【馬入日記：4月21日】今日はルヴァンカップ柏戦！古林将太選手インタビュー

今日21日（水）はルヴァンカップグループステージ第3節が行われます。
アウェイにて、柏レイソルとの対戦。キックオフ時刻は18:00です。（当初の19:00から変更となっています）

リーグ戦、ルヴァンカップを含め、現在公式戦6試合負けなしという状況。
チーム全体で粘り強く戦い、6試合で1失点と失点数が少なく安定しています。

今回は古林将太選手に話を聞きました。
ここまでの公式戦12試合の全てに出場している古林選手。リーグ戦では途中出場が多いものの、限られた時間の中でしっかり仕事をしています。

特に強く記憶に残っているのは横浜F・マリノス戦の山田選手のゴールのアシスト。
右サイドからこれ以上ないほどの素晴らしいクロスを上げて同点弾を演出しました。

「マリノス戦のクロスは、自分の歴代クロスの中でもすごくよかったと思います。自分とカズくん（大野選手）が交代で入って15秒くらいで失点してしまって、0-1の状態になってしまった。でも、いい流れで試合に入れていたしチャンスがきたらいいなと思ってやってました。広教（石原選手）が拓也（岡本選手）にロングボールを蹴って、通らないと思った瞬間にすぐに切り替えてこぼれ球を拾おうと思ったらいいところにきた。あとはもう感覚で。ニアに町野が入っていて、ファーに大橋がいて、その間にやーまん（山田選手）が見えたからいい感じで落とせば入るな、と。やーまんのヘディングもすごくよかった。あれは興奮しました」

絶品クロスで1-1に。引き分けにできたことはその後のチームの流れを作るうえでも大きなものでした。
トレーニング中も含め、得意のクロスが冴えている古林選手。

「去年の最初は、一昨年の終わりからのケガもあってキャンプから入っていけず、長くプレーできていなかったからコンディションも含め難しかった。でも今年はみんなと一緒にキャンプからできて、コンディションもいい状態が続いています。それに、途中出場でもチームにしっかり貢献したいという強い気持ちを持ってやれていることが大きいと思います。去年は自分の中で少し悔いが残る途中出場が多かったんですけど、意識を切り替えてしっかり気持ちを持ってやっています。途中出場でも結果を残せればチームのためになると思うので」

さらに、今シーズンはサイドだけでなく、ボランチやFWといった複数ポジションで出場しています。

「いろんなポジションができると出場機会を得られることが多くなるし、そこは自分の中でもプラスに捉えています。FWならFWとしてしっかり裏を取ること、ボランチはこれまでなかなかやることはなかったですけど、守備をしっかりやって裏に飛び出す時は飛び出すとか、ひとつひとつのポジションで自分のいいところを出そうと思ってやっています。“THE・サイド”みたいな選手だった自分が30歳にしていろんなポジションができるようになるというのは本当に稀なことだと思うし、そういう機会与えてくれた敏さん（浮嶋監督）に感謝しています」

チームにとっても、サイドはもちろんのこと、様々なポジションができる選手がいるということは大きな強みになっています。
そして、個人の成長と共に、いまのチームの成長も感じています。

「たとえ攻められていても安心感がありますね。前半しっかりゼロで抑えて、後半自分たちの攻撃を仕掛けていくことができている。前半も耐えるだけじゃなくてもっと攻撃に出られる場面はあると思うのでそこはもっとよくなると思いますが、去年と違って簡単にやられない部分などはチームとして逞しくなっているし、変わってきているのかなと思います」

去年は連続失点なども多くありましたが、そういうことも全くなくなっています。

「去年は入れられたらそのままずるずるいってしまったことも多かった。ただ、去年の最後のほうからしっかり守れるようになってきて、継続してできているなと感じます。一人ひとりが粘り強くできているのは、練習から1対1もやっていますし、本当に日々の積み重ねだと思う。いきなり良くなるものでもないと思うので、みんなが努力して少しずつ変わってきたと思います。攻撃はチャンスがある中で決め切れない状況ですけど、もちろんいろいろな要素がありますが、より多くの決定機を作っていくこと、そして焦らずにやっていきたいと思います」

さて、今日はルヴァンカップです。
ここまで3月に行われた浦和戦で0-0、横浜FC戦で1-0とCグループ1勝1分で1位。グループステージは今日を含めあと4試合となりますが、今日の一戦はグループステージ突破に向けて重要な試合となります。

「ルヴァンもいい状態できていますし、誰が出ても同じサッカーができると思うので、しっかり戦い抜きたいと思います」

4・5月はルヴァンも含め連戦となりますが、総力で戦い抜きます。
本日の一戦も、ぜひ熱い応援をよろしくお願いします！