22 DF OIWA KAZUKI
MY STORY
-J1への想い
中学2年、3年くらいから徐々に実力がついてきて、中京大中京高では1年から試合に出て全国大会に出場することもできました。高卒でプロ入りはできませんでしたが、中央大学に進み、4年の時にユニバーシアードやU-22日本代表に選んでもらいプロへの道が開けたと思います。
ジェフ千葉での3年間は、先輩から厳しく指導してもらいました。今年からコーチとして湘南に来られた智さん(山口コーチ)は千葉時代に一緒にプレーさせてもらいましたが、本当にいろいろなことを教えてもらい、大きな刺激を受けた選手でした。
智さんや兵働(昭弘)さんなどJ1でプレーしていた経験のある選手の話を聞くにつれ、年々「J1でやりたい、やらなければいけない」という想いが募っていきました。J1でプレーするんだという想いが強くなって、J2でプレーしている状況は、自分の中ではプロサッカー選手だと言えない、というくらいの感覚になっていました。
3年間、千葉で先輩に鍛えてもらって、J1の仙台へ移籍することになりました。
仙台に移籍して最初の試合、開幕戦でスタメン出場することができましたが、その試合はすごく緊張したのを覚えています。でもずっと追い求めていたJ1の舞台での試合は、純粋に楽しさを感じていました。
次の年以降も試合出場を重ねることができ、キャプテンも務めました。最後の年は少しケガもあって苦しみましたけど、J1での経験が0試合だったところから4年間で110試合以上に出場し、キャプテンもやらせてもらったという部分で、少しは成長できたかなと思います。
MY ASPIRATION 2021
-成長を
湘南への移籍を決断したのは、もう一度ギラギラした中でやりたいと思ったことが一番の理由です。
練習から厳しく、エネルギッシュな中でプレーしたいという気持ちが強くて、湘南にはそういうイメージがありました。
年齢を重ねていく中で、自分のプレーに若々しさがなくなってきたように感じて、それでは成長が止まってしまうという危機感もありました。
もちろん自分の年齢的にも、経験を伝えていくといったことも大切だと思いますが、それよりも、自分自身がもっと成長する、そのことでチームに貢献したいという想いのほうが圧倒的に強い。立ち止まらずに、まだまだ成長していきたいと思っています。
チームに貢献するためには、毎日やるべきことをしっかりとやる、その1点に尽きると思っています。
そして、ケガをせずに常に練習すること。毎日練習をするというずっと当たり前にできていたことがここ2年はケガで離脱する時期もあったので、チームから離れることなく、毎日しっかりトレーニングすること。
最後までやり抜く一年にしたいと思っています。