【馬入日記：2月22日】開幕まであと5日！山田直輝選手インタビュー

いよいよ今週末、2月27日（土）に2021シーズンの開幕戦を迎えます。
新チームが始動して1ヵ月と少し。日々を大切に積み重ねてきました。
開幕まであと5日、今日は山田直輝選手に話を聞きました。

「チームが始動して、ここまでキャンプを含めて過ごしてきて、僕の感覚ではそう簡単にやられないチームになっているなと感じています。去年の最後のほう、守備のやり方がみんなで統一できて、それを今年もしっかり確認できているので簡単に失点しないチームになっていると思います。プラス、去年は1点差のゲームが多く、1点取れていればという試合も後半は多かった中、得点をどう取るかということにも取り組めていると思います。しっかりとそれをピッチで体現できればすごくいいチームになると思っていますし、僕自身、開幕をすごく楽しみにしています」

昨年からの継続、上積みといったことを感じることの多い今年のプレシーズン。
多くの選手が入れ替わりましたが、また一からのスタートという感じではなく、しっかりと積み重ねている実感が選手たちもあるようです。

攻撃に関しては…
「以前の湘南はショートカウンターが多かったですが、去年の得点の傾向を見ると遅攻とセットプレーが多くてショートカウンターが少なかった。でも、一番簡単に得点が取れるのはショートカウンターだという共通認識はみんな持っていて、そこの質だったりいい位置でボールを奪うということをトレーニングでも力を入れてやってきています。今までの湘南が得意としていたところなので、そういう得点も増やしたい。その中で自分は守備のスイッチも攻撃のスイッチも入れなければいけないと思うので、そこの役割をしっかり果たしたいと思っています」と。

今シーズン、山田選手は三幸選手と共に中盤のポジションリーダーとなっています。

「湘南のプレースタイルを体現していた中盤の選手が抜けてしまったということはありますが、入ってきた選手もすごく特徴のある選手たちで、いまトレーニングの中でもしっかり特徴を出してくれています。みんなすごく早くチームに馴染んだなと思いますし、いい選手ばかりなので、僕自身も自分がポジションを掴むために精いっぱいではありますが、そうは言ってもやっぱりチームなので、チームが勝つために自分が伝えられることは伝えるようにしています。本当に全員でいいチームになってきているなと感じます」

山田選手は湘南6年目！チームの中でもいつしか在籍年数の長い選手となりました。
昨年はケガもあり、満足のいく試合出場数ではありませんでした。その悔しさも含め、今シーズンに期する想いは強いものがあります。

「僕の今年の目標はチームに一年を通して貢献するということなので、そのためにはまずケガをしないこと。本当にそこは細心の注意を払いながらやっています。開幕に向けての準備は、自分の中ではしっかりできています」

見ている人がワクワクするようなプレー、ここぞで決める力、そして魂のこもった姿勢。山田選手がピッチで躍動する時、チームをぐっと上に引き上げるような力があります。

「他の選手たちより長けていると思えることは自分の中であるので、そこを一年間通してチームに還元できれば試合に出続けられると思っています。それは違いを出せるプレーかなと思うので、そういうプレーを楽しみにしてもらいたいなと思っています。自分のプレーを出すことがチームのためになると信じて、あまり深く考えすぎず活き活きとプレーしたいと思っています」

いよいよ迎える開幕。選手たちからは前向きなエネルギーを感じます。

「みんな、開幕するのが楽しみにしているし、自分たちがどれくらいできるんだろうという気持ちが強いと思うので、ワクワクしていると思います。いまは開幕戦に集中していますが、本当に1試合1試合を大切に積み重ねて、積み重ねた先にひとつでも上の順位にいけたらと思っています」

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