馬入日記

【馬入日記:3月2日】いよいよリーグ開幕&ルヴァンも開幕!柴田壮介選手インタビュー

2月27日にJリーグが開幕しました。名称が新しくなった「レモンガススタジアム平塚」にサガン鳥栖を迎えて行われた2021シーズンの開幕戦は残念ながら0-1で敗戦を喫しました。
立ち上がりからチャンスを多く作るも得点を奪えず、80分にVARによってPKが鳥栖に与えられ0-1に。そのまま終了のホイッスルとなりました。

この試合、スタメン出場し90分の交代までプレーした柴田壮介選手に話を聞きました。

まずは開幕スタメンを勝ち取ったことについては…
「開幕スタメンだからめちゃくちゃ嬉しいということは、そんなになかったんです。公式戦に最初から出られるという喜びは感じていましたが、キャンプの時から出られても出られなくても、平常心でいようと思っていましたし、去年やってきたことを継続するというイメージで臨んでいました。ガチガチに緊張することなく、いい感じの緊張感で試合に入れました」と。

昨年から中盤のメンバーは大きく変わりましたが、その中でのポジション争いは激しいものがあります。

「自信を持ってやっていますけど、出ていない選手よりまだまだ足りていないところもあると思っています。そういう気持ちと、でも負けないという気持ちを持ちながらやっていますが、メンバーに関しては一喜一憂しないでやることが大切かなと思っています」

鳥栖戦で意識して入ったことはどんなことだったのでしょうか。

「いつもよりうまくやってやろうと思うと僕はプレーがよくなくなるので、練習どおりやることを意識しました。それが一番きちんと試合に入れるので。去年の最後のほうで試合に出してもらうようになった時から、あまりプレーの波がなくできていると思います。自分のポジション的にもプレースタイル的にも波があるということはよくないので、毎回波なくちゃんとやることが自分の中の目標でもあります」

鳥栖戦で柴田選手はサイドボランチでの出場でしたが、昨年はアンカーを務めることも。3ボランチについては…

「みんなでよく話していますし、駿くん(中村選手)は新加入ですけどサッカーIQが高いというか、声もかけてくれるしすごくやりやすいですね。自分はアンカーが一番やりやすいかなと思っていましたけど、サイドボランチのポジションも違和感なくやれていると思います。ただ、役割は全然違っていて、アンカーは声を出して周りを動かさないといけないし、攻撃している時のリスク対応や蹴られた時のセカンドボールもケアしなければいけないので仕事が多いですね。サイドボランチはアンカーよりもゴールに近くなるのでゴールを意識したプレーをしなければいけないと思いました。鳥栖戦では、あまりそういうプレーが出せなかったので、もっと思い切りのいいプレーをしなければいけないと感じています」と。

90分を振り返ると。

「チームとしては入りもよかったですし全体的に悪くはなかったと思いますが、前半からチャンスがあったけど決められないとああやってアクシデントでしわ寄せがきてしまう。ああいう展開の時はそうなりがちだなと思います。最低でも同点にしなければいけない試合だったし、内容的には勝たなければいけなかったと思います。個人としては終わって映像を見るともっとこうできたなというところもあります。チーム全体的にも自分としてもバランスはよかったと思いますが、もう少し怖いプレーを増やせればと思っています」

得点を決めるということは、前の選手だけでなくチーム全体で取り組むべき課題です。

「去年一年やってきたことが今年は最初からチームの中の共通理解としてできていると思うので、あとは得点を取るところ。且つ我慢するところをしっかりと。言うのは簡単ですけど、そこが一番重要だし課題だと思うので。チャンスはたくさんあると思うので、そこを取りきる、きれいじゃなくてもどんな形でも取りきることだと思います。僕のポジションであれば、もっと無理やりにでもシュートを打つとかターンするとかゴール方向へのプレーを増やしていかなければいけないと思っています。もっとリスクを冒して怖いプレーを出していきたいと思います」

今日はルヴァンカップ初戦、そしてリーグ戦も含め3月は連戦が続きます。

「誰が出ても、またどのポジションで出てもパフォーマンスを下げないこと。できることを増やしていくことが大事かなと思います」

ルヴァンカップ初戦はレモンガススタジアムで18:00キックオフ。連戦ですが、総力で戦います。
平日の開催ですが、ぜひ熱い応援をよろしくお願いします!