馬入日記

【馬入日記:2月14日】開幕まであと5日!大岩一貴選手インタビュー

2022シーズンの開幕戦まであと5日となりました!
1月10日に始動してから約1ヵ月、ハードなトレーニングを重ねてきました。
いよいよ今週末、待ちに待った開幕を迎えます。

今シーズンのキャプテンを務める大岩一貴選手に話を聞きました。
キャプテンについては「予想もしてなかった」ということですが、鹿児島キャンプの終盤で山口監督から指名されたそうです。

「少しびっくりしたところはありました。やるかどうかを考える時間など与えてもらえることもなく(笑)、その場で“分かりました”と。智さんから言われたのは、もっと影響力を持てということ。これは昨年から言われていたんですけど、自分のやっていることにもっと自信をもって、周りに発信していってほしいと。そこは意識して取り組んでいます。時には厳しく言うことも必要だと思いますし、それによっていい影響をもたらすことができる選手でありたいと思っています」

大岩選手は仙台時代にもキャプテンを務めた経験があります。

「もちろんキャプテンとしての責任はあると思いますけど、背負いすぎずにやることも大切。一度経験できたということは大きくて、力の抜き方など以前の経験を活かしたいなと思っています。それに、うちの選手たちはみんな本当に真面目ですし、ネガティブなことを言う選手もいないので、すごくやりやすい。そんなにやることがないんじゃないかなと思うくらいです。でも、背中で見せるというだけじゃなく、しっかり前に出てやっていきたいなと思います」

山口監督の現役時代、大岩選手は千葉で共にプレーしました。その時山口監督はキャプテンでしたが…

「もちろん一番のお手本だし理想ではありますけど、ちょっと理想として高すぎるので(笑)。少し路線を変えることも考えつつやっていきます。僕がキャプテンになるというのは、もっと成長してほしいという意味合いだと思っていますし、サッカーも人間性についても、まだ足りないことが多い。智さんが湘南に来てからずっと言われていたことなので、それをもっとやれということだと思っています。そして、自分だけじゃなく、周りにも伝えていくキャプテンでありたいと思います」と。

ちなみに、副キャプテンには杉岡大暉選手、ウェリントン選手、永木亮太選手が就任。永木選手とは、中央大学時代の先輩・後輩でもあります。

「大学のひとつ上の先輩でしたし、それだけじゃなく中大の寮は1年から4年まで一人ずつ入る4人部屋なんですけど、3年間部屋も一緒でした。4人部屋で一緒に生活をしていました。プロになって試合の時に会ったりはしてましたけど、一緒のチームでプレーするのは大学以来です。大学の時から亮太くんは別格感があったので、今もそういう目で見ていますし、本当に心強いです」

なんと同じ部屋で3年間も過ごした仲だったとは…!様々な繋がりがあるものです。
そして湘南で3年間キャプテンを務めた永木選手が副キャプテンであるということは本当に心強いことでしょう。

さて、開幕まであとわずか。準備も着々と進んでいます。

「落ち着いています。多少はありますけどそんなに緊張せず過ごせています。選手がほとんど入れ替わっていないので、一からやるのではなく去年の延長線上でやっているという感覚はみんな持てていると思います。DFとしてはまずゼロで抑えて最低0-0でいくことを考えたい。そこにプラスαで、智さんからはビルドアップだったり点を取るためにはキーパーやセンターバックも関わっていくとも言われているので、そういうところを出していきたいですね」

ホームに迎えるのは柏レイソル。毎回熱い戦いとなる相手です。

「レイソルは球際に激しく来るイメージがありますし、戦ってくるイメージなので、こちらもその戦いの部分で絶対に負けないことが大事かなと思います」

熱戦必至の開幕戦。2月19日(土)15:00キックオフです。
スタジアムで共に戦いましょう!!