【馬入日記：2月7日】いよいよ「タイキャンプ」がスタート！

湘南ベルマーレのキャンプがいよいよスタートしました！
今年のキャンプ地はタイ・バンコクです。2月13日にバンコクで行われます「トヨタプレミアカップ」に招待され、タイのリーグカップ優勝チームであるタイポートFCと対戦しますが、その前の1週間をタイで過ごし、強化合宿を行うのです。

チームは6日の夜遅くに日本を発ち、朝早くにバンコクに到着。
朝早くてぼんやりしながら空港へ降り立ったところへ、現地のメディアがどっと押し寄せました。13日のトヨタプレミアカップの注目度の高さを感じる光景でした。

その後、バスはなんとポリスエスコート（白バイ先導）でホテルへ！
「高速で他の車を止めるなんて！」とみんなただただ、ビックリ。
ちなみに、毎日の練習（ホテル・グラウンド間）の時もポリスエスコート付きという待遇なのです。

到着後、ホテルで朝食をとり、昼食をとり、夕方からはトレーニング。
タイは「かなり蒸し暑い」と聞いていたのですが、そんなに言うほど暑くはなく、夕方には風も出て気持ちのよい気候。練習も快適に行える状態です。

今日は練習の前に「トヨタプレミアカップ」の記者会見が行われました。
ベルマーレからは、反町監督、そして選手を代表して巻選手と大井選手が出席しました。

 
対戦相手であるタイポートFCとの共同会見ということで、これまたたくさんのメディアの皆さんが来てくれ、ここでもまた現地での試合への期待感を感じることができました。

反町監督は「今回、多くの縁があり、この地でビッグマッチをできることを嬉しく思います。タイのサッカーは近年めざましい発展を遂げていると聞いています。高いレベルでのリーグが開催されているようですし、我々にとってもチームを強化していく上で非常に大きなステップになると思います」と挨拶。

13日の試合に向けて聞かれると「ナショナルスタジアムで試合ができるということや、たくさんの観衆の中で試合ができることが楽しみです。特に、多くの観衆の完全アウェイの状態だと思いますので、いい経験になると思います。まだ新チームを立ち上げて日数が経っていませんので、戦術的なことはまだ50％くらいですが、今回の試合を見に来たファンの皆さんの印象に残るような試合をしたいと思っています」と答えていました。

 
巻選手も「勝つ自信はありますか？」と聞かれ「自信はあります。チームはスタートしたばかりですが、しっかり意味のある試合にしたいと思っています」とコメントしていました。

ちなみに本番は、別のユニフォームを着用します。

 
会見が終わった後も、現地メディアの皆さんに囲まれる反町監督。

日本のサッカーにも詳しく、特に先日の日本代表のアジアカップ優勝については、「すごかった」と話すメディアの方がたくさんいました。

 
そして、夕方からのトレーニング。
時差がわずか2時間ということもあり、選手たちは移動の疲れもみせずに元気に動きました。

集中していなければ、ついていくことも難しいようなトレーニングの内容でしたが、選手たちは高い集中力を維持し、意欲的にトレーニングに臨んでいました。

練習を見に来てくれる現地の方も多く、サッカー人気の高さを感じます。

サポートしてくれる方々はとても親切で、チームは快適に過ごすことができています。
13日のタイポートFC戦に向け、まずはいいスタートを切りました。