馬入日記

【馬入日記:9月18日】本日18:00より福岡戦!大岩一貴選手インタビュー

今日は9月唯一のホームゲーム!レモンガススタジアム平塚にアビスパ福岡を迎えます。
今シーズン残された試合は10試合。1試合1試合を大切に戦っていきます。

今日は大岩一貴選手に話を聞きました。
まずは、厳しく激しく、そして活発に行われている日々のトレーニングについて。

「選手みんなより明るくなったし、前からよく喋っていますけど本当によくお互いに
考えを伝え合っていてすごくいい雰囲気だと思います。ピッチの中で要求し合っていますし、それに伴ってピッチ外のロッカーとかでもさらに話すようになったと思います」

大岩選手自身もトレーニング中、積極的に指示を出し選手を動かしています。

「智さん(山口監督)にもそこはずっと言われています。ポジション的にも指示を出さなければいけないし、全体が見えているので出しやすい。意識してやってはいますが、もっともっとやらなければいけないし、もっといい指示を出せるようにしたいと思っています」

前節、アウェイで行われた大分トリニータ戦は0-2で敗れました。
山口監督の初陣であり、また手ごたえのあるトレーニングをして迎えた試合だっただけに悔しい一戦となりました。

「大分の前の練習で、みんなのイメージが合っていました。相手もあることですけど、実際に戦うと少しイメージ通りにできないところがあった。失点をせずにいけたらよかったんですけど…。失点シーンに関しては、もっとコミュニケーションを取れたと思うし、ボールをフリーで蹴らせないとか切り替えとか、防げた失点だったと思います」

ところで、大岩選手といえば、2012年に中央大からジェフ千葉へ加入しプロ選手となりました。
その年、ガンバ大阪からジェフ千葉へ移籍加入した山口智監督と出会い、ルーキーイヤーから3年間一緒にプレーをしました。
山口監督は1996年からプロとしてのキャリアを積みジェフ、ガンバ大阪で試合に出続け日本代表としてもプレー。大岩選手曰く「とにかく別格だった」そうです。

「まずプレーが別格でした。センターバックなのに一人だけ違いを作れたり、大事なところで点も取ってくれるし、もちろん守ってくれるし、とにかく人を動かすし…。何か聞いたら誰よりも的確な言葉で返してくれていましたし、本当にみんなに慕われていました」

そんな山口監督と、今年指導者と選手という形で再会することとなったのです。

「不思議な感覚ですけど…でも、現役の時から選手と監督みたいな感じで(笑)。僕からしたら監督とか、いやもう監督以上の存在だった。多分、当時千葉にいた人たちはみんなそう思ってると思います」

そして大岩選手が「ひとつ、都市伝説言っていいですか?」と言って教えてくれたことは…

「千葉で智さんとDFラインを組んだ人はみんなJ1に行ってるんですよ。引退した選手以外、みんなJ1に行ってると思います。絶対に影響を受けていたと思うし、智さんから学ぶことが本当に多かったと思う」と。(10人くらいの選手の名前が挙がりました…!)

そんな山口監督と再会した時には「成長した姿を見せたい」という気持ちだったのでしょうか。

「いや、そういう感じではなかったです。いい姿を見せたいなじゃなくて、また新しいことを吸収できるっていう気持ちが強かった。今も“全然まだまだだ”って言われますし、また身近で教えてもらえることは本当に嬉しいことだと思っていました」

さぁそして、今日、ホームにアビスパ福岡を迎えます。

「チームでしっかりまとまって、いい距離でひとつになって戦えればと思います。そこをしっかり出したい。あとは個のバトルで一人ひとりが負けないことが大切だと思っています。とにかく勝てるように、1試合1試合、そのために頑張っていきます」

重要な一戦。
ぜひ今日も共に戦ってください!勝利を!