馬入日記
【馬入日記】「気持ちが伝わる試合を」ウェリントン ジュニオール選手インタビュー
4月14日に日本に入国し、2週間の福島での待期期間(Jリーグバブル)を経て、4月29日にチームに合流したウェリントン ジュニオール選手。
移籍加入が決まってから、なかなか入国することが叶いませんでしたが、ついに合流しチームメイトと共に元気にトレーニングに励んでいます。
「コンディションはよくなってきていると思います。福島での隔離期間も限られたトレーニング時間の中でしたけど、上げることができましたし、いまチームメイトとやっていることによってよりよくなってきている感覚はあります」
先日のホームゲーム札幌戦では、ハーフタイムにサポータの皆さんに挨拶をすることもできました。
「スタジアムはすごくいい雰囲気でした。サポーターにたくさんの喜びを届けるためにやはり勝たなければいけないと改めて感じました。ブラジルにいる時からベルマーレの試合はずっと見ていましたが、チームは毎試合よくなってきていると思うし、これを勝点3に繋げたいですね」
ブラジルにいる時はフィジカルコーチを雇ってトレーニングをしていたということ。そしてベルマーレの試合を見たり、トレーニングの映像を見たり、監督やコーチからオンラインで説明を受けたりと日々繋がりを持っていました。
チームの印象を聞くと…
「コンパクトで攻守において切り替えの早いチーム。また常に最後まで諦めない姿勢を見せているチームだと思います。そういう中で、自分もできるだけ早く試合に出たいですね。試合感は試合をやることによってよくなっていくと思うし、周りの選手と同じコンディションに上げるためにも早く試合に出たいと強く思います」
昨年はポルトガルのポルティモネンセでプレーしていたウェリントン ジュニオール選手。日本人選手もプレーするチームでJリーグの話は聞いていたそうです。
「選手や日本人選手の通訳にいろいろなことを聞きました。日本に来てからも日本でプレーした経験のある選手に情報をもらいましたが、とにかく速くてダイナミックなサッカーをしているということはよく聞きました。決して簡単ではないということは聞いているので、それに慣れるように日頃の練習からやっていきたいと思っています」
キックの精度に定評のあるウェリントンジュニオール選手。
チームに合流した今、トレーニングの中で強烈なシュートも放っています。
「ゴールは常に目指しています。決められればどんな形でもいい。できるだけ多くのゴールを決めたいですね。チャンスがあれば遠くからでも蹴る意識はあります。打たなければ得点のチャンスにはならないので、とにかくその意識は強いです」
シーズンはもうすぐ1/3を終えるところ。
ウェリントン選手に、ウェリントンジュニオール選手と二人の強力な仲間が加わり、ますます楽しみになってきました。
「ブラジルにいた時からベルマーレの試合を観ていて感じたのは、誰か一人というよりも、チーム全体の勝ちたい気持ちというのが強いと感じていました。全体がしっかりと勝ちたい気持ちが伝わる試合をしていると思います。やはり全員の力が合わさってこそ強くなれると思っているので、全員の力が大切だと思っています」
ちなみに、なんと呼ばれているかと言うと…
「ジュニーニョ」や「ジュニ」です。サポーターの皆さんもぜひそう呼んでください!
さて、今日はルヴァンカップグループステージ第5節 アウェイで横浜FC戦。
今日勝てば、グループステージ突破が決まります。同じ勝点同士の対決、ぜひスタジアムで、スカパー!で、熱い応援をよろしくお願いします!