5 MF KOBAYASHI SHOTA
MY STORY
-たくさんの経験を
ベルマーレとの出会いは小学3年生の時でした。
自分の親戚がベルマーレのジュニア(小学生の選抜チーム)に入っていたことをきっかけに、最初はスクールに入りました。
何度かスクールに行ったら、帰りに渡されるお便りに「将太は来週からジュニアに行ってください」と書いてあってジュニアの練習に参加することになったんです。
少年団とクラブチームでは違いも多かったし、上手い選手も多かったので戸惑いもありましたけど、小学4年生の最初にはジュニアでプレーすることになりました。
アカデミー時代から、たくさんの指導者の方にお世話になりました。有コーチ(中村有)、伸コーチ(増本伸弘)、平井さんや井原さん、曺さん…本当にたくさんの指導者の方に恵まれて、どの時代もたくさんの刺激をもらいながらここまできたと思います。
高校の時にトップの練習に参加させてもらいました。正直トップに上がれるという自信もありましたが、実際に上がってみると壁にぶち当たり、1年目はJ1で何もできずに終わってしまいました。
このままではダメだと思って、試合に出たいし経験を積まなければ自分は終わってしまうという気持ちもあって、2年目に移籍させてほしいと言って草津(現・群馬)に行きました。
何もできなかった1年目の1年間も大きかったですけど、2年目の草津で自分を必要としてくれる中で試合に出て様々な経験ができたことは、本当に大きかったと思います。
1年目の苦しみも、草津で試合に出られた喜びも、帰ってきて昇格した時も、大きなケガをしたことも、移籍したことも、そしてまた戻ってきたことも、全部強く印象に残っています。この10年間、喜びも悲しみも、自分の中でいろいろなドラマがあってどれが一番とは言えないくらいのたくさんのことがありました。
MY ASPIRATION 2021
-一生懸命
ベルマーレは小さい時からずっとお世話になっているクラブですし、そのクラブをもっと上に引き上げたいという気持ちがあります。
自分自身のことも精一杯やりながら、周りも引っ張っていって結果を出せるようになりたいですし、そうならなきゃいけないと思っています。
今年はどのチームにとっても厳しいシーズンになるとは思いますが、去年の反省もふまえて、まず大前提として絶対にJ1に残留しなければいけないと思っています。もちろん、できる限り上を狙いながらではありますが、ずっとJ1で戦い続けることは本当に大切なことだと思っています。
うるさく言うタイプではないですけど、自分がチームを引っ張っていくには、ピッチの上で一生懸命やる姿を見せることだと思っています。
プレーや姿勢でベルマーレらしさを体現して、引っ張っていきたいと思っています。