19 DF MOURI SHUNYA
MY STORY
-気持ち切らさずに
プロを強く意識したのは、順天堂大学に入ってからです。大学3年の時に総理大臣杯で良い成績を残すことができて、リーグ戦でもずっと試合に出ていたので、スカウトの方に見てもらえる機会が増えました。4年に入ってすぐに金沢からオファーをもらいました。
実は湘南にも4月の頭くらいに練習参加していたんですけど、オファーをもらうまでには至りませんでした。でもその時から見てもらえていたことは大きかったと思います。
金沢でプロになれると決まった時は嬉しいという気持ち以上に、まだサッカーができる、と思ってホッとしたのを覚えています。
金沢では1年目から使ってもらえて、2年目の夏のタイミングで湘南から声を掛けてもらいました。その時、金沢は調子が良くて一桁順位を狙おうというチームの目標もありましたし、自分も中心でやっていたのであと半年やるべきではないかと考えました。
でも、先輩や周りのスタッフの方に相談したら「行くべき」と後押しされて、僕もチャンスがあれば絶対上に行きたいという気持ちがあったので、移籍を決断しました。
湘南に来てからはケガを繰り返してしまい苦しい時期が続きました。
自分の中では、それも勉強だと思ってリハビリに取り組んだり試合を観ていましたが、加入してすぐにケガをしてしまったので、このクラブに対して何もできていないという想いから、クラブの一員だと自信を持って思うことがなかなかできなかった。
そんなことはない、と周りからは言われると思うんですけど、練習もできていなかったし、特に最初の半年は本当にこのクラブの一員と言えるのかなという気持ちでいました。
去年も含め、ピッチに立てないことはもちろん苦しかったですけど、でもそんなのは僕だけではないし、恒くん(澤田選手)や大橋も大きなケガをしてずっと一緒にリハビリしていたので、励まし合いながら気持ちを切らさずに乗り越えられたと思います。
今は練習ができるだけでも本当に嬉しいです。まずはサッカー感をしっかりと取り戻すことだと思っています。焦らずにやっていきたいと思っています。
MY ASPIRATION 2021
-今年こそ
今年は試合数が増えて4チームの降格というレギュレーションとなり、厳しい戦いになると思います。
絶対に力になりたいし、いつチャンスが来てもいいようにしっかり準備して、求められることを出したいと思っています。
個人的には攻撃的なプレーを見せたい。去年は得点が多くなかったので、得点に関わるプレーを出したい。もちろんチームとして守備の面で求められることもあるので、そこの強度もしっかり出していきたいと思います。
なんとかしてポジションを掴み取って試合に出たい。自分でしっかり掴み取ってピッチに立ちたいです。
金沢のサポーターの方も含め気にかけてくれている方たちは、僕の名前がメンバー表に出るだけでも嬉しく思ってもらえると思うので、まずはそこを目指して、日々積み重ねていくのみだと思っています。
何もできなかったこの1年半の分も含め、今年こそ、チームが勝点を積み上げていくために貢献したい。そう強く思っています。