馬入日記

【馬入日記:5月19日】GS突破を!本日ルヴァンカップ柏戦。池田昌生選手インタビュー

今日5月19日はルヴァンカップグループステージ最終節となる柏レイソル戦です!
現在Cグループは勝点7で横浜FCと湘南ベルマーレが1位。
上位2チームがプレーオフステージに進出できますが、3位浦和レッズが勝点6、4位柏レイソルが勝点5と4チームに突破のチャンスがある大混戦。今日の結果ですべてが決まります。

ここまでグループステージ5試合は1勝4分と負けなしできていますが、今日はしっかり勝利して突破を決めたいところです。
ここまでの5試合全てに出場している池田昌生選手に話を聞きました。

まずは先週末、3月17日以来の敗戦を喫したリーグ戦での横浜FC戦について。
池田選手は72分に交代出場し自身のシュートも含めチャンスを作りました。0-2で敗れた試合をどんな風に感じているのでしょうか。

「あの敗戦で学ぶことがチームとしてたくさんあったと思います。自分たちがやりたいサッカーを相手が体現していた。アグレッシブなところ、球際で戦うところ、ハードワークするところなどすべて横浜FCさんが上回っていたと思います。それはみんなが感じたことだし、湘南として一番大事にしているところだということをもう一度確認できたと思います。もう一度気が引き締まりましたし、全員でそういう気持ちでトレーニングができていると思います」

大切なきっかけにしなければならない試合。その試合を経て、今度は次のステージに進めるかどうかが決まるという重要な一戦を迎えます。
柏とはリーグ戦とルヴァンカップですでに今季二度対戦しています。どんな印象でしょうか。

「前回戦った時に、縦に速くて球際、気持ちの部分でアグレッシブに戦ってくる印象を持ちました。そこで負けたらゲームにも負けると思うので、絶対に球際とか気持ちで負けたくないです」

プレッシャーのある中での試合となりますが…

「そういうプレッシャーを楽しめないといけないと思いますし、出たらその状況を楽しみながら、相手より強く、相手より激しくというプレーを前面に出して戦いたい。見てる人がワクワクするようなプレーをしたい。すべての面で相手を上回って、突破を決めたいと思います」と。

池田選手は今季福島ユナイテッドFCから加入し、ここまでリーグ戦3試合、ルヴァンカップ5試合に出場。前々節の大分戦ではウェリントン選手の豪快なヘディングでのゴールをアシストしました。

「自分にとってあのアシストはめちゃくちゃ大きかったです。なかなかリーグ戦で試合に絡めていなくて、もどかしい気持ちもありました。J1デビューした鹿島戦の時に全く何もできなかくて、リーグ戦の借りはリーグ戦でしか返せないと思っていたので、そういう面でもよかったです」

常に果敢に挑んでいく姿が印象的ですが、J1でプレーして感じていることは。

「一番は、レベルの高いところでやれていることで非常に充実感がありますし楽しいです。自分自身でも、成長できていることを感じられています。特に、速いプレースピードの中でのプレーの質や守備ところでボールを奪いきるところ、きつい状況でも戻ったり前に出て行くところ、そういうところは成長できているなと感じます。最初はプレースピードや強度の部分での違いに少し戸惑いはありましたけど、そこから逃げずに練習からやってきたことが繋がっているのかなと思います」

また、試合によって様々なポジションで出場しているのも特徴です。

「今の湘南のシステムだと、左右のセンターバック、左右のウィングバック、サイドボランチなどをやっていますけど、自分のひとつの強みでもあると思っています。いろんなポジションをやらせてもらっていますけど、練習の中でもポジションが違うことは頻繁にありますし、ひとつひとつのポジションで成長できるように、ということは考えてやっています。でも、まだまだ物足りないところだらけなので、もっと成長しなければいけないと思っています」

先日の横浜FC戦でJリーグ通算100試合出場を達成しました。

「100試合ということよりも、もうプロ4年目なのかというほうが自分の中では大きいです。まだまだ全然、これからだと思っています。200試合とか300試合とか、出場している人を見れば本当にすごいなぁという気持ちです。これからも、1試合1試合、試合に出場するために練習から積み重ねていきたいです」

さぁそして、今日の一戦が本当に楽しみです。

「絶対に突破して、ファイナルまでいきたいという気持ちは僕自身も、みんなも思っていること。引き分けじゃなくて勝って突破を決めたいです」

ファイナルまでの道のりはまだ長いですが、目の前の試合に全力で向かいます。
ぜひ、スタジアムで共に戦ってください!