31 GK TACHIKAWA KOTARO
MY STORY
-チャンスを掴んで
ターニングポイントと言えば、中学3年生の時に和歌山県の国体にたまたま呼ばれたことです。
小学校も強いチームではなかったですし、中学校も普通の中体連のサッカー部で毎日1時間しか練習できない部活だったので、全然知られた選手ではなかったんです。
でも、その国体で高校の監督やいろいろな方に見てもらえて、初芝橋本高校の推薦をもらうことができました。
高校が決まってからは大阪体育大まで順調に進むことができました。ただ、もともとしっかりとした基礎があったわけではなかったので、なぜできないんだ、といった指摘を受けることもあって、悔しい思いはしてきました。
長野(パルセイロ)には本当にギリギリで決まりました。
夏くらいに練習参加には行っていましたけどそこで声はかかりませんでした。ただずっと見てもらっていたみたいで、インカレの最後の試合を見てもらって決まったという感じでした。同期が続々とプロ入りを決めていた中、自分の進路は決まらず焦っていたので、本当にホッとました。
MY ASPIRATION 2021
-コツコツと
去年までJ3で2年間やらせてもらって、J1というのはずっと目指していた舞台でした。
今シーズン、その舞台でプレーできるチャンスをいただいたので、もうとにかく、吸収できることは全部吸収して、一日一日を大切にしていきたいと思っています。
ひとつしかないポジションで、試合に絡むということは、厳しい世界なのですぐに手にすることは難しいと思いますが、コツコツ、ひとつひとつしっかりと積み重ねていきたいと思っています。
どんな状況であっても、コツコツやることが次に繋がるし、充実した一年になっていくと思います。
キーパーの魅力って、プレー面でも色々あるとは思うんですけど、僕が一番嬉しいのは、試合が終わった時にフィールドの選手が寄ってきてくれて声をかけてくれる時ですね。自分はあの瞬間が一番嬉しいです。