馬入日記

【馬入日記:9月25日】明日はアウェイで川崎戦!平岡大陽選手インタビュー

明日はアウェイで行われる神奈川ダービー、川崎フロンターレ戦です!(17:00キックオフ)
リーグ戦は残り9試合。勝点1の重みがさらに増していく終盤戦へと入っていきます。

前節の福岡戦でスタメン出場を果たした平岡大陽選手に話を聞きました。
ルーキーイヤーの今季、ルヴァンカップは7試合(1得点)に出場していますが、リーグ戦は5月30日の徳島戦以来、2試合目の出場となりました。

「4カ月前にスタメンで1回出させてもらって、そのあとリーグ戦はベンチには入ってもなかなか出番がなかった中で、福岡戦で久しぶりに試合に出させてもらいました。徳島戦で出場した時よりも福岡戦のほうが自分のやるべきことが明確になっていたし、どこを評価されて試合に出られているのかということが自分の中で明確でした。それが智さん(山口監督)や健二さん(高橋コーチ)とも一致していることを、練習試合などを通じても感じられていたので、やることに迷いはなかったです」

具体的にはどんなことを求められていたのでしょうか。

「練習でやってきたことを出すということ。積極的にアクションを起こすことや、僕はちょこちょこ上手ぶったプレーをするよりもダイナミックな動きとか、アグレッシブな切り替えの部分とかを出したほうがいい。背後をとることとか、いいタイミングで取れれば味方も助かると思うのでそこを意識しました。前から分かってはいたんですけど、それをやるべきだと明確になって試合に臨むことができました」

福岡戦の結果は1-1の引き分け。試合自体は終始押し込む展開で内容的にはポジティブなものでした。
試合後、山口監督は平岡選手の評価を聞かれると「練習中から求めていることを表現してくれている選手。練習がよかったので使ってみようと思いましたし、今日の試合でもパフォーマンスはよかった。今後に繋がる活躍を見せてくれました」と話していました。

実際に戦った感想はと言うと…

「積極的なプレーという面ではできたと思います。ピッチにいる他の選手も助けてくれましたし、迷いなくできたことによって、思い切ったプレーが出せたと思う。ただ、それは最低限できたんですけど、その中でのクオリティとかボールを受けた時にもっとゴールに向かっていくという部分が足りなかったと思っています。積極的なプレーのその次の段階のことはなかなかできなかったので、もっとチームに貢献するためには、プラス相手にとって怖い選手にならないといけないと思います」と。

日々の練習は激しい競争が繰り広げられています。
いい競走により、さらなる一体感が生まれているようです。

「智さんの練習は以前よりも強度が高いので身体は少しきついけど、いまもう一度一丸になろうという意識が強くて、それがいい方向に向かっていると練習でも感じます」

履正社高校から加入しプロの世界で揉まれてきた約8カ月、どんな日々を送ってきたのでしょうか。

「がむしゃらにやっていたんですけど、うまくいったと思う日はほとんどなくて…。うまくいかない時のほうが全然多いのは、今も含めてずっとです。高校の時にできていたことが全然できないし、それはフィジカルの強度の違いもあるしメンタルの部分もあると思う。そこで戸惑うことはあったんですけど、いつまでもそれではダメなのでフィットしていかなあかんと思ってやっていた中で、福岡戦でチャンスをもらうことができた。だからこそ迷いなく積極的にやろうと思って臨みました」

学んだり壁にぶつかったりしながら、懸命にトレーニングをしてきました。

「一生懸命やってきた、ということだけはそうだったと言えると思います。そういうところを見てもらえて評価してもらえるチームでよかったです。そういうところは関係ないというチームもあるかもしれないけど、ベルマーレはそういうところも見てくれるので」

さて、明日の試合は首位との対決となります。
9月も末となり、順位的にも残留という言葉が多く聞かれます。

「まずチームとしては残留ということが目の前の大きな目標としてある状態ですけど、僕は初めての経験ですし、もちろん考えてしまうけど考えすぎても仕方がない。僕がやるべきことは、試合で与えられた場所で、チャンスを活かせるか、目の前のワンプレーでチームに貢献できるかどうかだと思っています。そういうことがまわりまわって、チームの目標に対してもいい影響をもたらせるのかなと思っています」

“目の前のワンプレーでチームに貢献したい”という言葉。まさにワンプレーワンプレーを大切にして、明日の川崎戦に挑みます。
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