馬入日記

【馬入日記:10月15日】明日はサガン鳥栖戦!田中聡選手インタビュー

明日10月16日(土)はアウェイで行われるサガン鳥栖戦です!(14:00キックオフ)
代表ウィークを挟み、10月1日の横浜F・マリノス戦以来のリーグ戦を戦います。
今シーズン、残る試合は7試合となりました。

10月4日から10月10日まで、畑大雅選手と共にU-22日本代表(今回はU-20ではなく)のキャンプに参加していた田中聡選手に話を聞きました。
まずはU-22日本代表での活動の手応えについて。

「代表では4-3-3のシステムで、アンカーではなくインサイドハーフでプレーしたんですけど、足元のある選手が多い中で自分はどういった特徴を出せるかが鍵だと思っていました。他の選手にはない守備における対人やボールを奪うというところを出そうと思っていましたがあまり出すことができなかった。ただ、ポジショニングよく立てたり、ボールにもいつもより絡んだり得点も取れたので、課題も出ましたし、いいところも出せた。そういう意味ではすごくいいキャンプだったと思います」

もともとはFWだったり、昨年はセンターバックでプレーしたり、様々なポジションでプレーしている田中選手、求められることにその都度対応しています。

「アンカーの時でも智さん(山口監督)からはどんどん出て行っていいと言ってもらっています。代表で前をやったので前に出て行く意識というのはより高くなりましたし、別のポジションをやることで隣のインサイドハーフの選手が気を使って、自分が出たスペースを埋めてくれていたことを感じたり、周りの選手との連携の大切さを感じています」

今季2得点を挙げていますが、第30節の川崎戦のゴールはとても印象深いゴールでした。

「自分の感覚的に行ける時は前に行きますし、今年の1点目も2点目もそういう形で点が取れたと思います。その意識は続けていきたい。点をとってチームを勝たせられる選手になりたいですし、ロングシュートなども身に着けていきたいと思っています」

ゴールという意味では、攻撃の回数やチャンスの数は以前に比べてかなり増えているだけに、なんとしても結果に結びたいところです。

「自分は今週ベルマーレに戻ってきた形ですけど、チームとしてしっかり課題に取り組んでトレーニングしています。トップにボールが入ったあと孤立してしまう場面があったので、そこをどれだけサポートできるのかということが大事になってくると思うので、もっと攻撃に厚みを持たせなければいけないと思っています」

勝てていないという今の状況については。

「内容がよくなってきているのはみんなやっていて感じていますし、でも結果がついてこなければ意味がないということも強く思っているところです。今はどちらかというと内容よりも結果がほしいですし、勝点3を取るために、どれだけ本当に勝負の際を突き詰められるかということが大事になってくると思っています。自分も得点やアシストという形で貢献したい。ただ、本当に練習の中で、チーム全員がモチベーション高く取り組んでいますしいい競争ができていると思います。本当に決め切る力が必要ですし、ラストのところで足先を出して守れるかとか、そういうところだと思っています」

悔しさ、もどかしさ、様々な想いがある中ですが、一人ひとりが自信を持ってピッチに立ち愚直に結果を求めて戦うしかありません。

「決めるべきところで決められなかったり、最後のきつくなってきた時に隙が生まれてしまって失点したシーンもある。90分間走り続けられれば勝利が見えてくると思っています。ベルマーレは勝てるチームだと自分は思っています」

代表での活動や将来的に海外に…ということをメディアの方から問われると。

「ベルマーレで試合に出て結果を出すことによって代表も見えてくるものだと思うので、オリンピックも出たいですしU-23も大事ですけど、まずはベルマーレで勝利がほしい。それがあっての代表だと思うので、今はチームにしか意識が向いていないという感じです」と答えていました。

昨年高校3年時に17試合に出場しましたが、プロとしては今シーズンがルーキーイヤーです。
それでも、自分がルーキーであることや若いということなど出さず、勝負の責任を負ってピッチに立っていることを感じさせます。

「絶対に残留すること、来年もベルマーレがJ1のピッチで戦えることが目標。今は、ベルマーレがより高い順位にいくことを考えています。そのために、自分のプレーをしっかり出したい。他の選手にないものをピッチで表現していきたいと思っています」

明日のサガン鳥栖戦は14:00キックオフです。
現地へ行って下さる方はスタジアムで共に、そしてDAZNを通して応援してくださる方もチームと共に、最後まで戦って下さい!