ONLY ONE STORY

22 DF OIWA KAZUKI

MY STORY

-厳しさの先に

昨シーズン、試合に出られないときもありましたが、ディフェンスの真ん中を任されるようになってから、ある程度主導権を握れる部分があってやりやすさを感じていました。
真ん中でプレーするということは全体を見なければいけないということですが、自分にとっては全体を見て、味方を動かしたほうがプレーしやすいなと思っています。

シーズンを通して厳しい戦いが続き、最後まで残留争いをすることになりました。もちろんプレッシャーはありましたけど、試合に出られない時期を過ごしたこともあって、重圧があろうとも、まずはピッチに立てているということの喜びを感じながらプレーしていました。

9月に智さん(山口監督)が監督になって、ガラっと大きく変化したわけではないですけど、チームは徐々に変わっていったと思います。

最終節のガンバ大阪戦の終了後にJ1残留が決まった時は、本当にホッとしました。喜びというよりも本当に安堵という感じでした。
チームをJ1に残さなければいけないという想いもありましたし、当然ですけど残留できるかどうかで、自分の年齢も含め今後の人生にも大きく関わるという想いもありました。
脩斗くん(山本選手)と抱き合った時はぐっときましたね。涙は……あれは横で田中聡が泣いてたから、つられただけです(笑)

MY ASPIRATION 2022

-チームを動かせる選手に

2022シーズンの新チームが始動しましたが、みんな前向きにすごく頑張っていると思います。
自分自身は、まずやるべきことの整理をしっかりすることを意識しています。
ピッチの中で声を出すことは智さんからも常に求められていますし、真ん中でプレーするなら、声でチームを動かせる選手にならないと試合に出ることはできないと思っています。
その意識がまた成長に繋がればと思いますし、自分に矢印を向けてやっているところです。

今年湘南3年目になりますが、愛着が湧いてますね。街もすごく住みやすくて好きですし、もちろんチームも。
みんなサッカーに対して本当に真面目だし、常に全力でやることが普通なのが湘南だと思います。
やっぱりサッカーってそうじゃなきゃダメだなって思うし、新鮮な気持ちでいられて楽しいです。
自分自身もそういうものを求めていたところもありましたし、湘南のそういうところが好きですね。

今シーズン、智さんが5位以内という目標を掲げましたが、みんなでその目標に向かってやるだけだと思っています。
新しい景色というか、またいろいろなものが見えてくると思うし、その目標を目指して戦うことでいろいろなことを変えていけると思っています。