【馬入日記：7月11日】中断前最後の試合 FC東京戦！畑大雅選手インタビュー

本日、レモンガススタジアム平塚でFC東京を迎えてのホームゲーム！19:00キックオフです。
中断前最後の試合。次の第23節は8月9日の開催となりますので1ヵ月ほど間が空きます。

畑大雅選手に話を聞きました。
まずは1週間前の前節、アウェイで行われたヴィッセル神戸戦について。

「守備の部分でファーストディフェンダーが決まらず、特にうちの右サイドのところ、相手の左サイドのところでイニエスタ選手や山口選手に流動的に動かれてしまいなかなかマークを見切なかったというシーンが多かった。練習とは違う形で動いてきたので、そこに苦労したかなと思います」

畑選手は77分の途中交代での出場でした。

「正直スタートから出たかったですけど、今ウィングはみんな調子がいいし毎試合メンバーが変わるような感じですが、神戸の時もサブにまわったということは絶対に途中から出るということだと思っていたので、チームがどんな状況であっても途中からエネルギーを出していい流れにできるように、ということは考えていました」

しかし神戸戦では交代後もスコア動かず1-3で終了。悔しい結果となりました。

今日対戦するFC東京はルヴァンカップのプレーオフステージの対戦相手だったため、今日で4度目の対戦となります。
プレーオフステージでは1戦目で勝利しながらも2戦目に1-4で敗れる形での敗退でした。

「サイドにはアダイウトン選手やディエゴオリベイラ選手、レアンドロ選手、永井選手といったスピードもあって個人としても完成された選手がいるので、そういう選手と対戦できるというのはめちゃくちゃ楽しみです。ここ2試合、僕が出た東京戦ではなかなか抑え込むことができなかった。ルヴァンの一戦目は勝てたんですけど僕としては反省の多い試合でした。でもそういった強力な選手と戦えることはすごく楽しみにしています」

多くの選手がアダイウトン選手の強力さを感じています。

「強烈でした。うまいし強いし速い。やる前は止められると思っていましたが、実際にマッチアップしてみたら身体を当てても全然動かなかった。でも、何回かは取れるシーンがあったので、うまく自分の形に持っていければ一人でも取れるんじゃないかと思っています。リベンジという意味でも、次に対峙でいればバッチリ止めたいと思います」

畑選手は今年最初のキャンプで負傷し、シーズンの最初は出場できず第15節で復帰してからは試合に出場し続けています。

「復帰明けから、1対1では感覚的なものも戻ってきたし、イメージと実際に身体を動かしてみたところも合ってきた。スピードもだんだん出始めていると思います。ただ、全然満足はいっていません。もっとできると思うし、もっとやらなければいけない。個人の結果にこだわりつつ、チームとしてやらなければいけないことをしっかりやらなければと思っています」

浦和戦でのウェリントン選手のゴール、そして柏戦での町野選手のゴールと立て続けにアシストを決めました。ずっと「アシストという結果がほしい」と話していただけに喜びも。

「もちろん嬉しかったです。正直ミスキックな部分もあるんですけど…（笑）。でもゴールに繋がったことはよかったと思います。アシストもですが、得点も取りたい。拓也くん（岡本選手）がウィングで一番得点能力があるし、クロスに入っていくとか相手より早く飛び出していくことに長けている。リーグ戦のアウェイ柏戦でおーちゃん（大橋選手）からのパスに拓也くんが早くスタートを切って振り切って前半のうちに1-1にしたゴール、ああいう形が理想だと思います」

昨年に比べ、マークもタイトになっています。

「去年はただのルーキーだったので警戒されることもなかったですが、最近やりにくいようにマークしてくる選手が多いなと感じます。でもそういう中で縦がすごく切られている分、中のインスイングクロスで2アシストに繋がったりもしているので、そういう意味では違う武器を出してアシストに繋げられたことはよかったと思います」

課題を挙げるとすると…

「いっぱいありますけど、クロスの精度、頭を使って考えながらプレーすることが課題。高校生の時は頭を使わなくても蹴って走ればなんとかなっていたし、小さい頃から細かいことはやってこなかった。止める・蹴る、守備のポジショニング、ラインアップ、身体の向き…そのあたり全部がいま課題です。そこを伸ばせばもっといいプレイヤーになれるので。細かいところをもっとしっかり取り組んでいきたいと思っています」と。

特長を活かしながらも課題に取り組み、成長を目指します。

「練習で意識してやることも大事ですけど、試合が一番成長できる場。試合でできなかったことを練習で取り組んで、また試合に出られるように頑張っていくという繰り返し。代表クラスやヨーロッパでやれる選手は、自分の特長プラスαの部分を持っている選手が多いと思うので、僕も身に着けていかなければと思っています」

本日19:00キックオフ。
5,000人収容制限の中、チケットは完売していますがDAZN、NHK BS1で生中継も。
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