2 DF SUGIOKA DAIKI
MY STORY
-充実感と悔しさ
昨シーズンの夏、鹿島から復帰しました。半分くらいメンバーは変わっていましたけど、プレーすることがすごく楽しかったですし充実していました。伸び伸びプレーすることができて、湘南の空気感というのは自分に合っているのかなと感じました。
試合にも出させてもらっていましたが、9月にケガをしてその後ピッチに立てなくなってしまいました。充実していたからこそ、余計に悔しさもありましたし、そんなに上手くはいかないんだなと思いました。
ただ、試合に出ている時に感じたのは、鹿島で1年半やってきたことが自然と出せたということでした。
残ってずっとベルマーレにいたら、あのプレーはできなかったと思うしこの成長はなかったかなと自分の中で整理することができました。
改めて、僕は鹿島に行って良かったと思いましたしこうやって帰ってきて力になれるということに、すごく充実感がありました。
鹿島での1年半を振り返ると、自信を持ってプレーできないところがあったと思います。周りの個人個人のレベルが高く、新しい環境、初めての監督、スタッフのもとで、最初はなかなか自分を出せずにいました。
でも徐々に、特に去年は練習でもやれることが増えてきて、自分の成長というものを少しずつ感じられていました。
そのタイミングでの移籍の話だったので、実は湘南に帰ってくる決断も即答ではなかったんです。やはり一度チームを出てまた戻るということはあまりないですし、「鹿島で勝負しよう」と自分の中で決めていたので悩みました。でも今は湘南に帰ってきて良かったと思っています。
また、鹿島で出られない時期も、トレーニングは絶対に手を抜かずにやってきました。そこは、湘南でも先輩たちの姿を見てきましたし、自分の中でも絶対に曲げてはいけないところだと思っていました。
MY ASPIRATION 2022
-歴史を変えたい
今年、チームは5位以内という目標を掲げていますが、その覚悟が智さん(山口監督)からも伝わってきます。
もちろん簡単なことではないですが、練習からすごく求められているなと思いますし、それに応えることができたら結果はついてくるじゃないかと感じています。
5位以内が目標と聞いた時、絶妙だな感じました。可能だと思いますし、かと言って簡単ではない。いきなり3位以内と言われると正直難しいなと思ってしまう部分もあるし、僕としては一桁順位かなと思っていたんですけど、そこを5位以内というのは本当に良い目標地だと思っています。
智さんは現役時代の経験を踏まえて指導してくれる監督なので、「すごいな」と日々感じています。見逃さないというか、かなり細かい部分も見えていて教えてもらえるので本当に勉強になることが多いです。
今シーズン、歴史を変えたいという気持ちで入っています。
こんなに選手が入れ替わらなかったのは僕が知る限りでは初めてですし、経験ある選手が補強されたことも含め、J1で5年目のシーズンにもうワンランク上に行くというクラブの覚悟を感じています。
その力になりたいですし、ここでもうひとつ上のレベルにいく流れを今年は必ず作りたいと思っています。