ONLY ONE STORY

14 MF BARADA AKIMI

MY STORY

-10年分くらいの戦い

昨年はこれまで経験したことのないことをいろいろと経験した一年でした。
今までコンスタントに試合に出続けていたので、出られない時の気持ちなどをあまり知らずにいましたが、この年齢になって経験してみていろいろと感じるものもありました。
シーズン中盤以降、試合に出られるようになり、なかなかピッチに立てなかった半年間の悔しさやチームに貢献できなかったという思いもあったので、チームに貢献したいという気持ちを試合の中で発揮しようと必死に取り組んだ半年でした。
最後にはオリ(オリベイラ)のこともありましたし、最後まで残留争いをすることにもなったので、心身ともにこの1年間は10年分くらいとも思えるほど戦ったシーズンでした。

試合に出られなかった時期は、もちろん試合に出たいなと常に思いながら練習をしていました。自分の身体のコンディション的には常にいい状態だったので、それを維持し続けるしかないと思って練習していましたし、自分が出ていない公式戦を観ながら、どうしたら良いのかということを考えていました。

残留争いでは、緊張もしていたしプレッシャーも感じていましたが、ピッチに立ってしまえばその瞬間だけは、不思議と忘れてサッカーに集中することができました。この試合に負けてはいけない、ということは分かっていましたけど、試合が始まればひとつひとつのプレーに気持ちを込め、サッカーに集中できていました。

最終節のガンバ戦では、みんな本当に生き生きしていたし、その試合を楽しんでいたなと思います。残留が懸かっていましたが、そこを一度取っ払ってこの試合に勝とう、楽しんで戦おうという感じがあった。それは今年にすごく繋がるものだと思っています。

MY ASPIRATION 2022

-もっと上へ

今年はまたポジション争いも激しいですが、それが一番チームを活性化させると思いますし、それによってチームは強くなっていくと思います。
今年湘南に来てくれた選手は、チームを非常に活性化させてくれる選手だと思うので、上に向かって行けると感じています。

智さん(山口監督)から5位以内という目標を聞いた時は少し驚きましたけど、去年のサッカーをやってきた選手たちからすると可能性はあると思っています。
それをどれだけ全員が信頼して上に向かっていく気持ちをピッチで出せるかだと思います。
このプレシーズンを含めて、もっとお互いに要求しながら高めあっていきたいと思います。

去年足りなかった結果というものに、こだわってプレーしていきたいと思っています。
まずはチームの力になれるように、そしてゴール直結するプレーを意識して得点を奪うという部分に貢献できる選手でありたいと思います。