しいと思うが、チームとしての手応えは)
この間リーグ戦で出られなかった選手が中心の試合でしたけど、リーグ戦に出ている選手たちを脅かせる選手たちだなと率直に感じましたし、自分たちのほうが良いプレーできるということもみんな見せたいと思ってプレーしていたと思います。
チーム内の競争が激しくて今年はチームとしても個人としてもどんどん上にいけるじゃないかなと思っています。
(山口監督になって積み重ねや手応えなどはあるか)
去年から智さん(山口監督)が監督になって、良い試合しているけど勝ち切れないということがあったので、今年に入ってからは勝利のために戦うと智さんがずっと言っていますし、それを今日は表現ができて3得点取れたということは去年から今年にかけてやってきたことを体現できた試合だったかなと思います。
(去年から継続して高いパフォーマンスを発揮できている要因は)
ピッチにちゃんと立てていることが一番大きいと思います。ケガなく1年間通してやれるようになったというのは今までなかったので、それができていることである程度のパフォーマンスを出せているのかなと思っています。
(メンタル的な部分が大きいのか)
自分が最近やっていることが自分の中ではまっていると思って、それを毎日変わらずできていることがケガをしないことに繋がっていると思いますし、ピッチに立てることにも繋がっていると思います。
(前半から前線と中盤の関係性がとても良かったと思うが、永木選手との関係性はどうだったか)
亮太くん(永木選手)とはよく話もしながら距離感だったり、スリーボランチというところのやり方は話していたので、復帰戦でしたけど全然それを感じさせないようなすごくやりやすい中盤の関係性ができていたと思います。
(今季ポジション争いもし烈だが、改めて意気込みを)
ライバルは多いですけど、逆に考えるとすごく心強い仲間なので、この仲間たちと切磋琢磨してチームを一つでも上にもっていけるように、自分も日々成長していきたいなと思っています。
DF2杉岡 大暉
(得点の場面で山田選手から良い形で折り返しがあり体勢を崩しながらのシュートだったが振り返ってみて)
最初自分がボールをもらったときに直輝くん(山田選手)が良い感じで抜け出していたので流し込むことだけを意識しました。そのあとは正直あまり準備をしていなかったんですけど、山田選手が良いリターンをくれたので押し込むだけというか流れに身を任せる感じで良いところに蹴れたと思います。
(お子さんが生まれた直後の試合で、活躍ができたことについて)
自分自身も今年初のスタメンで気合いが入っていましたし、子どもも生まれて父親としてしっかり家族を支えていかなきゃいけない立場になったので、妻も子ども出産で頑張ってくれたので、その恩返しとして僕はピッチで示すしかないと思っていました。まずはそれを結果に出せて良かったなと思います。
(2点目を取ったときは一人でゆりかごパフォーマンスをやっていたが)
なかなか点を取るポジションでもないので、1点目でみんなにやってもらったんですけど、せっかく取れたのでみんなに「やってこいよ」という感じで言われたので(笑)、良い記念になりました。
(右足でのシュートだったが)
距離的にも右足しか届かないところでした。ただ近かったので押し込むだけのイメージで蹴ったら相手の股を抜けて、いいブラインドになったので、良いところに入ったなと思います。右足で決めたのは、プロでは2点目です。
DF20蓑田 広大
(デビュー戦となったが、どんな思いでピッチに立ったのか)
チームは2-0で勝っていたので、智さん(山口監督)が僕を使ってくれたのは最後まできっちり0でいくというメッセージだったと思いますし、入って最初のセットプレーで失点してしまったところは、チームとしても個人としても反省しなければいけないところだと思います。
個人的には、毎日準備して後悔がないくらいやっての結果だと思うので、スタッフと選手に感謝して、本当に良いデビュー戦だったかなと思います。
(落ち着いてプレーできていたと思うが)
アップしながらゲームの流れを自分の目で見ていたので、慌てることなく落ち着いてピッチに入れたと思います。
(守備の部分で対人の強さも発揮できていたが)
メンバーに入って試合に出させてもらうというのは、智さんやスタッフの僕のそういうところを評価してくれて試合に出してくれたと思いますし、あの時間帯で出させてもらうということは、いつもやっていることを出すことだけなんですけど、求められていることを忠実にやろうという試合だったと思います。
(試合が続いていくが)
変わらず1日1日を本当にチームのために頑張るだけですし、そこに結果もついてきて湘南を笑顔にできるような選手になってきたいです。チームとしても求められる選手になれるように、まずは明日から切り替えて頑張っていきたいと思います。
MF5古林 将太
立ち上がりからいい形で自分たちのやりたいサッカーができていました。
やーまん(山田選手)のいいゴールで自分たちの流れで前半戦うことができ、智さん(山口監督)からもこの流れを続けて後半もやっていこうという話がありました。後半もいい形で入れたんですけど失点してしまい苦しい時間もありました。でもその後、自分たちで追加点が取れて、全体としていいゲームができたかなと思います。
みんなが試合に入る気持ち、ここでやってやろうという気持ちが強かったと思います。経験ある選手も多かったので、安心してゲームができた感じでした。
(アシストについては?)
あれシュートです(笑)。気持ちを込めてシュートを打ちました。でも最終的にちゃんとアシストになったのでよかったです。
本当だったら僕が後ろで昌生(池田選手)が前だったんですけど、ちょうど足が攣りかけてたから、昌生が「コバくん前でいいですよ」って言ってくれて、そしたら運よくこぼれてきました(笑)
(ゴールシーン以外も存在感があったが?)
去年からやり続けていること、そしてキャンプでの上積みによって、守備のところやポジショニングに関しては少しずつ改善されてよくなってきていたので、結果を残したいと思っていました。
ひとつ、前半からウェリントンがいい位置にいてクロスからのチャンスが何回かあったので、そこは絶対1回合わせたいなと思っていたんですけどゴールに繋げられなかったのは残念でした。
ただ、本当にみんないい準備をしていたので、いいゲームができてよかったです。
GK23富居 大樹
今まで練習でやってきたことを、しっかりピッチで出すことができたゲームになったと思います。もちろんまだまだのところもありますけど、いい場面を出すことができたという手応えがあります。
みんなもやりながら、成長できているという実感を持てたんじゃないかと思いますし、リーグ戦に出ていたメンバーにもいい刺激になって、よりチーム内のいい競争が生まれると思います。
試合前、智さんから「目の前の相手も大事だけど今までやってきたことをやれば大丈夫だから」という話をしてもらって、まず自分たちにフォーカスしようという意識で入りました。しっかりトレーニングで積み上げてきたことが出せたゲームだったと思います。
何回か危ない場面はありましたけどなんとか凌いで、自分自身の役割は果たせたかなと思いますが、試合に出るともっとこうしなきゃいけないなとか、具体的な課題を感じます。
練習をやっている時も、できていないところは智さんからも言われますが、僕たち選手からしたら本当に有難いし、すごく考えさせられるし、まだまだ伸びしろがあるなと思わせてもらえます。
智さんが監督になって2回しか試合に出ていなくてその試合は1分1敗だったので、今日初めて勝利できたことは僕自身嬉しいですし、使ってもらったので結果を出して期待に応えたいと思っていました。