馬入日記
【馬入日記:4月24日】明日はアウェイで清水戦!町野修斗選手インタビュー
21日(水)にルヴァンカップの柏レイソル戦を戦い、中3日で明日はJ1リーグ第11節清水エスパルス戦。
連戦、アウェイゲームが続く中、まさしくチームの総力で戦っています。
柏戦では前半28分に先制を許しましたが、粘り強く戦い続け90分に古林選手のゴールで同点に。1-1のドロー決着となり、これで公式戦7戦負けなし。ルヴァンカップCグループの首位も維持しました。
その柏戦で60分に交代出場した町野修斗選手に話を聞きました。
残り30分というところで根本選手と共にピッチに入った町野選手、意識したことはどんなことだったのでしょうか。
「FWの二人の関係で、監督から一人が落ちたら一人が裏ということは言われていたのでそこは意識していましたけど、僕もネモ(根本選手)もゴールを取るということを一番意識していました。ナオさん(石原直樹選手)とウメさん(梅崎選手)が前半から頑張ってくれていたので、相手も疲労があったと思いますし、そこでフレッシュな全然タイプの違う二人が一緒にピッチに出たことによって、相手の脅威になれたところはあったと思います」
ゴールシーンは、毛利選手のパスを町野選手がワンタッチで繋ぎ、根本選手が粘ってシュートを打ち、こぼれたところを走りこんできた古林選手が決める、という見事なゴールでした。
「ネモとは公式戦で初めて一緒に組んだんですけど、でも普段から仲良く喋っているので、阿吽の呼吸みたいなところがありました。決まった瞬間は…“もう1点いかないと!”と思いました。まだ時間も5分以上あったので、いけるかなと。トラップミスでシュートを打ち逃したシーンとかもあったのでそういうところだなと思っています」
また、柏戦全体で感じたことは。
「大陽(平岡選手)とか駿也くん(毛利選手)とか普段リーグ戦では出場していない選手が、当たり前かもしれないですけど、でも本当に必死に戦っていて。やっていて、“ルヴァン優勝したいな”と思いました。チーム全体で戦ってる感じがすごくあって、そういうところがすごくよかったし、楽しかったです」と。
特にここ最近、守備の安定はもとより、攻撃でもチャンスを多く作っています。
「チャンスの数は増えてきましたし、試合を通してゲームの運びは安定している感覚はあるんですけど、一番大切な最後決め切るというところが課題なので、きっかけを掴みたいと思っています。FWとして取るべき点を取れていないので、早く決めたいという想いは最近特に強いです」
ゴールで勝利に導きたい、という責任感。FWの選手たちは皆、そう強く思っています。
「J3でもJ2でも、最初点が取れない時期があって、そういう壁を越えてから点を取り出した感じでした。だからいま頑張りどころかなと思っています。J3の時は試合に出ながらもなかなか得点が取れなかったんですけど、めちゃくちゃシュート練習しました。それでも入らないということが続いたんですけど、勢いを持って強引に仕掛けてシュートを打ったら入ってくれた。自分の日頃のトレーニングの中から得た自信がゴールに繋がったと思います。J2の時は、コロナで中断して再開後、5試合ほどメンバー外が続いてしまったんです。その時、北九州のコーチ陣に練習につきあってもらってターンからのシュートの練習をひたすらやりました。いざ使われた時にそのターンでゴールとアシストを決められて、まさに練習通りの形が出せた。やっぱり日頃の準備が全てなんだと感じました。練習で積み重ねたものが出る、これまでの経験もそうだったので、信じてやっていきたいと思います」
チームにはついにウェリントン選手も合流しました。
競争はさらに激化しています。
「危機感はあります。でも、頑張らないと試合に出られないという状況のほうが伸びると思うので、いい刺激になっています。自分のハードワークとか走るというところは特徴ですし、個人個人求められていることは違うと思うので、自分らしさを出して、チームの中で重要な存在になっていきたいと思っています」
さて、明日はリーグ戦に戻って清水戦がアウェイで行われます。
「やっぱりどれだけ守備で走って引き分けても喜びは大きくない。自分が決めて勝つのが一番嬉しいし、早くそうなりたい。清水はレレくん(ディサロ燦シルヴァーノ選手)がいるので、ピッチで会えたらと思っていますし、去年は自分の倍以上のゴールを決められてるので、明日は僕が決めて、勝ちたいと思っています」
渇望するゴールを。そして勝利を!
明日もぜひ、スタジアムで、DAZNで、共に戦ってください!14:00キックオフです。